七五三の時期はいつin2015! 男女の対象年齢は?
こんにちは、ゴシップボーイです。さて11月になると、町のあちこちで晴れ着を着た小さな子供たちに出会う機会が増えますよね。
自分を思い出してみても、いつもと違ってオシャレをして、尚且つかしこまりながらも少々誇らしく感じた思い出がよみがえります。
今回はそんな七五三について、“七五三の時期はいつか？”を始めとして、その他、男女の対象年齢などの基本事項を書いてみますね。
具体的には、”七五三は満年齢と数え年のどちらで祝うのか？”といったことを始めとして、その他、”早生まれの子供はいつ祝うか？”といったことについて、詳しく書いて行きたいと思います。
このページの目次
七五三とは？ 年齢別に意味がある?
さて、そもそも七五三とはなんでしょうか？ 雰囲気的には分かっていても、その意味を聞かれると、中々すぐには答えられませんよね。
という訳で、まず意味をお伝えしたいと思いますが、七五三とは、男の子が3歳と5歳に、女の子が3歳と7歳に行う、日本の伝統行事の事を指します。（男の子が5歳だけという説については後ほど書きます。）
この七五三は、子供の成長を祝うという意味合いも含まれていますが、一体なぜ3歳と5歳と7歳に行うのでしょうか？ その答えですが、詳しく調べてみたところ、どうやら以下のような意味合いが含まれているとのことです。
『3歳』＝『髪置きの儀』
昔は無事出産を終えても、病気などで亡くなってしまうことも多く、3歳まで無事に成長できることが、ひとつの節目として考えられていました。
また、数え年の三歳までは、『神様からの預かり物』と考えられていることもあって、この年令に達するまでは、髪の毛を剃る習慣がありました。※ちなみに、”数え年”というのは、生まれた年を「1歳」とし、お正月が来るたびに、年齢を1つづつ加えていく事を指します。
そして、自分の子供となった3歳から、晴れて髪の毛を伸ばし始めるという習慣だったようです。この『髪置の儀』が転じて、三歳のお祝いになったようです。
それと、”七五三の3歳は女の子だけのお祝い”、”最近は男の子も一緒に祝っても良いようになって来た”と誤解されている所もあるようですが、実はそうではないようです。
古からの行事である『髪置きの儀』は、昔は男女ともに行われていた儀式なので、最近になって簡略的に女子のみに行う風潮が出てきた、というのが正解のようです。
『5歳』＝『袴着(はかまぎ)』
また、男の子は満五歳で子供用の着物を着るのをやめて、大人と同じ着物である袴(はかま)を履くようになりました。これは何故かと言いますと、満五歳は男の子が一人前の男として扱われるようになる、初めの一歩であるからです。
そんな事もあり、この『袴着』の儀式が、現在で言う5歳の男の子のお祝いの元になっているようです。
『7歳』＝『帯解(おびとき)』
それと女の子は、満7歳で子供用の『着物紐』から幅の広い帯に変えて、着物を着るようになりました。この満7歳ですが、昔は女の子が大人の女性として扱われるようになっていた年だそうです。
う～ん、結構早いですね^^; (ちなみにこの習慣が、現在の七五三の、7歳のお祝いの元になっているそうです。)
七五三は数え年と満年齢のどちらで祝う?
さて、先ほど書きました通り、昔は数え年で年齢を数えていましたが、最近では”満年齢”でお祝いをする方が一般的なようです。※“満年齢”というのは、生まれた年を「0歳」として、生まれた日が来る度に、年齢を1つづつ加えていくという現在の計算方法です。
ちなみに、同じ学年でも満年齢で計算した場合は、11月15日以降に誕生日を迎える子供などは、幼稚園や学校で、他の友達と年がずれてしまうことになります。
ですが、元々「数え年」と「満年齢」のどちらにするのかは、それぞれの判断に任せている所もありますから、その辺は臨機応変に変更しても問題はありません。
という訳で、気になる2015年の七五三ですが、以下の通りとなります。
- 「数え年」で行った場合
3歳のお祝い＝2013年生まれの男女、5歳のお祝い＝2011年生まれ男の子、7歳のお祝い＝2009年生まれの女の子。
- 「満年齢」で行った場合
3歳のお祝い＝2012年生まれの男女、5歳のお祝い＝2010年生まれ男の子、7歳のお祝い＝2008年生まれの女の子。（こちらは、11月15日以前に誕生したお子さんの場合です。）
3歳のお祝い＝2013年生まれの男女、5歳のお祝い＝2011年生まれ男の子、7歳のお祝い＝2009年生まれの女の子。（こちらは、11月16日以降に誕生したお子さんの場合です。）
ちなみに、どのパターンで行っても、七五三の行事としては問題はありません。むしろ、子供の成長を皆でお祝いする事の方が重要ですよね。
2015年の七五三のお参りの時期(日付)はいつ?
さて、七五三は毎年”11月15日”と決まってはいますが、最近では、その近辺の週末などにお祝いする事の方が多いようです。
ですので、親御さんのお仕事の都合や写真館の予約状況などを見て、日付をズラすという事は全く問題ありませんのでご安心下さい。
ちなみに、2015年は偶然にも11月15日が日曜日です。まぁかなり混雑すると思いますので、当日に行うかズラすかは、早めに決めておくと良いでしょう。
それと、七五三の際に”仏滅は避けたほうが良いのでは？”と心配する方もいますが、基本的には、七五三と六曜(仏滅や大安)などの6つ日は、あまり関係ありません。
やはり先程も申し上げた通り、家族皆で揃ってお祝い出来る日を選ぶことの方が、お子さんにとっても良い七五三になるといえるのではないでしょうか？
七五三の記事の終わりに
さて、これまで七五三の時期や、年齢などの基本事項をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか？
お子さんの成長を祝い、これからの健康を願った気持ちが伝われば、それだけで子供のお父さんお母さんは嬉しいものです。
という訳で、本日はこれで以上となります。心に残るよい七五三のお祝いが出来ると良いですね。
PS：七五三のヘアカタログや髪型のアレンジなどを見たい方は、こちらのリンクからページを開いて下さい。(youtubeの公開再生リストです。)
