「世田谷ナンバー」導入で区民が猛反対!?差し止めの為に提訴を起こす
車のナンバープレートの地名を、
その地域限定のものに改めるという、
いわゆる「ご当地ナンバー」。
出展 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/09/090301_2_.html
2007年に導入され、
「富士山ナンバー」が
話題にも人気にもなりました。
後は東北の方だと、
「仙台ナンバー」
なんかも話題になったね。
そして現在は、
「世田谷ナンバー」を巡って
ちょっとした騒動が起こっています。
国土交通省は、この
「ご当地ナンバー第2弾」を募集中。
盛岡、飛鳥、奄美などが
立候補していますが、
その中の「世田谷ナンバー」導入に、
一部の区民が猛反対。
【ソース】「世田谷」に反対と初提訴、「品川ナンバー」がいい |
「区の申請を認めないよう国に求める」
という訴えを、東京地裁に起こしたのです。
「世田谷ナンバー」を申請したのは、
世田谷区の商工会議所など3団体だそうですが、
申請者が新ナンバー導入の理由として
あげているメリットを読んで、
僕は正直首をかしげてしまいました。
そのメリットとは、
「世田谷の知名度アップ」
「地域振興」
「区民の愛着心、区民としての誇りを高める」。
それを聞いた僕の正直な感想は、
「何かピンボケしているな~」と言う感じ。
世田谷は、確かに全国的に
それほど知名度が高いとは思えません。
けれど、少しでも
東京を知っている人なら、
世田谷区に対してかなり良い
イメージを持つのではないでしょうか?
「世田谷区に住みたい」と
考える人も少なくないでしょう。
成城や駒沢、等々力などの
高級住宅地もありますし、
三軒茶屋や三宿界隈は、
芸能人の多いエリアでもあります。
23区最大の人口を有し、
高額納税者もかなり多いはずで、
今さら「地域振興」や「知名度アップ」を、
ご当地ナンバー導入で図る必要があるのだろうか?
まして
「区民の愛着心、誇りを高める」
というメリットに至っては、
「寝言」のようにすら聞こえます。
現行の「品川ナンバー」に
愛着をもっている人も多いでしょうし、
「世田谷ナンバー」にするメリットが、
僕にはどうしても思いつかないのです。
まぁこんな事を僕が言っても仕方ないけどww
というわけで、今後も
この話題を追って行きたいと思います。