パーソナル無線の使用期限が2015年に切れる!? どうしたらいい?
こんにちはgossip-boyです。さて今回は、2015年に使用期限が切れるパーソナル無線について書いて行きたいと思います。※気になるランキングは?
このページの目次
パーソナル無線とは?
「2015年にパーソナル無線の使用期限が切れる」と言われても。恐らくピンとくる人は少ないと思います。
というのも、パーソナル無線を使う機会というのは、一般的にあまり無いからです。そもそもパーソナル無線とは、どのようなものなのでしょうか?
総務省令電波法施行規則第9条の3第1号によれば、
「900MHz帯の周波数の電波を使用し、かつ、法第4条第2号の適合表示無線設備のみを使用する簡易無線局」
と規定されているものです。
端的に言えば、自由に使われている、音声チャットのようなものと思って頂いて構いません。機械的な制限はあれど、使い方に制限はありませんから、室内でも車内でも利用することが出来ます。
それか、離れた相手と連絡を取るのに使うようなイメージでも構いません。移動中のトラック、バス、車など、車両を問わず、数台で同時に喋ることも出来ます。
パーソナル無線の使用期限日は?
画像を見て頂いても分かる通り、パーソナル無線機は、本体とマイクがセットになっています。※気になる実物のパーソナル無線の画像はこちら→画像 ranking 画像
それと、ボリュームの外側には、受信感度を調節する”スケルチ”と呼ばれるつまみがあります。厳密に言えば、無線にも様々な種類がありますが、このパーソナル無線は最も扱いやすいです。
とはいえ、このパーソナル無線を扱うには、操作する為の資格はいりませんが、総合通信局から無線免許を発行して貰わなくてはなりません。
さらに、情報通信振興会というところにROMを提出して、操作に必要な情報を、有償で書き込んでもらわなくてはなりません。
このことから、アマチュア無線よりも比較的始めやすいとはいえ、あまり一般的で無いことも確かです。
今回、2015年の11月30日に、このパーソナル無線の使用許可が有効ではなくなります。法律によって、2015年以降の有効期限があっても、2015年で切れてしまう事になりました。
”なら勝手に使ってしまえばいいじゃないか“と思う人もいると思いますが、それはいけません。
実は電波法というものがあり、公共の電波を勝手に犯してはいけないのです。場合によっては、刑罰を受ける可能性もありますので注意してください。
2015年に使用期限が切れたら? 音声通信用簡易無線局?
興味の無い方とって、今回の使用期限問題はどうでもよいと思われるかもしれませんが、パーソナル無線愛好家たちにとっては一大事です。
このパーソナル無線は、アマチュア無線と人気を二分するほどのものですし、自由に扱える無線の中では、ダントツに使いやすいと言われています。
それに、アマチュア無線は無線従事者としての資格が必要になるのに対して、パーソナル無線は資格はいりません。(免許は必要です。)この辺が、愛好家達から親しまれている理由ではないでしょうか?
このパーソナル無線が使えなくなると言う事は、他の無線を利用するか、アマチュア無線の資格を取らざるおえなくなりますから、結構一大事ですよね。
ちなみに、有効期間が5年以内であれば、音声通信用簡易無線局にすることも出来るようなので、該当する人は考えてみてはいかがでしょうか?※法人や個人事業主だけのようです。
それと、特定周波数終了対策機関(協和エクシオ)と呼ばれているところが、どうやら2012年から給付金を出しているようですね。これは、有効期限が平成27年12月1日以降の免許保有者が対象となっております。
そもそもどうしてこうなる事態になったのかというと、パーソナル無線で使う電波帯を、携帯の電波帯に切り替えることになったからのようです。混信を防ぐためにも、今回のような措置が必要になったのでしょう。
【オススメの記事】
●2015年に30周年を迎えるMicrosoft Windowsに迫る! 新製品は?
●2015年に完成予定のドバイランドとは? ジュラシックパーク?