味覚障害の原因は風邪や加齢? 脳との関係は?

 

 こんにちはGOSSIP_BOYです。さて突然ですが、体調が悪い時に、料理の味がいつもと違って感じたりすることはありませんか? それはもしかしたら、風邪による味覚障害かもしれません。

 

 ちなみにこの味覚障害ですが、亜鉛不足が主な原因と言われておりますが、単に亜鉛の多く含まれた食品が十分取れていないだけでなく、今お伝えしたような風邪や、そのほか加齢などが原因で発症することもあるのです

 

 という訳で今回は、この味覚障害の原因について詳しく調べてみたので、その結果を今から書いて行きたいと思います。

 

このページの目次

味覚障害の主な症状と原因とは?

 

 味覚障害の症状としては、以下のように大きく分けて5つ程あります。

 

  1. 料理の味を感じない。
  2. 普段と違う味がする。(今まで美味しかったものが不味く感じる。)
  3. 何も食べていないのに味がする。
  4. 食事全体ではなく、ある特定の味だけが判らない。
  5. その食べ物の本来の味と違った味がする。
 

 

 また、味覚異常の原因としては、以下のとおり大きく分けて6つ程あります。

 

  1. 抗がん剤や抗生物質の常備薬の副作用で亜鉛の吸収が抑制され、亜鉛の欠乏によるもの。(薬剤性味覚障害)
  2. 食生活の偏りで、血液内の亜鉛値の低下によるもの。(亜鉛欠乏性味覚障害)
  3. うつ病やストレスなどのような心因性のもの。(心因性味覚障害)
  4. 嗅覚の異常により匂いがわからず味が分からなくなるもの。鼻かぜやアレルギー性鼻炎などでも症状は発生する場合がある。(風味障害)
  5. 糖尿病などの病気の影響によるもの。(全身疾患性)
  6. 検査をしても原因が特定出来ないものもある。(特発性味覚障害)
 

 

風邪など嗅覚に問題がある場合の味覚障害

 

 さて今から、風邪やインフルエンザが味覚障害にどのように影響するのかを解説して行きたいと思います。

 

 この原因は、前項で挙げた原因の4番のように、味覚自体が低下する以外の、嗅覚の低下が加わることが原因です。

 

 これはどういう事かと申しますと、鼻粘膜が腫脹して鼻づまりが起こったり、匂いを感じる嗅上皮粘膜が炎症するため、嗅覚が低下し味が分からなくなるのです。

 

 ちなみに、この原因の場合ですが、ほとんどの人は風邪が治ると味覚も戻ります。しかし、中には風邪が治った後にも味覚障害が続く事があります。

 

 これは何故かと言いますと、風邪自体の症状が治まっても、鼻粘膜が炎症していて嗅覚に異常をきたしている、または、インフルエンザなどのウイルスが匂いを感じる神経(嗅神経)を傷つけた、などが考えられるからです。

 

 このような場合は、時間が経てば経つほど嗅覚異常は治りにくいので、早めの受診が望ましいです。

 

糖尿病が原因で引き起こされる味覚障害

 

 糖尿病からの味覚障害は、冒頭で挙げた5番に起因する、『全身疾患性』によるものです。

 

 この全身疾患は、読んで字のごとく体全体に影響するものなので、当然神経や血管に異常が生じることがあります。

 

 つまり、味覚は神経から伝達されるので、舌以外の機能や神経系統が損なわれると、味覚も異常をきたすのです。

 

加齢による味覚障害

 

 さて、そもそも人は味をどのようにして感知しているのでしょうか?そのメカニズムを知りたいですよね。

 

 その答えですが、人間は味を感じるのに、舌の表面にある味蕾(みらい)というボツボツした部分で感知します。

 

 そしてこの味蕾ですが、栄養素の中の亜鉛によって発達するのです。ちなみに、人間は年を重ね老化してくると、以下の様な症状が出ます。

 

  1. 味蕾の数は徐々に減ってくるため、味覚が衰えてくる。(高齢者の味蕾の数は、新生児の約2分の1から3分の1程度になると言われている。)
  2. 食事量が減って消化吸収能力も落ちるので、亜鉛の摂取が十分でなくなる。
  3. 唾液の分泌量が低下し、口の中が乾燥する。(その為、味を感知する味蕾まで食物が到達する事が出来ない。)
  4. 普段から薬剤の服用で、亜鉛の吸収が悪くなっている。
 

 

 このような事が原因で、味覚が鈍くなってくるそうです。

 

 それと、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味といった、いわゆる”基本5味”の中でも、塩味に対する味覚障害がもっとも鈍感になります。

 

 この結果、当然ながら味の濃い食事を欲するようになりますから、塩分の摂取量が多くなります。

 

味覚障害と脳との関係?

 

 こちらは稀なようですが、脳に腫瘍があると味覚障害が起きてくるケースもあるそうです。

 

 この場合は、前項でお伝えした味蕾に問題が起きるのではなく、味に関係する脳の部分に問題がある為、味覚障害に陥るとのことです。

 

味覚障害記事-おわりに

 

 さて、ここまで味覚障害の原因や症状などについて幾つか書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

 

 最後のケースのように、脳に問題が出てくると味覚の機能が鈍感になるケースもあるんですね。ビックリしました。^^;

 

 それと、味に関する感覚が鈍くなってきたら、勝手に自己判断をせずに、なるべく病院で診断して貰うようにして下さい。

 

 原因を付きとめ、尚且つその原因を排除することが、そもそもの原因となる、体の問題をも改善して行くことにも繋がるのです。

 

 身近な食材から亜鉛を取る方法は以下の動画を参考にして下さい。

厄年とは? いつまでお祓いに行けばいいの? お札の置き場所は?

東京駅100周年! ディズニーのコラボグッズやマスキングテープ?

 

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