夏型過敏性肺炎は鼻水が止まらない? 何科に行けば良い?
こんにちはgossip_boyです。世の中には何万もの病気が存在していますが、馴染みのない病気ほど怖いものはありませんよね。
今回ご紹介する、この『夏型過敏性肺炎(なつがたかびんせいはいえん)』という病気も、その一つと言えます。
しかもこの病気は、その馴染みの薄さから、”どう対策すればいいのか?“、”良い治療方法は何なのか?“と、結構分からない事だらけです。
という訳で今回は、あまりよく知られていないであろうこの病気について、詳しくメスを入れてみました。※ランキングをチェック!
この「夏型過敏性肺炎」の、鼻水が止まらない症状について、”何科に行けばよいか?”を始めとして、予防や対策、治療法について、詳しく書いて行きたいと思います。
このページの目次
鼻水が止まらなくなる夏型過敏性肺炎とは?
まずは、この夏型過敏性肺炎について、どのような症状を引き起こすのかをご紹介したいと思います。
そもそも、この夏型過敏性肺炎とは、過敏性肺炎の一種ですが、夏にかけてかかる事に由来している病気なので、こう呼ばれています。
それと、この過敏性肺炎ですが、実はアレルギーによる疾患です。原因は様々ですが、主として有機粉塵(ゆうきふんじん)によって引き起こされると言われています。
つまり、カビなどが発生している劣悪な空気環境であれば、簡単にこの病気にかかってしまう恐れがあるという事です。※カビについてランキングで詳しく調べる?
もっと具体的に言うと、お風呂や洗面所のカビ、台所などの水回りのカビ、カーペットや布団などについたカビからこの病気にかかるということですね。
そんな事もあり、この病気は主に、家事などを毎日こなされている、専業主婦の方が多くかかる病気のようです。
話を戻しまして、人間は気付かない内に様々なアレルギーを抱えておりますから、この病気は、そのアレルギーによって引き起こされるのです。
それとこの病気は、他の病気と比べると知名度はないものの、割と頻繁にかかる方が多い病気のようです。しかし、夏風邪と誤診されることも多いようで、症状も結構似ているのが特徴です。
具体的には、発熱から始まり、過呼吸など心肺系にダメージがきます。そして、風邪よりも顕著に鼻水が垂れると言った症状も表れます。
ちなみに、何故この病気が、他の病気よりも鼻水が出るのかと申しますと、アレルギーに対して身体が過剰に反応するから、鼻水が止まらなくなるようです。
夏型過敏性肺炎は何科? 予防や対処方法は? 治療法は?
さて、この病気の予防法や対処法などを調べて見たところ、どうやら原因は様々で、全てを防ぐ事は難しいようです。
ちなみに、この夏型過敏性肺炎の原因としてよく挙げられるものに、夏場に活躍する『エアコン』があります。
”なぜエアコンなの?“と思われるかもしれませんが、小まめに掃除していないエアコンは、先ほどお伝えしたカビが大量に発生するからです。
よく『ハウスダスト』という言葉を聞くと思いますが、そのハウスダストと似たような現象が、このエアコンにも起こります。
考えてみると何となく分かると思いますが、エアコンは空気を送り出す装置ですから、カビなどがたくさんある状態で使えば、たちまち充満してしまうんですね。
つまり、そういった環境でずっと暮らしていれば、予防も何もあったものでは無いということになります。
そんなこともあり、生活スペースを小まめに掃除したり、なるべく換気などをして風通しを良くする事が、この病気の対策になってくる訳です。
それと、エアコンだけでなく、先ほどお伝えしたお風呂や台所などの水回りも、カビが発生しやすいので気を付けて下さい。
最低でも1週間に一回位は掃除をして、原因の無い環境つくりに取り組む事が、最善の方法となります。
それと治療方法ですが、症状が軽い場合は何もせずに経過を見ることが多いようですが、症状がひどい場合は、ステロイド薬を飲んだり、点滴として投与する方法があるようです。
それと、”もしも病院にかかる際には何科にかかれば良いか?“についてですが、こちらはやはり、呼吸器官に係る病気なので、呼吸器内科にかかるのが良いでしょう。
あとは、かかりつけの医師などがいるのであれば、一度相談して、専門医を紹介して貰うのも良いでしょう。
環境によっては慢性的に過敏性肺炎の症状が出る場合があるので、一度、生活環境や症状などを含めて、医師に相談する事をオススメします。
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