戸塚祥太|映画[日本のいちばん長い日]のキャストは? 昭和天皇?

 

 こんにちはTrend_boyです。さて画面の前の皆さんは、「日本のいちばん長い日」という作品はご存知でしょうか? 私は知りませんでしたが、どうやら1967年(昭和42年)に公開された映画のようで、それが今回リメイク作品として再映画化されて、今かなり話題を呼んでいるそうですね。(ちなみに、先日(5月20日)都内で完成報告会見などもあったようです。)

 

 という訳で今回は、この「日本のいちばん長い日」という映画についてちょっと気になったので、原作やあらすじ、それと、公開日やキャスト情報などについて詳しく調べてみました。

 

 あとこの他にも、“この映画の昭和天皇役は誰か?”という部分や、「戸塚祥太」さんという方が注目キーワードに挙がっていたので、その方についてもサラッと調べてみました。

 

このページの目次

映画「日本のいちばん長い日」とは? 原作は? あらすじは?

 

 さて、この映画「日本のいちばん長い日」の原作についてまずお伝えしますが、調べて見たところ、どうやら”作家”兼”昭和史研究科”である「半藤一利」さんという方が書いた本のようです。

 

 ちなみに、戦後20年となる1965年に文芸春秋社から出版された原作のタイトルは、「日本のいちばん長い日-運命の八月十五日」と言うそうですね。以下が、映画「日本のいちばん長い日」の原作となります。詳細を知りたい方は、画像リンクの方からどうぞ。

 

 なお、原作者の半藤さん自身が、この本の出版元の社員として働いていた為、営業上の理由で著者は「大宅壮一 編」となっているようですね。(ちょっとよく分かりませんが。^^; )

 

 また、この原作ですが、太平洋戦争の降伏を決定した8月14日から、玉音放送(いわゆるポツダム宣言の受諾)をした8月15日正午までの1日について、御前会議や政府、軍部などの詳細を関係者に取材し、それをまとめたノンフィクション作品のようです。

 

 それと、終戦、敗戦間際の緊迫した状況で、国の中枢にいた関係者がどのように考え、行動したかのドキュメント作品とのことです。

 

 したがって、普通のあらすじ紹介のような感じではありませんが、一応この作品で取り上げられている、主な事柄について今から紹介したいと思います。

 

 という訳で、まずは終戦の間際の国際状況から頭に入れる必要がありますが、日本が連合国と戦っている1945年7月に、ドイツのポツダムに米・英・露の首脳が集り協議した結果、米・英・中の名前で日本に対し無条件降伏を求める宣言を行うと発表しました。

 

 これが先ほど書いた「ポツダム宣言」と言われるもので、発表は1945年(昭和20年)の7月26日のことでした。これに対し、日本側が対応を検討している内に、広島・長崎への原爆投下や、ソ連の参戦という危機的事態に陥ってしまいます。

 

 その後、昭和天皇は早期終戦を望まれ、御前会議で天皇の大権の維持を条件に、ポツダム宣言を受諾することが決定され、連合国に通知されました。

 

 それに対する連合国の態度が不明確であったため、このまま降伏することに反対する意見なども出されたようです。その代表が阿南陸軍大臣でした。

 

 しかし、14日の御前会議において昭和天皇は英断を下され、ポツダム宣言の受諾が正式に決まりました。そして、15日正午にラジオで天皇から国民に伝えることも決定され、14日の深夜天皇が詔勅を録音されたとのことです。

 

 それに対し、軍の中にはクーデターを起こしてでも阻止するべきだという者もおり、その首謀者の一人が畑中少佐でした。その後、畑中少佐らは、天皇の録音盤(玉音)を奪おうと行動を起こしましたが、失敗に終わります。

 

 また彼らは、軍幹部を殺害したり、別グループは首相官邸や枢密院議長邸などを襲撃しましたが、終戦の流れを変えること出来ませんでした。そしてその後に、阿南陸軍大臣ほか、反乱した軍人の何人かは自決しています。

 

 このような出来事を乗り越えて、15日の玉音放送が予定通り流され、戦争が終結した訳ですが、その事実は想像を絶する緊迫の連続だったろうと思われます。それと同時に、人と人の真剣なぶつかり合いが生々しく展開されているとも言えます。

 

「日本のいちばん長い日」の前作の映画とは?

 

 さて、前項で紹介した原作ですが、その後、東宝・岡本喜八監督のもと映画化され、それが1967年8月に公開されました。

 

 ちなみに、阿南陸軍大臣役を、あの三船敏郎さんが演じた他、昭和天皇役は八代目・松本幸四郎さんなどが演じられています。

 

 その他にも、豪華で多彩な顔ぶれがキャストとして登場したようで、かなり素晴らしい作品となったようですね。(ちなみに、主要キャストについては、後ほど新旧を対比しながらご紹介します。)

 

 なおこの映画ですが、本物の昭和天皇もご家族とともにご覧になったそうです。2014年9月に公表された、「昭和天皇実録」という公刊本で明らかにされたようですね。

 

 ちなみに、この作品については、ネット上でも「セリフを暗記したいと思える作品」とか、「日本の映画の底力を見せつける作品」などといった意見が書かれていました。

 

 という事で、何はともあれこの作品は、とにかく現実の終戦について扱った作品で、観るほうも軽々しくは観られないとの事ですが、それをひっくるめても、非常に面白い映画だとの事ですね。1967年公開映画「日本のいちばん長い日」のDVD情報については、以下の画像リンクからどうぞ。↓

 

リメイク版のキャストは? 公開日は? 本木さんが昭和天皇?

 

 という訳でここからは「日本のいちばん長い日」のリメイク版の映画についてお伝えしたいと思います。こちらの映画は、戦後70年にあたる2015年の大作映画として作られ、5月20日に完成報告会見の記者会見が行われました。

 

 ちなみにこの記者会見には、監督の原田眞人さんや主演の役所広司さんを始めとして、その他にも、本木雅弘さんや松坂桃李さん、堤真一さんなどが出席しました。という訳で今から、それぞれこの映画に出演される方々のコメントなどを合わせながらご紹介したいと思います。

 

原田眞人監督

 

 この監督さんですが、映画「クライマーズハイ」や「わが母の記」などを手がけられた監督さんとのことですね。ちなみに原田監督ですが、この記者会見で”以前から昭和天皇をしっかり描きたかった”とコメントされています。これは何故かと言いますと、前作までは天皇陛下が劇中に登場するシーンが非常に少なかったからのようですね。

 

 また、別の所では、”昭和天皇は全ての家族の長であり、昭和天皇の勇気を支えたのは鈴木首相、阿南陸軍大臣である”とおっしゃられております。(その辺がこの映画のベースになっているようです。)

【ソース】日本のいちばん長い日/出演者・監督コメント

 

役所広司(阿南陸軍大臣役)

前作では三船敏郎さん
 

 さて、役所さんですが、今回自身が演じる阿南大臣について、“軍人のトップで天皇への忠誠心が厚いだけでなく、部下や家族なども大切にした魅力的な人物だ”とおっしゃられています。

 

 という訳で、苦渋の選択を迫られた後に自決する描写を、映画の中でどういう風に演じられるのかが見ものですね。

 

本木雅弘(昭和天皇役)

前作では八代目松本幸四郎さん
 

 元木さんは昭和天皇役のオファーがあったとき、恐れ多すぎて自分にやれるかどうか不安になり、同時に逃げ出したい気持ちになったそうです。

 

 ですが、監督に全てを預けるつもりで撮影に望んだそうです。(ちなみに、当初天皇役は元木さんでは無く、他の方にオファーがかかったようですね。誰か気になりますが。)

 

 それと、とにかく元木さんはこの役を貰って、「得した」という気持ちにもなられたそうです。やはり場数をこなしている俳優さんはメンタルが強いですね。

 

 そして、義母である樹木希林さんから叱咤激励を受け、それで背中を押され、かなりやる気になったとのことでした。

 

松阪桃李(畑中少佐役)

前作では黒沢年男さん
 

 この映画内での松坂さんの役どころですが、終戦間際にクーデターを企てる中心人物とのことです。かなり難しい役ですね。

 

 それと、この作品を通して、当時の事を想い、深く考えるキッカケに繋がったそうで、映画の為に丸坊主にもなり、やる気と緊張、不安の中でとにかく走り続けたとのことです。

 

 なお、役所広司さんからは「将来また映画化されるならば、松坂君には阿南陸軍大臣役を是非やってほしい」とご指名がかかったようですね。

 

堤真一(迫水書記官役)

前作では加藤武さん
 

 堤さんはこの映画の撮影中、とにかく緊張の連続で、もどしたいくらい大変だったとのことです。それと、この映画の内容に関しては、演じている自分達がどう思うかでは無く、見ている側の人が作品を見た後に感じるものがあればということです。

 

 完成報告会見の詳しい内容については、以下の動画を御覧ください。(Youtube/朝日新聞デジタル公式チャンネル)

 

 

 それと、その他のキャストとしては、現段階で鈴木貫太郎首相役を山崎努さんが、あと特別出演で、松山ケンイチさんと戸田恵梨香さんがそれぞれ、テレビ警備隊長役と放送局員役を演じられるようですね。

 

 なお、この映画の公開日についてですが、終戦の日の一週間前にあたる、8月8日との事です。

 

[日本のいちばん長い日]の未発表のキャストは? 戸塚祥太?

 

 さて、この映画の全てのキャスト情報については現段階で明かされていませんが、検索エンジンの注目のキーワードに「戸塚祥太」さんという方の名前が挙がっていました。

 

 そこで、彼のウィキペディアの方を見てみると、やはり2015年の映画の予定に、「日本のいちばん長い日」と書かれていましたね。という事は、彼もこの映画に何かしらの役で出るのでしょうか?

 

 ちなみに、”戸塚祥太って誰?”という方に簡単にご説明いたしますと、彼はジャニーズの5人組アイドルユニット「A.B.C-Z(エー.ビー.シー-ズィー)」のメンバーの一人です。(以下画像の下にあるプロフィールを参照して下さい。)

 

戸塚祥太ジャンボうちわ 「A.B.C-Z 2013 Twinkle×2 Star Tour」


 

戸塚 祥太 とつか しょうた 俳優

戸塚 祥太は、日本のタレント、俳優であり、ジャニーズ事務所に所属するユニットA.B.C-Zのメンバーである。 東京都出身。ジャニーズ事務所所属。 ウィキペディア
生年月日: 1986年11月13日 (28歳)
生まれ: 東京都
映画: 恋する・ヴァンパイア、 スイートプールサイド
参加ユニット: A.B.C-Z (2001年から)

出展 wikipedia/A.B.C-Z(2015年5月23日01:21分現在)

 

 ちなみに彼ですが、主に舞台の方で活躍されている方のようですね。最近では、2015年4月に「広島に原爆を落とす日」という、同じく戦争をテーマにした作品などに出演されていました。

 

映画「日本のいちばん長い日」についての記事-終わりに

 

 さて今回は、映画「日本のいちばん長い日」について、前作と本作を含め色々とご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

 

 この映画は戦争をテーマにしたリアルな内容の作品ということですので、どのような映画に仕上がるのか、今から8月の公開が楽しみですね。

 

 という訳で今回は以上となりますが、Youtubeの方で予告編を発見したので是非ご覧ください。(元木さんの天皇陛下役が思ったよりしっくりきてます。)

 

 

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