映画「ソロモンの偽証」公式サイトやwiki情報は?あらすじとネタバレ?
こんにちはゴシップボーイです。さて今回は、前回に引き続き、2015年に公開される映画『ソロモンの偽証』について、詳しく書いて行きたいと思います。rankingはこちら
このページの目次
映画「ソロモンの偽証」公式サイトの予告動画-校庭で遺体!?
さて、映画の方はまだ公開されていませんので、取り敢えず今回は、原作の方を中心に書いて行きたいと思います。
この『ソロモンの偽証』は、クリスマスの朝、雪降る校庭で、遺体が発見される所から始まります。
~映画「ソロモンの偽証」予告~
●映画『ソロモンの偽証』公式サイト
●映画「ソロモンの偽証」キャストと登場人物は?オーディションは?監督は?
そして「なぜ屋上から落ちたのか?」「それとも落とされたのか?」、「自殺か?」はたまた「他殺なのか?」という事が、作品内の争点になっています。
なにしろ、宮部みゆきさんの集大成とされる作品なので、原作の方は見始めたら、その世界観に引き込まれてしまう事は、まず間違いないです。
ちなみに映画版の方は、前編と後編の2部編成になっているようで、事件を追うだけではなく、登場人物の過去も、更に掘り下げて遡っているらしいです。
当然事件との関わりはあるのだろうけれど、原作の方は700ページ以上×三部作ですから、”映像にまとめるのも大変だろうなぁ“と勝手に考えたりして..。
『ソロモンの偽証』の相関図は? Wikipedia情報は? あらすじは?
あらすじをご紹介する前に、まずは新潮社の方で発表されている、人物相関図を見ることをオススメします。※ソロモンの偽証人物相関図 ランキングの方はどう?
主な登場人物
藤野涼子 野田健一 柏木卓也 大出俊次 井口充 橋田祐太郎 神原和彦 三宅樹里
出展 Wikipedia
↓あらすじここから↓
校庭で発見された男子生徒の遺体は、いじめ問題、自殺か他殺かで、マスコミが大騒ぎして、どんどん大きな事件へと発展します。
その中で、人一倍正義感の強い、主人公の『藤野涼子』が”大人には任せておけない“とばかりに、決意した所から物語は動き始めます。
そして、マスコミの煽りと賛成意見もあり、一部教師達の反対をものともせずに、学校内で自分達による裁判を進めることに…。
大筋はこのような話なのですが、ネット上を見ていると、『嘘をついている人は誰か』『善と悪の入り混じった状態の表現』というようなサイト記事もあって、「ソロモンの偽証」というタイトルになったことに触れているようです。
簡単に言えば、太古の時代、人を裁くことを許された人物である『ソロモン王』という人がいて、”そのソロモンのような人物が嘘をついている”、ということになるらしいです。だからタイトルが『ソロモンの偽証』なんですね。
ちなみに、作者である宮部さん自身も、新潮社のインタビューで「学校や社会などの本来正しい行いをするはずの権力組織が嘘をついているという意味だ」と語られております。
そして”ソロモンに擬せられた人物とは誰か?“が、ソロモンの偽証の、重要な謎解きのキーワードになっているようです。
原作「ソロモンの偽証」のネタバレ? 結末は?
先に結末を知ってしまったら、映画の魅力が半減しそうですが、原作と映画が必ずしも全て同じ内容という訳ではありません。
ですので、「先に結末を知りたい」という方の為に、ネタバレを書きます。※ちなみにこちらは以下の原作版を元にしています。rankingでの評価は?
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↓ネタバレここから↓
転落死した柏木は、自殺だと思われていたが、告発状が担任に届いて、大出が犯人という疑いが出てきた。
この告発状がマスコミに流されて大騒ぎになっていくのだが、樹里が自分をいじめていた大出を陥れる目的で書いたもの。
涼子は、マスコミや学校に対する不信感から、夏休みの課外授業として、自分たちで解決するための『学校内裁判』をすることに。
この裁判では、全ての任務を生徒たちで担当。ちなみに、最初に犯人探しを言い出した、主人公の『藤野涼子』が検事。
他校の生徒で、被害者『柏木』と同じ塾に通っていた『神原和彦』が弁護士役を。疑われている被告人として『大出俊次』。
ストーリーは主に、裁判に奔走する描写がメインになるのだが、大出家が放火されたり、クラス担任が刺されたりと、事件は続いていく。
6日間の裁判が始まり、樹里の目撃証言と、それを覆すアリバイの証言が続いて行きます。
そして、神原が語る事件の日の詳細。神原は柏木とは友人関係ではなかったということ。更に、柏木が一方的に神原を追い詰めていじめていたことを…。
美少年で、頭が良くて、更に自分の境遇に絶望せず希望を胸に生きる少年….。 この”今どき探しても中々見つからないようなタイプの少年“が、宮部みゆきさんのお気に入りなのでしょうか?
もしかしたら、今どき居ないからこその”お気に入り”なのかもしれませんね。
ちなみに転落死した柏木の人物像ですが、性格は相当歪んでいます。事件当日も神原に対して執拗な嫌がらせをしていました。
ですが、結局は神原が語った事件の真相なので、真実は読者任せのような感じになっています。
ただ、ストーリーの重要な部分を、しっかりと読者に対して伝えていて、尚且つ考えさせられる部分が多かったので、これはこれで良いのかなと思います。
どちらにしても、これでまたキャスティングの発表が楽しみになって来ました。2015年に公開される映画、『ソロモンの偽証』の公開が、今から楽しみでなりません。
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