春分の日 秋分の日 お彼岸とはなんだ? 子どもに説明する為に
こんにちはgossip-boyです。さて、国民の祝日であり、昼と夜がちょうど同じ長さの日として認識されている春分の日と秋分の日。
この二つの日ですが、毎年日付が違ったり、そもそもどうして休日なの?といった素朴な疑問などもあると思います。
そこで今回は、2015年の春分の日と秋分の日はいつか?といった事や、意味や由来などについて書いていきたいと思います。
そしてその他にも、春分の日と秋分の日の日付の決め方や、お彼岸の意味や、ぼた餅・おはぎなどについて、詳しく書いていきたいと思います。
このページの目次
2015年の春分の日と秋分の日はいつ? 由来は?
さて、まずは2015年の春分の日と秋分の日についてですが、調べたところ、春分の日が3月21日(土曜日)で、秋分の日が9月23日(水曜日)のようですね。
それと、春分の日と秋分の日の由来についてですが、明治時代、皇霊殿で行われる『春季皇霊祭/秋季皇霊祭』と呼ばれるご先祖祭りが起源とされています。(皇霊殿とは皇居内にある宮中三殿の1つです。)
ちなみに、終戦後の昭和23年に『国民の祝日に関する法律』が制定されましたが、その際に、上記2つの祭りが廃止となって、国民の祝日に改められたとのことです。
つまりは、皇室で行われていた行事が、その後、一般市民の祝日になったという訳なんですね。
春分の日・秋分の日はどうやって決められているの?
さて、春分の日と秋分の日の日付の決め方についてですが、一体どのようにして決めているのでしょうか? 調べてみたところ、どうやらちょっとややこしいようです。
まず初めに、国立天文台が実際の天文の観測と計算を素に、『春分日』と『秋分日』を決めます。(※【注】:春分の日と秋分の日ではありません。)
ちなみに、この時の春分日は、“太陽が春分点を通過した日”とされていて、秋分日は”太陽が秋分点を通過した日”とされています。
それと、地球の公転が正確に365日ではないので、この日付は毎年同じ訳ではないようですね。その日に基づき、翌年の春分の日と秋分の日が、毎年二月に閣議決定されているとのことです。
あと、大抵は春分の日は春分日、秋分の日は秋分日に決定されるようですが、たまに一致しない年もあるそうです。(ちょっとこの文章では分からないですね。すいません。^^;)
・・・・・という訳で、結論を言いますと、この春分の日と秋分の日は、前年の二月までは日付が決まらないという事のようですね。
それと、『国民の祝日に関する法律』でも、他の祝日とは異なり、春分の日・秋分の日の月日は伏せられているとのことです。
”天文”という自然が作る日付を、人間が後付で決定するところが、ちょっとややこしいですね。
春分の日と秋分の日のそれぞれの意味は?
さて、春分の日と秋分の日のそれぞれの意味についてですが、春分の日が”自然を讃え生物を慈しむ祝日”という意味があるようです。
そして秋分の日ですが、こちらは“祖先を敬い亡くなった人を偲ぶ祝日”という意味が込められているようですね。
また、春分の日と秋分の日をそれぞれを挟んだ、前後3日間を含める合計7日間を、お彼岸(おひがん)といいます。
お彼岸については法要や先祖供養などといった習慣がありますから、この記事を読んでいる皆さんも馴染みがありますね。
お彼岸の意味は何? ぼた餅とおはぎの名前の由来は?
ちなみにこのお彼岸ですが、“植物が息づく春に今年1年の豊作を願い、収穫の秋にはご先祖様に収穫を感謝する”という日本の文化から来ているようです。
それと、このお彼岸の食べ物といえば、あなたは一体何を想像しますか? やはり”ぼた餅”か”おはぎ”ですよね。
あの柔らかく炊かれたお米に、甘~いあんこをまぶして食べる、あのおいしい和菓子。実はですね、この二つ同じものなんですよ。
では、一体なぜこのように二つの名前が存在するのでしょうか? 気になるところですよね。
で、調べてみたところ、どうやら牡丹の花が咲く春分の頃に食べるのが牡丹餅(ぼたもち)と呼ばれ、萩の花が咲く秋分の頃に食べるのがお萩(おはぎ)と呼ばれているそうです。
なるほどなるほど。お彼岸の時に何となく食べるこの和菓子も、こうやって季節を表す名前で呼ばれているのですね。
四季豊かな日本ならではの呼び名といったところでしょうか?※ちなみに、お彼岸については以下でも詳しく書いています。