木星を最短で通過した「ニューホライズンズ」の現在位置は?

 

 こんにちはgossip-boyです。さて今回は、アメリカの航空宇宙局であるNASAが、冥王星を含む太陽系外縁の調査をする為に2006年に打ち上げた、「ニューホライズン」という無人探査機概要や、現在位置、これからどうなるのかを詳しく書いていきたいと思います。

 

このページの目次

無人探査機「ニューホライズンズ」の軌跡は? 木星に接近!?

 

 2008年に土星の軌道を通過して、2011年に天王星の軌道を通過した無人探査機『ニューホライズンズ』。「ニューホライズンズ」画像 ranking

 

 このニュー・ホライズンズですが、ロケット製造費などをすべて含んだ打ち上げ費用は、なんと約7億ドル(日本円で800億円)だったそうです。

 

 ちなみに、この探査機の製造にあたって、質量を軽くして、その分速さを上昇させたとのこと。

 

 それとこの探査機ですが、どうやら、打ち上げた後9時間で月軌道を通過して、13か月後に木星に接近したようですね。この所要時間は、史上最短なんだとか。

 

 ちなみに、この探査機の打ち上げにあたり、何度も計画が延期となり、”果たして本当に打ち上げられるのか?“と、関係者やファンたちを、ハラハラとさせたようです。

 

 最近では、木星に二度接近し、その数日間の間に、木星の小赤斑、木星の衛星3つを撮影しました。木星と衛星のイオ画像(ニューホライズンズ撮影)

 

 それと、木星に接近した際には”スイングバイ”という技術を用いて、4km/s近く加速したそうです。

 

 このスイングバイですが、探査機が天体に接近通過する際に、天体の重力によって、軌道を曲げ、加速を与えるというものです。これには、燃料節約などのメリットがあります。

 

「ニューホライズンズ」の今後の予定は?

 

 冥王星を含む、太陽系外縁天体の探査を行う探査機であるので、今後は、これから到達する冥王星の調査がメインとなると思います。ランキングでの注目度は?

 

 2015年2月~8月に冥王星とその衛星を観測、2016年から2020年ごろ、エッジワース・カイパーベルト内の天体を観測します。そして、最後には太陽系を脱出して、探査を続けます。

 

 ちなみに、太陽系には8つの惑星があります。そのさらに外側に、準惑星の冥王星があります。その9つの天体の中で、未だ、探査機による調査が行われていないのが、冥王星だけなんだそうです。

 

 どんな調査結果が得られるか楽しみですよね。そのときの画像も早く見てみたいです。そういえば、画像と言えば、冥王星を通過した後は、ハッブル宇宙望遠鏡が役に立つようですね。

 

 このハッブル宇宙望遠鏡とは、地球の周回軌道上にある天体望遠鏡のことです。この望遠鏡が目標を定めて、ニューホライズンズが探査するんだそうです。

 

 エッジワース・カイパーベルト内の天体も、探査機で調査するのは初めてのことらしいですから、どんな天体があるのか、これからわくわくしますよね。

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