福知山花火大会60人の負傷者、諏訪湖花火大会の雷雨、トラブル続きの花火大会2013
お盆のこの時期、各地で夏祭りや
花火大会が催されていますが、
京都の「ドッコイセ福知山花火大会」で、
たいへんな事故が起きてしまいました。
屋台のボンベの爆発を見られる事故で、
59人が負傷(一部報道では58人)、
うち19人は重症、中には
かなり深刻な状況の方もいるといいます。
出展 信農毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/newspack3/?date=20130815&id=2013081501001602
この花火大会は、本来「灯籠流し」と共に、
花火が打ちあがるという情緒豊かなもの。
出展 http://www.kawachi.zaq.ne.jp/yassan/natuhuubutupg.html
昭和7年に始まり、
今年で72回目といいますから、
戦時中も1度も中止される
事無く続いてきたわけです。
今回はその花火打ち上げの直前に起きた事故。
当然、大会は中止になりました。
衣服に火がついた人が、
目の前の由良川に飛び込む
という事もあったと聞きます。
灯籠流しはまさに
その由良川で行われるものです。
「由良」と聞いて
連想したことがあり、
ちょっと調べてみました。
この川の河口の地名は「宮津市由良」。
古くから水運の港として栄えた所です。
由良の港といえば、森鴎外の
『山椒太夫』のモデル地でもあります。
「安寿と厨子王」の由良港。
出展 http://zarameya.blog.fc2.com/blog-entry-26.html
それで、頭の片隅に
「由良」の記憶があったわけです。
また同じ日に、
諏訪湖祭湖上花火大会も開かれ、
こちらは激しい雷雨のために、
開始からおよそ40分で中止になってしまいました。
ニュースを聞いて、先日の
隅田川花火大会を思い出しましたが、
諏訪のケースは列車が
運休になって5000人が足止め。
市の施設などで一夜を明かす事になったようです。
今年はどうもあちこちの
花火大会でアクシデントが起きていますが、
福知山の事故は多くの負傷者が出ていますので、
今はその方たちの回復を祈るばかりです。