24時間テレビ 2013がいよいよ始まった!今年のテーマは?ギャラ問題は?

 

 

今年もこの季節がやって来ました。

 

24時間テレビ「愛は地球を救う」の放送です。


出展 http://squallchannel.doorblog.jp/archives/30520672.html

 

 

1978年の「寝たきり老人にお風呂を!

身障者にリフト付きバスと車椅子を!」を

メインテーマに、放送開始から今年で36回目。

 

すっかり「夏の風物詩」となった感があります。

 

子どもや学生たちにとっては

「夏休みの終わりに、

ちょっと複雑な心境で見る風物詩」かもしれません。

 

 

このページの目次

24時間テレビ、今年のテーマは?

 

ちなみに今年のテーマは

ニッポンって・・・?~この国のかたち~」だそうです。

 

日本では、本格的なチャリティ番組が

海外と比較して殆ど無いと言われていますので、

この番組の日本における存在感の

大きさは今更言うまでもないでしょう。

 

一方で、今年のテーマを見てもわかるように、

そろそろ番組開始時の目的の単純明快さからは

離れて来つつあるような印象もあります。

 

出演者のギャラの発生問題や

マラソンに誰が出るかの話など、

番組の本旨である「社会貢献」という

イメージからやや離れつつあるのではないか?

という話も、巷でよく言われるようになってきました。

 

そういう意味では、

多少マンネリ化することにより、

どうしても出てきやすい問題、

課題にぶち当たっているという事は

否定は出来ないでしょう。

 

視聴率を考慮すると、

どうしても話題性や演出において、

バラエティ基準を導入する必要があるのは、

テレビ局としては見て貰わなくては

ならないのですから当然のことです。

 

しかし結局は、番組当初の目的である

チャリティ番組である

という原点に回帰するより他に、

この番組がこの先存在して

行く理由がないのは確実です。

 

24時間テレビが、

これまでに果たしてきた社会貢献自体を、

誰も否定することが出来ない以上、

将来の24時間テレビが

どうなっていくのか?興味が尽きません。

 

 

気になるギャラ問題は?

 

ところで今回の番組に関しては、

かなり早い時期から

「チャリティをコンセプトにしているのに、

出演者が多額なギャラを貰ってるのはいかがなものか?」

という疑問の声が、ネット上などであがっていました。

 

僕は、プロのタレントが

仕事として番組に出演する以上、

ギャラを受け取るのは当然と考えていますが、

そうした声に番組がどう答えるのか、答えないのか、

興味をもってオープニングを見ました。

 

すると、メインパーソナリティや

チャリティパーソナリティの紹介をしたあとで、

「今年もみなさん、

チャリティで参加していただいています」とのアナウンス。

 

これがつまり日本テレビの

「答え」ということでしょう。

 

さりげない一言ですが、

「考えたな」と思いました。

 

「懸案事項」を冒頭であっさり

クリアしてみせた日本テレビの手ぎわは、

あざやかだったと言っていいのではないだろうか?

 

また、やはり冒頭シーンで、

総合司会の羽鳥慎一アナ宛のメッセージを紹介。

 

「僕は羽鳥アナにあこがれています。

僕が羽鳥アナだったらいいのに。

羽鳥アナの汗も鼻水もすべて吸収したいと思います」

という、気持ち悪い内容。

 

「なんだ、これ?」と思って聞いていましたが、

メッセージの送り手が同じく

総合司会の桝太一アナだった、

というオチがついていました。

 

男2人の地味な総合司会ですから、

これも考えた演出だと思います。

 

上々のスタートを、

「24時間テレビ」は切ったなと感じました。


 

 

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