9月27日放送終了「永六輔の誰かとどこかで」

 

 

ラジオの最長寿番組

永六輔 誰かとどこかで

が9月27日の放送をもって終了する、

というニュースが流れました。


出展 http://www.tbs.co.jp/radio/gosanke/

 

TBSをキー局とする全国放送

番組でスタートしたのは1967年。

 

丸46年を越す名物番組に

ピリオドが打たれるわけです。

 

「さみしい」「残念」と嘆くファンは

全国に数え切れないほどいるでしょうが、

一方で「やっぱり」「やむをえない」

と感じた人もいるにちがいありません。

 

というのも、この数年来、

永六輔は眼病前立腺がん

パーキンソン病を患い、さらに

骨折をくりかえすなど満身創痍の状態。

 

高齢ということもあって

ロレツが回らないという、

ラジオパーソナリティとして

大変大きなハンデを負いながら、

放送を続けてきたのです。

 

今回の放送終了の背景には、

長年のスポンサーである

桃屋の意向があったともていますが、

本人も「このへんが引き際」

と考えたのかもしれません。

 

ただ、終了を発表した8月29日の放送で、

永六輔は「終了」ではなく

「お休み」という表現を使い、

「別のかたちで復活するかも」

というニュアンスの発言を、

アシスタントの遠藤泰子もしていました。

 

この遠藤泰子の存在も、番組の人気を

支えた大きな柱だったと言っていいでしょう。


出展 http://www.city.soka.saitama.jp/

 

彼女はもとTBSの花形アナウンサーで、

入社した年に「誰かとどこかで」の

アシスタントに抜擢という、

破格の扱いを受けています。

 

今はフリーになっていますが、

美しい声と調子はまったく衰えていません。

 

ちなみに、「誰かとどこかで」は、

9月の最終回をもって1万2629回を数えます。

 

ひとりの出演者が続けた

ラジオ番組としては

最多回数ということになります。

 

 

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