忘年会の乾杯の挨拶! 基本文例や面白い一言は? 取引先の場合は?
こんにちはトレンドガールです。さて、12月に入り、職場や仲間内との忘年会で忙しくなる時期になりましたが、この記事を見ている人の中には、”今までに忘年会の乾杯の挨拶を任された事がある”という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
毎度頭を悩ますこの忘年会の挨拶。「いっそのことやらなきゃいいのに!」なんて、思ったりしてしまいますよね。お願いされた時に、今年最後の大仕事を任されたような気分になるのは私だけでしょうか? それだけ苦手な人には辛いことです。
という訳で今回は、そんな筆者と同じような悩みを持つ方に送る、忘年会の挨拶の基礎やすべらない面白い一言、それと職場のみならず取引先が出席する場合など、色々な角度からいくつか例文を交えて詳しく紹介させて頂きたいと思います。では早速スタート!
このページの目次
忘年会の乾杯の挨拶は以外に簡単? 基本はどんな感じなの?
さて、忘年会の乾杯挨拶と聞くと一見難しく感じるかもしれませんが、よくよく話の構成や展開などを知ると、実はそんな事は無いのです。
冒頭にあいさつ、次に今年の振り返りや反省、その次に来年の抱負や励ましや勤労の言葉を言ったあとに、最後に締めの言葉と、大体のテンプレートが決まっています。それに従って言葉を並べていけば、何も難しいことはありません。
美味しいお酒を目の前にして、長々と語り続ける方が失礼にあたるので、仲間内の忘年会であれば一言でも構いませんし、職場の忘年会であれば、「自己紹介、1年の振り返り、乾杯! ありがとうございました!」で締めればバッチリです。
文字数としては、長くても300文字から400文字程度で、約1分前後で終わらせるのが良いかと思います。ちなみに、笑いをとるために、たまに自虐ネタや目上の人をネタにする方もいますが、これはよほど笑いのセンスのある方のみ通用する手法ですので、不安な方は出来るだけこのような手法は避けるようにしましょう。
忘年会の乾杯の挨拶の例文や面白い一言は? 上司の場合は?
さて、という訳でここでは、忘年会の挨拶の具体的な例文をご紹介したいと思います。定番ではありながら、サラッと使えば敏感な人はきっとクスッと笑ってくれるはずです。では早速見て行きましょう。
■「本日は無礼講であります。美味しい料理は温かいうちに、美味しいお酒は冷たいうちに飲むのが鉄則でございますので、長々とした話で生ぬるくならないうちに、早速乾杯の音頭をとらせて頂きたいと思います。それではご唱和ください。乾杯!!」
その他にも、わざと緊張感丸出しで堅苦しい挨拶をして野次をとばしてもらったり、今年の流行りや流行語にノミネートされたフレーズを使うと笑いのツボを刺激しますよ。参考までに、2016年の流行語トップテンの中で使えそうなフレーズをいくつかご紹介します。
- ・神ってる
- ・トランプ現象
- ・ゲス不倫
- ・ポケモンGO
- ・アモーレ
- ・PPAP
【ソース】 ユーキャン新語・流行語大賞より
https://ryuuseinogotoku-trend.com/until-the-song-2016-showa-heisei-that-can-be-used-in-the-dance-of-the-year-end-party-of-entertainment-7331
次に、楽しい全員参加型の乾杯の挨拶テクニックをご紹介します。以下4点は書籍を参考にして私なりにアレンジしたものですが、ここでは、上司がやったら場が和むなというようなものばかりをピックアップしてみましたので、是非参考にしてみて下さい。
みなさんも、ここから自分なりに話しやすい内容や職場の雰囲気に合わせてカスタマイズして見て下さいね。という訳で、さっそく見ていきましょう!
”宣誓!、我が一課は、PPAPのように世界のトップを目指し、明るく楽しくをモットーに、日々精進することをここに誓います! 乾杯!”」(みんなで選手宣誓のように元気に行う)
これは、来年の抱負を今年の時事ネタなどを合わせながら選手宣誓に乗せると、どんなくだらないことを言っても笑いながら参加してもらえるという例です。若手社員にも出来そうなフレッシュ感がイイですね。では次行きましょう。
これは、会社の雰囲気にもよると思いますが、お堅い職場でやってみるのも意外と面白そうですね。重役ばかりの席では遠慮したいですが、中堅以上の役職を持っていれば割と気軽に使えそうです。では次行きましょう。
「今年1年色々あった!(そうだ)」「でも社員それぞれが地道にやって乗り切ることができた!(そうだ)」「そしてそれぞれ新しい目標もできた!(そうだ)」「みんな1年本当によく頑張った!(そうだ)」「今日は忘年会を楽しむぞ! (そうだ)」1年間お疲れさまでした! 乾杯! かんぱーい!!」
こちらは、この1年を振り返りながら来年への期待も込められているので、上司が使うのに最適なフレーズですね。みんなで息を合わせて大きな声を出すと、最後は安ど感からみんな笑顔になっているはずです。という訳で、最後にもう一つ見て行きましょう。
はい、素敵なハーモニーをありがとうございました。なんだか長息コンテストのようでしたね。では本番にいきたいと思います。大きな声で「乾杯」と言いましょう。1年間お疲れさまでした、乾杯! かんぱーい!!」
最後も全員参加型の挨拶でしたが、こちらは発声練習が前置きにあるので、皆声を出しやすいですね。
という訳で、以上が皆で参加しながらの挨拶のパフォーマンスでしたが、コツとしては乾杯の挨拶をする本人も、なるべく恥ずかしがらずに大きな声で堂々とやるというのがポイントだと思います。
自らを奮い立たせるように大きな声を出すことで、気持ちも解放され、参加者一同もすがすがしい気分で忘年会に臨めると思いますよ!^^ それと、個々のフレーズをアレンジすれば色んな場面で活躍しそうですので、その辺は状況に応じて使い分けて見ましょう。
※(参考書籍/心を伝える乾杯・献杯・中締めのあいさつ―「いざというとき誰でも使える短いスピーチ」収録:河口彰吾より)
忘年会の乾杯の挨拶 取引先の会社との場合の例文は?
さて、いくら無礼講とは言っても、ビジネスの場であるからには相手を最大限に接待する気持ちで、ビジネスマナーや敬語などを怠らないようにするのが、忘年会でのマナーです。
という訳で、ここでは主催者側と取引先とに分けて、簡単にあいさつの例文をご紹介します。
主催者側として挨拶する場合の例文
■「ただいまご指名頂きました●●会社の鈴木と申します。本日は、年の瀬のお忙しい中、●●株式会社の皆様にもご臨席頂きましてありがとうございます。今年は社運をかけた新製品の販売があり、皆様のご苦労やご心労などは、例年とは比べ物にならなかったと思います。販売戦略も功を奏し、目標を上回る成果を上げることが出来たのは、長年に渡りごひいきを頂いております●●株式会社をはじめとする、全社員のただ並みならぬ努力の成果に他なりません。
本当にご無理もたくさん言いました。この場をお借りして改めて深く御礼申し上げます。本日は、幹事の●●君の計らいでお酒は飲み放題になっていると聞いております。今年1年の健勝をたたえあい、大いに酒を飲み交わしましょう!
では、1年分の思いを込めまして、大きな声で乾杯の音頭を取らせて頂きます! 皆さん、お疲れさまでした、乾杯! ありがとうございました。」
という訳で、まずこちらは、冒頭で招いた取引先への感謝やねぎらいを伝え、最後に来年もよろしくお願いしますという一文を添えるという例文ですね。
それと、以下は締めの言葉としてよく使われるフレーズなので、こちらも合わせてご紹介します。
■「それでは、僭越(せんえつ)ながら乾杯の音頭を取らせて頂きます。皆さまグラスを持たれましたでしょうか? では、ご唱和をお願いします。日頃のお引き立てに感謝し、来年も変わらぬお力添えをお願い致しますと共に、●●株式会社様の今後ますますのご発展とご健勝を祈念いたしまして、乾杯! かんぱーい!」
これは取引先を交えた忘年会では、とてもオーソドックスで使いやすい挨拶文ですし、尚且つどんなシーンにもマッチすると思います。
取引先として出席する場合の挨拶の例文
さて次に、取引先として招かれた場合の挨拶文の文例です。こちらまず、冒頭では招いて頂いたお礼の言葉と自己紹介をし、その後に経営理念や社長の口癖などを踏まえて挨拶すると良いですよ。
ちなみに、以下は文例というよりそれぞれ部分的に抜き出した箇条書きとなりますが、書籍を参考に筆者がちょっとアレンジしてみましたので、必要に応じて取捨選択してカスタマイズしてみてください。
- ■「御社恒例の参事にお招きいただきありがとうございます。ただいまご紹介を預かりました●●不動産の佐藤と申します。」
- ■「ご指名を賜りました●●不動産の佐藤と申します。本日は御社の1年の締めくくりとなるお席にお招き頂きまして、誠にありがとうございます。」
- ■「こちらの社長様からは常々「取引業者との関係は生き物の共生と同じだ。共に健やかでなければならない」というお声掛けを頂いております。わたくしも全く持ってその通りだと実感しております。」
- ■「御社の更なる飛躍のために今後とも心を合わせ助け合っていきたい所存です。」
- ■「今年1年間、ひとかたならぬご助力を賜りましたことを心より御礼申し上げます。」
このように、自分が受注者側であれば協力を誓う言葉を、発注者側であれば協力をお願いする言葉を述べるのがマストです。
この他にも、参考にした書籍では、仕事の成果の誉め言葉として、使えそうな言葉がたくさん掲載されていたので、以下に引用させて頂きます。
- ・全社員一丸となって取り組んだ賜物
- ・中身の濃い成果
- ・予想以上の好成績
- ・緻密な中にも大胆な決断で大きな成果を得た
- ・胸を張って誇れる成果
- ・助け合いが生んだ好結果
う~ん、なるほど。誉め言葉が見つからない、なんと表現したら良いか分からないという時に、とても役立ちそうなフレーズですね。使いやすく便利だと思います。
忘年会のおもしろい乾杯の挨拶などについての記事-終わりに-
さて今回は、忘年会の基本的な挨拶の仕方についてを始めとして、その他にも、面白いフレーズや盛り上げ方の工夫、それと、取引先と忘年会をする際の挨拶などについても調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか? 今年の冬、是非あなたのお役にたてれば幸いです。
という訳で、本日は以上となりますが、最後に、シャープのロボット型電話「ロボホン」販売日のレセプションで、ロボホン自らが理想的?な乾杯の音頭をとる可愛らしい動画を見つけたので、こちらを紹介して本日の締めとさせて頂きます!(YouTube/GetNaviGakkenより)