オリンピックにも出場しているASAってどこの国の略称?
こんにちは、トレンドボーイです。さて、リオオリンピックが連日盛り上がりを見せていますね。私も毎日見ているのですが、特に注目しているのは柔道です。トーナメント方式なので、一度でも負けてしまうと終わりという緊張感はたまりません。
そんな中で、男子73kg級で大野将平選手が見事優勝果たし金メダルを獲得されました。すごいことですよね。私もバッチリ見ていましたよ。(途中で意識がない時間がありましたが…w)
ちなみに、その73kg級の試合の中で気になることがありました。2回戦の試合で「ASA」という名前の国の代表選手が戦っていたのです。”ん? ASAってどこの国? 国旗も見たことないな〜”と筆者は思いましたね。(皆さんはどうですか?)
という訳で今回は、このASAについて、一体どこの国の略称なのか?という部分を始めとして、その他にも、関連する話題として挙がったサッカーのことなどについて詳しく調べて見ることにしました。
このページの目次
ASAってどの国の略称? オリンピックでの成績は?
さて、さっそくASAという国についてですが、こちら調べてみたところ、どうやら「アメリカ領サモア」という国の略称であることがわかりました。
う～ん、アメリカ領サモア…。一体どこにあるんだろう? それと、一体何が盛んな国なのかも気になりますよね。という訳で、まずは、このアメリカ領サモアについて、wiki情報を見てみることにしました。
※以下アメリカ領サモアの国旗とwiki情報です。
アメリカ領サモア（アメリカりょうサモア、英: American Samoa）は、南太平洋のポリネシア地方にあるアメリカ合衆国の自治領で、準州。サモア独立国の南東に位置する。アメリカンサモア、東サモア（ひがしサモア）とも呼ばれる。公用語 英語、サモア語
主都 パゴパゴ
最大の都市 タフナ
面積
総計 197.1km2（212位）
人口
総計（2015年） 54,343人（205位）
人口密度 277.6人/km2
GDP (PPP)
合計（2013年） 711百万ドル（N/A）
1人あたり 8000ドル
通貨 アメリカ合衆国ドル (USD)
なるほどー、日本からみると南東にある南の島なんですね。それと、やはりアメリカ領ということもあって、公用語は英語ですし、通貨も米ドルを使用しているようです。
それにしても、小さな島ですよね。面積が200平方kmに満たないことや、人口が約5万4000人という点から見ても、国というよりは町くらいの規模ですね。こんな小さな島からオリンピックに出場している選手もいるんですから、凄いことです!
ちなみに、今回のリオオリンピックでは、私が見た柔道の「ベンジャミン・ウォーターハウス」選手を始めとして、その他にも、ウェイトリフティングに1名、さらに陸上競技に2名が参加しているそうですよ。
それと、これまでこの国の選手はまだメダルを獲得したことは無いようですね。ですから、オリンピックを見ていてASAの表示があれば、皆さんぜひ応援してあげてください! 目が離せませんね!
映画化で話題に!? 弱小サッカーアメリカ領サモア代表とは?
さて、”アメリカ領サモアで一体なんの競技が盛んなんだろう?” と思い、気になったので見ていたら、関連する話題にサッカーについての記述がたくさん出てきました。“サッカーが強いのかな?”と思ってさらに調べてみると、どうやらその逆で「最弱」みたいなんです。
考えてみれば、人口も5万人程度の小さな島ですし、練習設備もそれほど整っているとは思えないですよね。さらに、アメリカ領ということでサッカーはあまり人気がないスポーツみたいです。
ちなみに、このサッカーの代表成績は、2001年にオーストラリア代表との試合で31対0という歴史的な大差で敗れ、公式戦は30戦全敗、さらにFIFAランキングでは10年以上に渡って最下位というような状態でした。
しかし、そんなアメリカ領サモアのサッカーを変えるべく、アメリカのサッカー連盟から「トーマス・ロンゲン」監督が派遣されました。(この監督さんは、アメリカのU-20代表監督も務めていたほどの経験を持つオランダ人の監督です。)
もちろん、最初は島の人々とはうまくいかなかったようですが、監督の熱意もあってか、その後どんどん選手たちの意識を変えて行ったのです。ちなみに、プロのチームが無いので、アマチュア集団でしたが、仕事を終えてからの懸命な練習を重ねていったようですね。
そして、2011年11月22日に行われたブラジルワールドカップのオセアニア予選で、サモア代表を2-1で破り、FIFA加入後の公式戦初勝利を収めました。その時の様子は、まるでワールドカップで優勝したかのような歓喜で包まれていたようです。
う～ん素敵やん(島●紳助風w) 冗談抜きですごく感動的な話ですよね! 監督の情熱と選手一人ひとりの想いもあったんでしょう。ちなみに、この話は映画化されているんですよ。
※楽天ダウンロード/ネクスト・ゴール！
この映画もすごく好評だったようです。サッカーの面以外にも、第三の性として身体的には男ですが、心は女であるジャイヤ選手が注目を集めました。※以下Twitterより引用
『ネクスト・ゴール！ 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』サッカーが大好きで前向きな選手達を知らず知らず応援していた。思わず声を上げてしまったシーンもあった。感動！おすすめします。 http://t.co/F7HuGVaO3l
— nagi244 (@93nagi244) May 8, 2014
『ネクスト・ゴール！』主役は"第三の性"の持ち主ジャイヤと言っていい。所謂おかまちゃん。「ピッチに入る時はディーバのように手を振る」「映画が完成したらレッドカーペットはドルチェ＆ガッパーナの衣装で」とか言うことが一々オモロいw FIFA公式戦に初めて出場したトランスジェンダー
— el gato de hiromunet (@hiromunet) February 21, 2015
また、米国領サモアを舞台にした映画でしたのでこんな意見もありました。※以下Twitterより引用
ネクスト・ゴールはサモアという土地の文化の勉強になる。
— 怒りの労働者タケ力ワ (@tkkw15) February 4, 2016
という訳で、サッカーの感動的な実話だけでなく、アメリカ領サモアについて興味を持った方もぜひご覧ください。
オリンピックにも出場しているASAについての記事-おわりに-
さて今回は、オリンピックで「ASA」と表記されている”アメリカ領サモア”という国について、基本情報やリオオリンピックの出場選手、さらには、映画化されて話題になったサッカー代表の事などについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
このように、このアメリカ領サモアという国は、まだまだ未知数な部分も多いですが、今後、スポーツの国際大会などで見かけることがあれば、ぜひ個人的に応援していこうと思います!(皆さんも応援してあげて下さいね^^)
という訳で最後に、今回ご紹介したサッカーサモア代表をモデルにした、映画「ネクスト・ゴール」の予告動画を発見しましたので、こちらを紹介してこの記事の締めとさせていただきます。
サッカー弱小国がその現状を変えるべく、新たに大きな一歩を踏み出す様子がリアルに描かれていますので、ぜひご覧下さい。これからオリンピックやワールドカップに出場して、日本代表と是非対戦して欲しいですね。(Youtube/シネマトゥデイ公式チャンネルより)
