熱中症になったらその後に頭痛や発熱? 治療法や対処法は?


 

 こんにちは、トレンドガールです。さて、筆者の友人で救急救命士の看護師さんがいるのですが、最近なんとその道の専門家であるはずの彼女が、高温多湿の室内で熱中症にかかったと聞いて、正直それに驚きました。

 

 健康に対して敏感なはずの職業の方でもなるんですから、ちょっとビックリですよね。ちなみに、その友人が言うには、室内がいつもより気温が高く、尚且つ普段よりも汗をかいた場合で水分補給をしないと、頭がぼんやりしてくるんだそうですね。

 

 う~んなるほど。というか、熱中症って外でばかり起こる現象かと思っていましたが、このように室内でも起こるという事に、ちょっと驚きを隠せません(゚д゚) 何か予防策はあるのでしょうか?

 

 あ! その後、どうやら彼女は安静にすることで、すぐに仕事にも復帰する事が出来たようですが、どちらにしても、もしこれが自分の身に起こった場合、どのように対処すれば良いのかが気になります。やはり予備知識は大事ですね。

 

 という訳で、今回は、そもそも熱中症とは何ぞや?という部分を始めとして、その他にも、この熱中症に罹ると、その後に頭痛発熱はあるのか?という部分や、気になる治療法対処法などについて、詳しく調べて見ることにしました! では早速スタート!

 

このページの目次

そもそも熱中症とは? その後に頭痛や発熱はあるの?




 

 さて、それではまず、そもそも熱中症とは何か?という部分や、罹った後に頭痛や発熱はあるのか?という部分について、詳しく調べてみました。

 

 で、まずは熱中症とは何ぞや?という部分ですが、こちら端的に言いますと、高温多湿の環境に対して、我々人間の身体が適応出来ていない時に罹る病の総称のようですね。

 

 つまりは、外だろうが中だろうが、高温多湿に身体がついていかなければ、罹る恐れがあるということになります。特に6月とかは、蒸し暑くて徐々に体内の水分も奪われるような環境下にありますから、注意が必要でしょう。

 

 ちなみに、熱中症の主な症状としては、「目眩」「吐き気」「虚脱感」「大量の汗が出る」「体温が高くなる」「フラフラする」「自分で上手く水分補給が出来ない」といったものが挙げられるようです。

 「ソース」熱中症の症状 | 熱中症について学ぼう | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進

 

 要するに、筆者の友人女性のように、この病気に罹るとボーッとして体調が悪くなるという事でしょう。高温多湿で目眩や吐き気とかはあるあるですね。

 

 具体的なメカニズムとしては、まず暑さで体温が上昇して来ると、身体が体内に篭った熱を外に逃がそうとして、皮膚内の血管が拡張します。

 

 すると、今度は全身の血液量が減って血圧が下がり、脳への血流が減少しますが、このような血流の変化によって、顔から血の気が引き、目眩や立ち眩みといった症状が出て来るようですね。

 

 それと同時に、脈拍は上昇して呼吸の回数も自然と増えて、吐き気や全身の気怠さが起こるという流れのようです。う~ん、なるほど。今まで何となくしか知らなかったこの熱中症ですが、このような流れで罹るのですね。勉強になりました。

 

 話を戻しまして、次に、熱中症に罹った後に、頭痛や発熱はあるのか?という部分についても調べてみましたが、こちらズバリあるようです。

 

 まず頭痛に関しては、上述した脈拍の上昇に伴って、吐き気や倦怠感と共に症状が出てくるようですね。この頭痛が起こる原因としては、脳と自律神経が関係しているようです。

 

 具体的には、まず熱中症に罹ると脳がヒートアップして来て、それに伴い自律神経が乱れて来ます。そうすると、今度はその自律神経が乱れた事で血管の拡張が始まり、血液量過多で自律神経がおかしくなってしまうようです。これが頭痛を引き起こしてしまう原因なんだそうですね。

 

 それと、発熱に関しましては、こちら熱中症の症状が重症化した時などに、40℃以上の熱が出たりするようです(;・∀・) ちなみに、40℃越えになると、これは重症度1~3の「3」の状態であり、いわゆる「熱射病」状態でもあるようですね。

 

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 話を戻しまして、基本的に人間の身体というのは、体温よりも気温の高い場合に、汗を出してその体温バランスを保とうとするようです。ですが、先程お伝えしたような高温多湿の環境下だと、大量の汗をかいて水分を失ってしまいます。

 

 その状態で、十分な水分補給をしないと、今度はそれ以上十分な汗をかくことができなくなってしまうので、そうなると体温が上がってしまうというメカニズムのようですね。つまりは、体温調節機能が失われて、発熱や高熱に繋がって来るという訳です。

 

 ちなみに、その症状が重度か軽度関係なく、熱中症に罹ると基本的に体温が上がると言われていますので、それがこの病気に罹ったというサインでもありますね。

 

 なので、仮に意識は通常のようにあったとしても、何か少しでも”変だな?”とか、”もしかして火照ってる?とか感じたら、十分な水分補給をした上で、安静にすることが大事なようです。

 

 とにかく、熱中症の疑いがある場合は無理をせず、体温の上昇を抑える為に水分補給をするのはもちろんの事、脇の下などの太い血管が走っているような所を冷やすようにするようにすると良いそうですね。

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熱中症になったらどうする!? 治療法や対処法は?




 

 さて次に、もしも熱中症に罹った時の気になる治療法や対処法についてですが、こちらはどうなっているのでしょうか?

 

 という訳で、まずは対処法からですが、こちら調べてみたところ、やはり一番は前項でお伝えした通り、十分な水分補給をした上で、首や脇の下などを冷やすのがい対処法のようです。そして、とにかく安静にする必要があるとのことですね。

 

 ちなみに、その後はなるべく病院に行くことが推奨されているようです。これは何故かと言いますと、この熱中症は症状が軽いと思っていても、急変する場合が考えられからです。

 

 なので、自己判断せずに、病院に行くのが一番とのことでした。(もし仕事中であれば、早退するなどの判断が必要になってくるかもしれません。)

 

 それと、重度の熱中症の場合、40℃以上の高熱が出ると先程お伝えさせて頂きましたが、そうなると、最悪の場合、意識不明の状態に陥ったりもするようです。なので、そういった場合はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

 

 ちなみに、救急車が到着するまでの間、付き添いの人は状況に応じて対処する事も必要なようです。これは言わずもがなですが、意識が朦朧としている本人が、自分で十分な対処が出来ないからですね。

 

 なので、救急車が来るまでの間に状況を観察しつつ、尚且つ水分を補給させたり、頭や身体などを冷やしたタオルで定期的に取り替えてあげる必要があります。

 

 とにかく、ちょっとした変化を見逃さないで、消防署員の方に事の経緯などを詳しく伝える必要があるとのことですね。

 

 あ! それと、先程熱中症の重症度についてレベル1~3まであるとお伝えしましたが、こちらその具体的なレベル別の対処法については、以下の通りとなっています。それぞれのレベルに応じて対処してみて下さい。

 

■熱中症1度(軽度)

 

 まず、熱中症1度(軽度)の場合ですが、こちら症状としては、脳への一時的な血流不足で目眩や立ち眩みなどが中心となって来ますので、そんな時は木陰で休むとか、ベンチで安静にするとかで様子を見るようにすると良いそうです。(後は、筋肉痛なども症状として出て来るようですね。)

 

 ちなみに、先程お伝えした通り、この熱中症は状況が変わりやすい病気でもありますので、例えば一緒にいる相手の細かな反応などは、なるべく見逃がさないようにした方が良いでしょう。

 

 特に、運動などの急激な体温の上昇の時には、意識が朦朧として一時的に気を失う場合もあるようですから、そんな時に少しでも気持ち悪くなったりした場合は、水分補給をして休むなどの対策が必要です。

 

 また、呼吸が荒くなるのも特徴の一つのようですが、もしも安静にしていても、徐々に苦しくなってくる場合は要注意です。特に、呼びかけに対して応じなくなって来たような場合は、すぐに病院に行くか救急車を呼ぶようにしましょう。

 

■熱中症2度(中度)

 

 次に、熱中症2度(中度)の場合ですが、こういった場合は「頭痛」「吐き気」「虚脱感」「倦怠感」「失神」「集中力の欠如」などがあり、呼吸が激しくなって意識が遠のいていったり、身体が異常に熱くなって来たりするようです。特に、ぐったりして動かないような場合は要注意のようですね。

 

 ちなみに、その場で出来る対処法としては、こちらも冷たい水分を取るとか、脇の下や足の付け根、首など太い動脈が通っている場所を冷やすなどして、対策を取ることが必要になって来るようです。

 

 特に、意識が朦朧としている時であっても、出来る限り冷たいスポーツドリンクなどを飲むなどして、とにかく体内を冷やすと良いそうですね。

 

 それと、もしも水分や塩分などを自力で摂れないようであれば、こちらも迷わず近くの病院へ行くか、救急車を呼ぶようにしましょう。

 

■熱中症3度(重度)

 

 次に、熱中症3度(重度)の場合ですが、こういった場合は、意識障害、けいれん、言動が支離滅裂で口が回らない、過呼吸、身体がガクガクする、フラフラして真っ直ぐ歩けない、といった症状が出るようです。

 

 特に、既に意識が無いような状態に陥っていたら、かなり危険な状態のようですね。なので、そんな場合はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

 

 また、救急車が来るまでの応急処置としては、こちらも出来る限り日陰のような場所に移動して、そこでスポーツドリンクを飲んだりするのが良いそうです。

 

 話を戻しまして、次に熱中症と診断された後の治療方法についてですが、こちら病院の診断にもよるのですが、もしも軽度の熱中症であれば、基本的に熱を帯びている体温調節機能が正常になるまで、自宅で安静にするように指示されるようです。

 

 もちろん、定期的に診察してもらい、身体の状態を逐一把握する事も必要になりますが、とりあえずまずは安静にしながら、十分に回復を待つことが重要になってくるようですね。

 

 また、入院した場合は、点滴による薬剤や栄養剤の投与による経過観察になるようです。

 

 ちなみに、重度の熱中症の場合は、脳を保護する為の低体温療法になるようですね。(深部体温を32~34℃に下げる事で症状を軽減させる療法。2次的に起こる脳の損傷を最小限に抑える効果があるとのことです。)

 

 いずれにしても、熱中症に罹ると体温調節機能が壊れるので、その機能に頼らずに外部から冷却して、二次的な病気のリスクを軽減するということでしょう。鎮静薬や鎮痛剤などを使用したりもするようです。

 

 ただし、これらはあくまで一般的な治療の流れに過ぎないので、現在の医療の進歩や病院の方針、それと、患者さんの状態によっても治療法は変わってくると思いますので、あくまでも参考程度に受け止めて下さい。

 

熱中症の概要や症状・対処法などについて-終わりに-




 

 さて今回は、熱中症の概要についてを始めとして、その他にも、頭痛や発熱といった症状や、気になる治療法や対処法などについて調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、この熱中症は、普段の生活の中でも十分に起こりうる病気という事が分かりましたが、特に満員電車の中とかは高温多湿になりますし、何よりも呼吸などが上手く出来ない場合もあるので、注意が必要となりますね。

 

 とにかくこの熱中症には、本当に様々な症状があるという事が分かりましたが、特に、体温が異常に高くなって、場合によっては脳への損傷が懸念されるような場合もあるという事が分かって、本当に良かったです。

 

 なので、日常的に起こりうる病気という事で、特に5月辺りからは気をつけたいなと思いました。(皆さんも気をつけて下さいね!) という訳で、以上、熱中症の概要や対処法についての記事でした! 最後までお読み頂きありがとうございます!

 

 ラストに、今回ご紹介した熱中症についての、正しい知識と対処法について教えてくれている動画を発見したので、こちらをご紹介させて頂き、本日の記事の締めとさせて頂きます。

 

 この動画を観ると、のどが乾いたら水分を摂るのではなくて、のどが渇く前に飲む方が良いなどの必要な知識が学べますよ! 理由なども分かりやすく説明してくれていますので、ぜひご覧になってみて下さい^^ (Youtube/北九州市消防局公式チャンネルより)

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