節分製作で高齢者向けに簡単に作れる物は?
こんにちはトレンドガールです。さて最近はめっきりと寒くなりましたが、こうも寒い日が続いていると、さすがに普段ゲートボールなどで外に出られているおじいちゃんおばあちゃんも、おいそれと外には出られませんよね。
今の時期にそんな事をしていたら、もしかしたら風邪をこじらせてしませてしまうかもしれません。そうなったらご家族の方は大変ですね。なので、そんな時には暇潰しとして、ペーパークラフト(紙工作)に挑戦してもらってはいかがでしょうか?
これだと、かなり集中して作業する事になるので、あっという間に時間が過ぎます。なので、”暇を持て余している”というおじいちゃんおばあちゃんもには最適ですね。
それに、小さなお子さんのいるご家庭などだと、「僕もじいじと一緒に作るー!」なんてお孫さんが言い出すかもしれませんので、家事で忙しいお母さんも、かなり気が楽になります。
ちなみに、今の時期でのおススメのペーパークラフトは、やはり節分グッズです。綺麗に作れば家の壁や玄関先に飾ったりしても良いですし、鬼のお面や福豆用の豆入れなどを作れば、節分の日に実際に使用して楽しむ事も出来ます。
という訳で、前置きが少し長くなりましたが、今回は節分制作の中から、比較的簡単に作れる物をいくつかピックアップしたので、それらを今からご紹介して行きたいと思います。ではスタートしましょう!
このページの目次
和風で渋い鬼の壁飾り!
さて、節分用のペーパークラフトと一口に言っても、ちょっとネット上で検索をかけただけでも、かなり沢山あります。特に、子供向けの工作などは、それこそ星の数ほど掲載されていましたね。
もちろん、”あまり最初から難しいのはやりたくない”というおじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃると思いますから、最初はそういったもの中から作っても良いと思うんです。でも、せっかくなら、ちょっと渋めなペーパークラフトに挑戦して貰ってみてはいかがでしょうか?
出来上がった時に、家族が「あっ」と言う姿を見たら、それを見たおじいちゃんおばあちゃんも、次の制作への意欲を見せるかもしれませんよね。それに、そこから趣味へと繋がるかもしれません。
で話を戻しますが、そういった場合におすすめしたいのが、「レクリエ」というサイトで紹介されている、和紙と千代紙でつくった、切り絵風の鬼の壁飾りです。(気になる画像はこちら。)
いかがでしょう? 下に厚紙を使ってやれば、しっかりとした壁飾りになりそうです。(場合によっては、フォトフレームなんかに入れて飾っても良いかもしれません。)
ちなみに、こちらは上記画像の通り、切り絵や和紙、そして筆ペンで書かれた「鬼は外 福は内」が、和風テイストでとってもオシャレです。見た目的には、地方のお土産屋さんで売ってそうですよね。
という訳で、早速この鬼の壁飾りの作り方ですが、まずは土台となる四角い厚紙を用意します。そしてそこに、模様の書かれた千代紙を貼って、厚紙の地が見えないようにして行きます。
次に、土台よりも少し小さめの黒い画用紙を用意して、そちらを模様付けした厚紙の上に貼っていきます。そしてその後は、それぞれ赤か青の和紙を、鬼の形に切って貼り付けます。
そして更に、もう一枚黒画用紙を用意して、目、口、鼻、眉毛の形に切って、顔に配置していきます。あとは金や銀の折り紙などを用意して、角を切りって貼り付けます。
そしてその後に、油性のサインペンなどを使って、角に縞模様をつけて行きます。あとは、短冊形に切った千代紙か無地の和紙のどちらか読みやすい方に、筆ペンで「鬼は外 福は内」と書き込み貼付けます。
最後に、壁掛けにする紐を「こより」にします。このこよりは誰でも作った経験があるはずですので、この辺は楽に出来ると思います。(ちなみにこよりとは、要するにねじって紐状にした物の事ですね。ティッシュをねじったものを鼻に入れて、意図的にくしゃみを出した経験は誰でもあると思いますw)
話を戻しまして、そうして出来た和紙のこよりを、壁飾りの上部に裏側から貼付ければ完成です。ちなみにですが、好みによって少し配置の仕方などを変えてみても、作った人の個性が出て良さそうです。いかに味のある作品に仕上げるかは、ここにかかっているかもしれませんね。
どうでしょうか? たったこれだけの作業で、中々雰囲気のある良い壁飾りが出来上がりそうですよね!^^ こういった節分制作なら、作った後に、玄関の靴箱の上の壁とかに飾っておいても、季節感が出て良いかと思います。
※以下、この鬼の壁飾りの紹介動画(Youtube/レクリエ Channelより)
※レクリエ 2016年01・02月【電子書籍】
ちなみに、鬼の壁飾りと一緒に、オリジナルで「福の神の壁飾り」なんて物も一緒に作ってあげると良さそうですね。作り方は、上述した鬼の壁飾りをベースに考えて行けば、余裕で作れると思います。
これなら生臭くない! フェルトの柊鰯!
さて、世のおじいちゃんおばあちゃん方におススメする工作として次に挙げたいのが、フェルトで作る柊鰯(ひいらぎいわし)です。(参考画像はこちら。)
ちなみに、この柊鰯と言えば、節分の定番として有名ですよね。ですが最近では、節分の日にこの柊鰯を軒先にキチっと飾っているお家なんて、全くと言って良いほど見かけなくなりました。特に若い方だと、「そんなもの飾るどころか初めて知った」という人も中にはいらっしゃると思います。
で、この柊鰯をご存知で無いという方に説明させて頂きますが、要するにイワシの頭に柊を刺したものですね。実物は以下のような感じです。(Twitterより画像入りツイートを引用)
https://twitter.com/clubkisai/status/697631459671089154
という訳で本題に戻りますが、本物の柊鰯を飾るとなると、ちょっと玄関先が生臭くなってしまうのが辛いところです。そんな時はこのフェルトで作る柊鰯ですね。これなら臭さもなく、更におじいちゃんおばあちゃんの暇つぶしにもなるから一石二鳥です。
ちなみに、フェルトといっても、縫い物ではありません。ペーパークラフトとやり方はほとんど同じなんですね。紙の代わりにフェルトを切って、糊のかわりに木工用ボンドを使えば、誰でも簡単に作れちゃうんです。(真ん中の串は、いらなくなったお箸なんかがあるとベストかもしれません。)
それと、ご紹介したリンク先の画像には、毛糸のぽんぽんで作った可愛い鬼さんもぶら下がっていますね。なので、余力があればこちらを作っても楽しそうです。
※余談ですが、折り紙の柊鰯の作り方の動画なども発見しました。なので、好みによって、まず最初にどちらに取り組むか決めても良いのではないでしょうか?(Youtube/恋する日本の備忘録より)
豆を入れることも出来るオシャレな小物入れ!
さて、ここまでは、家族をあっと言わせる節分用の壁飾りや、可愛いフェルトの飾りなどについて見てきましたが、最後に節分で使える小物入れなどはいかがでしょうか?(画像はこちら。)
ちなみに、こちらは牛乳パックで作る小物入れとして紹介されていますが、節分の豆入れの箱としても使えそうですよね。^^ しかも、フタをする事が出来るので、使用した後に余った豆を入れて、食卓に置いておく事も出来そうです。
話を戻しまして、こちら牛乳パックにどんな紙を貼るかによりますが、和風テイストで行きたいのなら、画像の左下のように和紙を貼る事をおすすめします。(貼る前の和紙を軽くくしゃっと握っておけば、ちょっと皺を入れて、ちりめん調にする事だって出来そうです。)
それにしても、単なる牛乳パックなのに、上手く折り曲げて蓋をしている所が良いですよね。個人的にはアイディア賞をあげたいぐらいです。(それと、オシャレなこの小物入れの作り方ですが、詳しい作り方はこちらへどうぞ。)
どうでしたか? こんな素敵な小物入れが作れるのなら、実際に作業するおじいちゃんおばあちゃんも、”どれ、ちょっとやって見ようかな”なんて気持ちになるかもしれませんね。^^
その他にも、その昔、筆者のおばあちゃんが、よくこたつに入りながら作っていた、三方(さんぼう)の折り紙などにも挑戦してみてはいかがでしょうか? Youtubeでハウツー動画を発見したので、そちらをご紹介しておきます。(Great-origamiより)
高齢者向けの節分制作の記事-終わりに-
さて今回は、ちょっと渋目の鬼の壁飾りについてや、フェルトの柊鰯についてを始めとして、その他にも豆を入れる事の出来る小物入れなどについて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに、今回は比較的簡単に作れる物を中心に紹介してみましたが、興味があれば、もう少し難しいペーパークラフトに挑戦してみても良さそうですね。おじいちゃんおばあちゃんも作る度に意欲が増して来るかもしれません。
という訳で、今回は以上となります。最後までお読み頂きありがとうございました!(以下、この記事を読まれた方に、オススメの記事です。)