[ふきのとう] 長野・新潟・東京の収穫時期は? 採り方は?


 

 こんにちは、トレンドボーイです。さて、春が近付いて来て、ふきのとうが採れる季節になって来ました。

 

 このふきのとうはキク科の多年草で、全国の山で収穫することが出来ますが、独特の香りと苦みがあって、香辛料として使われていたりします。

 

 ちなみに、雪が解け始める頃に一斉に芽を出すとのことで、実は場所によって収穫できる時期が全然違ってくるようですね。

 

 そこで今回は、筆者が住んでいる東京を始めとして、その他にも、積雪地域である長野新潟など、それぞれどのように収穫時期が違うのかについて、詳しく調べ見ることにしましたよ!

 

 そして、その他にも、ふきのうとうの採り方や、気になる栄養成分と食べ方(調理方法)などについても調べて見ましたので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。それでは、さっそく見て行きましょう!

 

このページの目次

東京 長野 新潟 それぞれのふきのとうの収穫の時期は?




 

 さて、という訳でまずは、東京・長野・新潟それぞれの、ふきのうとうの収穫の時期について調べて見ることにしました。

 

 で、さっそくその結果ですが、どうやら長野や新潟が12月~5月にかけてで、東京では1~3月にかけて収穫できるそうです。

 

 ただし、これはあくまで雪解けの季節に合わせて収穫が出来るかどうかという話のようなので、場所によって多少収穫できる時期が変わってくるようです。

 

 これはどういう事かと申しますと、例えば大きな川の河川敷にも生えいて、日当たり、風当たりが良いところでは、収穫が早まる傾向にあるようです。(田んぼなどでも生えていることがありますね。)

 

 逆に、山間地の雪解けが遅い地域では、5月ごろまで収穫可能な場所もあるそうですよ。(ちなみに、ハウスで育てられたものは、12月~2月頃が収穫時期のようですね。)

 

 話を戻しまして、ふきのとうは多年草であり、来年、再来年と、根を傷めない限りは、同じ場所から収穫することが出来ます。

 

 また、つぼみになってから、おいしくなる時期は極めて短く、味が落ちるのが早いため、非常に繊細な野菜でもあるそうです。

 

ふきのとうの採り方(収穫)のコツは? 毒に注意が必要!?

 

 さて、前項でふきのとうの収穫の時期が分かったところで、次は採り方のコツについて見ていきましょう。

 

 まず、ふきのとうを収穫した際は、根は絶対に切り落とさなければなりません。これは何故かと言いますと、ふきのとうの根には「ペタシテニン」という毒があるので、危険だからです。

 

 という訳で、カッターやハサミなどを用意して、根の部分は切ってしまうと良いでしょう。(持っていない場合でも、ねじるように切れば根っこを取らずに収穫可能です。)

 

 また、ふきのうとうを採る際は、なるべく花が開いているものではなく、つぼみが閉じている(または開きかけ)の状態のものを選ぶと良いそうです。これは何故かと言いますと、その方が美味しいからだそうですね。

 

 ちなみに、天然のふきのとうは、日当たりのいい道沿いに生えています。また、その他にも、条件を満たすところであれば、意外にどこでも収穫することが可能だそうですよ!

 

 以下、ふきのとう採りの参考動画です。(Youtube/HUJINOYACGより)

 

 あと、こちらは余談ですが、ふきのとうが生えている場所には、蛇や毛虫がいる可能性があるので、安全のために手袋をしてから収穫するようにすると良いそうです。

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実はとても栄養価が高いふきのとう! 含有成分や効能は?




 

 さて、ふきのとうというのは、実は栄養価がとても高いそうで、ビタミンやカリウムが豊富に含まれているんだそうですよ! なので、生活習慣病の予防に効果的なんだそうです。

 

 それと、他にも食物繊維などが豊富に含まれており、便秘予防やデトックス効果なども期待出来るそうです。また、鉄分なども含まれいますので、女性の貧血予防にも効果的です。

 

 更に、それ以外にもふきのとうの香り成分である「フキノリド」には、消化液の分泌を促進する効果があり、胃や腸の働きを整えてくれます。まさに女性の味方とも言える野菜ですね。

 

 ですが、良いことばっかり言ってもしょうがないので、ちょっと気になった部分もお伝えしますと、このふきのとうには「フキノトシン」という有害成分も微量ですが含まれているそうです。

 

 具体的には、成分の中に発がん性があるんだそうですね…。また、「植物アルカノイド」という成分も入っていますので、大量に摂取することで下痢になってしまう恐れもあるようです。

 

 ただし! ただしですよ? それはあくまでも、毎日350g以上大量に消費すればという話です。一般的に食べる分には、全く気にしなくても大丈夫というレベルのようなので、普通に食べている分には、特に問題は無いみたいですね。^^

 

ふきのとうはどうやって食べれば良いの? 調理方法は?

 

 さて、ふきのとうは日本料理などでよく使用され、よく天ぷらや和え物として出てきますが、個人で調理する際は、有毒物質を取り除くために下処理が必要です。

 

 という訳で、まずはその下処理の方法から見ていきましょう。

 

 

 以上で、ふきのとうの下処理は完了です。塩を含んだお湯に入れて後は冷やすだけなので、かなり簡単ですね。

 

 ちなみに、てんぷらにする場合は茹でる必要はなく、そのまま揚げてしまって大丈夫なようです。(葉が開くように切れ込みを入れると、綺麗に揚がります。)

 

 他にも、「ふきのとうみそ」などにするのもお勧めです。こちら下処理したふきのとうを刻んで、その後にみそ・砂糖・酒を入れて練っていき、最後にみりんを加えて完成です。

 

 ご飯のおかずにぴったりなのではないでしょうか? 食が進むこと間違いありませんよ。^^ また、素材の味をかみしめたいときは塩だけでもお勧めです。

 

 以下、山形県の「ばっけ天ぷら」の作り方です。参考に見てみて下さい。(Youtube/sakegawahealthmateより)

 

ふきのとうの収穫時期や採り方についての記事-終わりに-

 

 さて今回は、東京・長野・新潟、それぞれのふきのとうの収穫の時期の違いについてや、その他にも、採り方や栄養成分、調理方法などについて調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 このように、山菜として色々な場所に生えてくるふきのとうは、春が近づいて来たら、ぜひ調理して食べたい一品ですよね。

 

 なので、どこでも取れる可能性があるので、見つけたら一つ摘んで見るのも良いかもしれません。^^ (ただし、採ることが出来ない場所などもあるようなので、その辺に注意してください。)

 

 また、最近ではネット上などで販売しているお店もありますので、そちらで頼んでみるというのもいいですね!


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 では最後に、ふきのとう関連の動画をシェアして、本記事の締めとさせて頂きます。動画の情報を参考にして頂いて、ぜひ美味しいふきのとうを食べてみてくださいね。^^

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