お宮参りでのし袋の書き方は? 初穂料の金額の相場は?
こんにちは、トレンドボーイです。さて皆さんは、お宮参りについてどのようにすればいいのか、悩んだ事はありませんか? というか、「最近子供が生まれた」という方などは、特に初めてのお宮参りなので、色々と準備も含め迷うことが多いですよね。
ちなみに、神社で祈祷をお願いするのに、初穂料(はつほりょう)というものを渡しますが、その際にのし袋に何て書いたらいいのか、今いち分からなかったりしませんか? かくいう筆者もその1人ですが、そもそも、初穂料の相場はいくら位なのか?という部分などについても、気になる所です。
そこで今回は、初めてのお宮参りの際に、神社に渡すのし袋の書き方についてを始めとして、その他にも、その初穂料の金額の相場はいくらなのか?という部分について、詳しく調べてみましたよ! その結果を今からご紹介させて頂きたいと思います!
この記事を読んで頂くと、初穂料のマナーについてのあれこれが深く理解出来るかと思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
お宮参りの初穂料ののし袋の書き方は? 漢数字を使う?
さて、それではまず、初めてのお宮参りの際に渡す、初穂料ののし袋の書き方について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きたいと思います。
という訳で、まず書き方の説明の前に、どういったのし袋を選べば良いか?についてですが、こちらズバリ見出し画像のような「紅白の蝶結びののし袋」を使用します。(正面だと以下のような感じです。)
※マルアイ まっすぐ書ける金封 祝万円袋 幅広赤白
ちなみに、のし袋には外袋と中袋の2種類がありますが、それぞれ書き方が違いますので、今からその点を詳しくご紹介させて頂きますね。
まず、外袋についてですが、こちらは紅白の蝶結びの上段と下段に分けて考えて下さい。上段には、「御初穂料」又は「初穂料」と書き、下段には「産まれた子供のフルネーム(姓名)」を書きます。(親の名前ではないので注意しましょう。)
ただ、地域によっては「親の名前(フルネーム)」と「子供の名前」を並べて書くという所もあるようなので、その辺はケースバイケースで対応して下さい。風習の違いなどもあると思いますから、迷ったらご両親や仲の良いご近所さんなどにでも、一度聞いてみてはいかがでしょうか?^^
あ! そうそう、親と子の名前を並べて書く際は、子供の名前の上に”続柄”を記入したりする所もあるようです。(例えば「長男」とかですね。) それと、子供の名前が一般的に読みにくいような場合は、”振り仮名”を振ったりもする地方もあるようですね。
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次に、中袋についてですが、こちらは表面に包んだ金額を記入し、裏面には住所と子供の名前(フルネーム)を書きます。これは、他のご祝儀でも同じ形なので、大体イメージは出来ますね。(以下のような感じです。クリックで拡大出来ます。)
また、金額を書く際に主に漢数字を用いますが、こちらネット上を見てみると、”よく分からない”という方が結構いらっしゃるようですね。(かくいう筆者もそうでした…^^;)
確かに、普段は全く使わない漢字ですので難しい部分ですが、でもご安心下さい! ある程度覚えておけば楽勝なので、今からサラッとその詳細についてご説明させて頂きますね。
まず、1・2・3についてですが、こちらは「壱・弐・参」と書きます。ちなみに、現在では「一・ニ・三」でも構わないようですが、正しくは壱・弐・参と書くようですね。
それから、4・6・7・8・9については、そのまま「四・六・七・八・九」を使いますが、ただ5に関しては壱・弐・参と同様に「伍」を使うようです。(もちろん、「五」を使っては駄目という訳ではありません。)
そして、十・百・千・万は「拾・百・阡・萬」と書きますが、「阡」に関してはこれまでの解釈通り、「千」を使っても構わないようです。
という訳で、以上のような事を踏まえると、例えば包む金額が5,000円の場合は、「金伍阡円」となりますね。10,000円の場合は、「金壱萬円」となります。
もちろん、「金五千円」や「金一万円」でも問題はありませんが、こういったお宮参りのような行事ごとでは、気持ちを引き締めるのに普段と違う漢字を使ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、のし袋を書く際はボールペンでも構わないそうですが、こちらもお宮参りという事で、なるべく「筆ペン」を使った方が良いでしょう。その方が見た目的にも良いですしね^^
お宮参りの初穂料の金額の相場はいくら? 新札がいい?
さて、ここまでで、のし袋の書き方については大体ご理解頂けたかと思いますが、ここからは初穂料の金額の相場について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きたいと思います。
という訳で、早速その調べた結果についてですが、こちら大体「5,000~10,000円」位のようですね。七五三や厄除けなどでも5,000円~というのが一般的なので、最低限5,000円~というのを頭に入れておきましょう。
ちなみに、神社によっては料金が一律で決まっている所もあるようなので、その場合は事前に祈祷をお願いする神社のホームページを参考にするか、直接神社に電話で問い合わせてみて下さい。
それから、”のし袋に入れるお札は新札の方が良いのか?”という疑問についてですが、こちらは特に決まりはないようですよ。ただ、旧札であまりにもシワのあるようなお札は失礼なので、その点だけは注意して下さい^^;
いずれにせよ、綺麗なお札の方が見た目的にも良いと思いますので、あらかじめ銀行などに行って用意しておくのもいいかもしれませんね。(銀行では新札に変えてくれます。)
それと、お札には裏表があるのはご存知だと思いますが、こちらのし袋に入れる際に、基本的には人物が描かれている方(表面)を上にして入れるのが常識となりますので、その点なども注意して下さい。また、肖像画の向きが正像で袋の口側に来るように、全てのお札の向きにも注意して下さいね。
余談ですが、初穂料をどのタイミングで渡すのかについては、書類に必要事項の記入が終わったら渡します。具体的には、まず神社に到着したら社務所(受付)にてお宮参りに来た事を伝えますが、そこから書類を書いてから渡すという形ですね。
という訳で、以上がお宮参りの際の初穂料の金額の相場やマナーについてですが、このようにそんなに難しい事ではありませんので、要点だけでも頭の片隅に入れておくようにしましょう^^
お宮参りののし袋の書き方や初穂料の相場-終わりに-
さて今回は、初めてのお宮参りの際の、のし袋の書き方や初穂料の金額の相場などについて、詳しく調べた結果と共にご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、時代背景や地域の風習などよってもマナー的な部分は微妙に変わって来ますが、でも今回の記事で紹介した事が最もスタンダードな方法ですので、是非この辺を覚えて頂ければと思います。
いずれにせよ、最低限のマナーを抑えつつ、尚且つ産まれてきた子供の幸せを願いながらお宮参りに臨むようにしたいものですね^^ 一生心に残るような行事になる事を願っております。
という訳で、今回はこれにて記事を終了したいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、のし袋の書き方についてサクッと説明してくれている動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、筆で書く前にまずシャープペンシルを使って縦に線を入れていますが、これを文字の下書きとして応用しても良さそうですね^^ であれば失敗しないでしょう。是非ご覧下さい! (YouTube/詩梨ことりより)