節分の献立! 老人ホーム・病院・特養はそれぞれどんな感じ?
こんにちは、トレンドガールです。さて、我々日本人は、季節ごとの行事を重んじると共に、その時々の食べ物などにもこだわりがありますよね。
特にご年配の方達は、小さい頃から慣れ親しんだ風習や食べ物、それと味などにこだわりがありますので、その期待を裏切らないような献立で節分を盛り上げてあげたいところです。
ただ、地方によってもその味や風習というのは変わってきますので、なかなか皆が満足するというものを作るのは難しいです。ですが、難しいからこそ、逆手に取って各地の色々な特色を盛り入れた献立などを考えても良いのではないでしょうか?
という訳で今回は、老人ホームや病院、特養の節分に出す献立について気になったので、それぞれ調べて見ることにしました。で、その調べて分かったことについて、今から詳しく書いて行きたいと思います。
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そもそも節分の定番の食べ物はどんなものが挙げられる?
さて、節分といえば豆ですが、最近は炒った豆が袋に入ってスーパーに売られていますよね。ですので、それを買ってしまえばそのまま食べることが出来ます。
ちなみにこの節分の豆ですが、昔は生の豆が売られていて、それをそれぞれの家庭で炒っていました。「ほうろく」と言われる平たい土鍋の上に豆を置いて、弱火でじっくりと炒っていたんですね。(そうすると、香ばしい匂いがして美味しいのを食べる事が出来たんです。)
それと、現代ですと「ほうろく」とまではいかないにしても、生の豆を買ってきて、フライパンで弱火でじっくり炒っても香ばしい豆を作ることが出来ます。
話を戻しまして、この節分といえば、他にもここ十年位の間に全国的に広まった「恵方巻き」などがありますよね。今となってはすっかり定着して、節分行事には欠かせない一品となっています。
ちなみに、この恵方巻きを食べると、福が取り込めて、尚且つ無病息災でいられると言われています。それと、こちらは料理ではありませんが、飾りとして「柊鰯(ひいらぎいわし)」なども定番ですよね。
実は柊鰯に使うイワシですが、胴体の部分は使わないので節分料理としても楽しめます。柔らかく煮たイワシは栄養も豊富で体にも良いので、特にお年寄りに好まれる食材ですね。
恵方巻きっていつからあるの? 地域ごとの具材や味の違いは?
さて、前項でご紹介した通り、今では節分行事に欠かせない一品となった恵方巻きですが、実はこの恵方巻きとは、1998年あたりに付けられた名前で、以前は「丸かぶり寿司」などと呼ばれていたようですね。
それと調べた所、昔は芸者さんの出し物だったとか、船場の習慣だったとか色々な説があるようです。ということで、恵方巻きという名前は最近ついたものですが、太巻きを節分に食べるという習慣は、ずいぶん昔からあったんですね。
ちなみに、恵方巻きについて興味を持ったので、地方ごとに違いはあるか?など調べてみましたが、残念ながら各地で具や味が違うということは書かれていず、地方ごとの特色などについても分かりませんでした。
ですが、ネット上には書いていないだけで、もしかしたらそれぞれの地方で、以前からその土地土地のやり方で作られていたのかもしれませんね。(ちなみに、太巻き寿司自体は、千葉県の郷土料理と言われています。)
それと、こちらは余談ですが、東京では江戸時代に、寿司屋のメニューにかんぴょうが好まれて入れられていたようです。また四国地方は、昔から甘めのすし酢を使っていたようですね。
特養や老人ホームの節分の献立はどんなのがある?
これまでお伝えして来た通り、恵方巻き自体を節分に広く食べるようになったのは、わりと最近になってからですが、いわしはずい分昔から食卓に上がっていました。
ですので、節分には高齢者の方達に鰯の煮付けがおすすめです。実際デイサービスや老人ホームなどで、節分に出しているところもあるようですね。※以下、鯖の煮付けの参考画像入りツイート(ツイッターより引用)
節分を前に…
今夜は鰯の煮付け♪
本当は焼き鰯のほうがいいらしいけど(^^;;柊鰯もなかなか玄関には飾るの勇気いるので新聞にくるみました。
梅干しと生姜がいい仕事してます! pic.twitter.com/4hUOReZonf— harako (@harakosama) February 2, 2016
特に煮物自体は和食の基本となるので、ちょっとした一工夫や味付けで、ずいぶん美味しくすることが出来ます。
具体的な例としては、まず魚を煮る時というのは、しょうがを使って臭みを取ったりする事もあると思いますが、梅じそなどを使っても香り豊かな柔らかく料理が出来ます。
また、五目豆や昆布豆なども、柔らかく煮ればご高齢者の方にも噛めるので安心です。(ちなみに、こちらのブログでは、節分の献立の他にも、高齢者用のレシピが多数掲載されていて、とても参考になります。)
このように少し手が凝っていた方が面白い献立になりますし、何よりも食べる時に話のネタになり、自然と会話が弾みますよね。
病院の節分の献立はどんなのがある?
病院に入院している患者は理由も年齢もバラバラです。また、カロリー制限がある人もいますので、節分にはローカロリーで尚且つアレンジできる食材が使われているようです。(もちろんバランスも大切です。)
なので、ご家庭に退院直後の方がいる場合は、その辺を考慮して見てはいかがでしょうか? 子供の場合だと、可愛らしい節分料理を出して、それに合わせて折り紙を使ったり、お面を添えたり、塗り絵などをつけたりしても良いと思います。
つまり、ここで一旦まとめると、子どもはバランスを大切にしつつ見た目が可愛らしいものを、大人は味付けや具材に凝ったものを選ぶと喜ばれるのではないでしょうか? それぞれ節分は別々の献立が良いでしょう。
ちなみに、実際の病院の、子供の節分献立メニューについて気になったので調べて見たところ、どうやらご飯は巻き寿司で鬼の顔にして、豆などをつけたりするところもあるようですね。※以下鬼の巻き寿司と豆の参考画像ツイート(ツイッターより引用)
恵方巻きにもおすすめ!節分はかわいい鬼の飾り巻き寿司を作ろう – https://t.co/3Fiid40xcP pic.twitter.com/N1aWBlz9Je
— macaroni [マカロニ] (@macaroni_news) February 3, 2016
具体的には、「鬼の顔のお寿司」や「鰯の生姜煮」、「辛子和え」や「清汁」、「節分豆」などがあるようです。(豆ですが、食事制限がある子には、ボーロに変更したりしているそうです。これなら豆が食べられない人も安心ですね。)
【ソース】献立紹介 ~譜久山病院の栄養科ブログ~
それと、大人用の節分メニューとしては、「房総祭り寿司」とかが出たりもするそうです。(以下ツイッターより房総祭り寿司の参考画像入りツイートを引用)
https://twitter.com/tane_nene/status/455907612190457857
う~ん、華やかですね~。このように立春を迎えるにあたって、桜の花をイメージしたお寿司は、カロリーも控えめですし気分も盛り上がります。それに、入院中の方でも安心して食べられますね。
ちなみに、完全に5分粥くらいの方には、鰯のすり身と豆を煮込んだ「いわしつみれと大豆のトマト煮」などもあるようです。(以下ツイッターより引用)
節分に●いわしつみれと大豆のトマト煮● https://t.co/6B8bDpchAh
— 廚獅 wesley (@Chief_Wei) February 3, 2016
こちらは煮込み具合によって、3分粥食、7分粥食など硬さを調整して下さい。(作り方はこちらクックパッドで見れます。)
老人ホーム・特養・病院の節分の献立の記事-終わりに-
さて今回は、老人ホームや病院などで節分に出される献立メニューや、個人的におススメなメニュー等についていくつかご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに、豆はとても栄養価が高いので、昔から日本人の貴重な栄養源となっていましたが、そんな豆を特別の力が宿っていると信じてて、その豆で鬼を退治して追い出すことが出来ると信じられていたようです。
また、節分に出てくる料理はあくまでも行事を楽しむ為のものです。せっかく心を込めて作った料理を、静かに1人で食べるのでは味気ないですもんね。
なので、その日はホールなど皆で集まって、机を向かい合わせにして食べたり、豆まきや工作などをして楽しんだりしても良さそうですね。おしゃべりしながら気分の良い1日が過ごせそうです。
※以下の動画を見ると、鬼の顔の太巻きが可愛く作ることが出来ますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか?(Youtube/ノムコムBy野村不動産アーバンネット公式チャンネルより)