りんごの栄養成分ってなに? 風邪の時に食べると良い?

 

 こんにちはトレンドボーイです。さて、もうすっかり日も短くなり、冷たい風が身をつらぬく厳しい季節となりましたね。わたしは11月下旬あたりから既にコタツを出してしまいましたよ。

 

 また、これだけ寒くなってくると、乾燥が酷くなってくるのか、電車などに乗っているとあちらこちらから、「ゴホッ、ゴホッ!」と咳が聞こえてくるので、私自身風邪をうつされないか心配になってきます。

 

 そういえば、私の母は私が風邪をひいたときは決まって、りんごを切ってくれて食べさせてくれていたことを思い出します。確かにこのりんごは、「一日ひとつリンゴを食べると医者いらず」ということわざが有名なくらい、体によい食べ物とされていますね。

 

 でも、実際どのような効能があって、どのように体に良いのかどうかよく分からなかったので、これを期に栄養成分など色々と調べてみることにしました。

 

このページの目次

りんごの栄養成分は? こんな効能があった!


 

 それでは早速ですが、このりんごは一体どのような栄養分が含まれていて、どんな風に体に良い作用をもたらすのでしょうか?

 

 まず、第一に挙げられる要素としては、食物繊維が非常に多く含まれていることが挙げられます。その為、この食物繊維によりお腹の中を掃除してくれる効果があるんです。

 

 更にこのりんごの皮には、食物繊維と共にタンニンとペクチンが多く含まれているので、腸の粘膜を保護する作用が起こり、胃腸の調子が悪かったり、便秘の時に効果があるとされています。

 

 すなわち、りんごの効能で一番良いとされているものは、この整腸作用と考えても良いかもしれません。ですから、風邪で内臓の動きが弱まっているときに、りんごを食べると良いというのは、多分ここから来ているのかもしれませんね。

 

 また、りんごには100種類以上のポリフェノールが含まれてることが分かっています。実は、ポリフェノールには抗酸化作用を持っており、その抗酸化作用によって活性酸素の活動を抑制する効果があり、それによって老化現象を抑える効果があるのです。

 

 そしてその他にも、リンゴ酸・クエン酸による疲労回復効果や美肌効果、コレステロールの低減などの働く男性や、美容に気を使う女性などにも嬉しい効能が沢山あるようです。

 

 このように、様々な方面で体に良いと科学的にも証明されているりんごですので、確かにことわざ通り一日一個食べれば、毎日を健康に過ごすことが出来そうですよね。

 

りんごは風邪以外にもこんな病気の予防に効果的!

 

 さて、りんごのパワーはまだまだこんなものではなく、風邪以外にもさまざまな病気の予防をすることが出来ます。具体的には以下を御覧ください。

 

動脈硬化予防

 

 かつて、アメリカの大学の実験によると、毎日りんごを一個食べることによって、動脈硬化の原因とされる酸化LDLという物質が大きく減少するという報告がありました。

 

 ちなみに、この酸化LDLという物質に、りんごに含まれるポリフェノールが効果を与えていると考えられているのですが、不思議な事にこのりんごからこの成分を抽出したものを飲んだだけでは、これほどの効果はなかったとのことでした。

 

高血圧予防

 

 リンゴに含まれるカリウムにより、体内のナトリウムを排出する効果がありますので、高血圧予防になると言われています。

 

貧血予防

 

 鉄分の吸収を高めるビタミンC等のビタミン類や、リンゴ酸などの有機酸により貧血を予防することが出来ます。

 

りんごは皮ごと食べるほうが良いって本当!?

 

 ところで、色々な所で議論の対象になる話として、”りんごの皮は食べた方が良いのか?”というものがあります。一見リンゴの皮は少し硬いので、苦手だから絶対剥いてから食べるという人も多いでしょう。

 

 しかし、リンゴの効能でもご紹介したように、皮にもタンニンやペクチン、そしてポリフェノールという栄養成分が多く含まれているので、出来るだけ皮ごと食べるほうが身体に良いようですね。

 

 さらに、皮と実の間にも多くの有効成分があるとのこと。なので、どうしても苦手であるならば、すりおろしりんごにして摂取しても良いと思います。

 

りんごを加熱すると栄養素はどうなる?

 

 さて、りんごを加熱調理したときには、この豊富な栄養素はどうなってしまうのでしょうか? 私自身も冬によく焼きりんごを作るので気になってしまいました。

 

 で、その調べた結果ですが、ビタミンCや有機酸は加熱処理しても問題ないようで、それどころかポリフェノールに至っては加熱することにより、抗酸化作用が何倍にも増幅するらしいです。

 

 ただし、カリウムは熱に弱いので、若干失われてしまうそうなので、いつも加熱したリンゴを食べるのではなくて、交互に食べるなどすると良いかもしれませんね。

 

りんごを食べて健康になろう! -記事の終わりに-

 

 という訳で今回は、りんごの栄養成分や効能などについて色々とご紹介して来ましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 本当に色々な種類の効果が期待出来るという事のようですが、昔はこんな科学的に分析できる機器もなかったというのに、ことわざになったほど体に良いと信じられて来たのには驚きですね。

 

 あ~、こんなにりんごの事を書いていたら、本当にリンゴが食べたくなってしまいました・・・。ということで、皆さんも是非リンゴを食べて、健康な毎日を過ごしていきましょう!

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