PM2.5とはなに? こどもへの影響は? 中国の大気汚染が原因?
こんにちは、ゴシップボーイです。さて近頃、なんだかよく話題になるPM2.5ですが、こどもや気管支の弱い人にとっては、なおさら気になりますよね。
あとこのPM2.5、実は中国の大気汚染が原因になっているかもしれないということを耳にして、こどもへの影響などが気になったので、その信憑性を含めて詳しく調べてみました。
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PM2.5とは何? どこから排出されている?
さて、PM2.5と言えば、最近よく環境関連のニュースなどで話題になっていますが、そもそもこのPM2.5とは、実は大気中に飛んでいる粒子径が2.5μm(マイクロメートル)以下の小さな粒子のことを指して言うそうですね。
ちなみに、これは何か特定の一つの物質を指して言うのではなく、工場や自動車、その他壊された建築物から発生した粉じん、そして、排気された化学物質や金属物質が空気中で化学反応を起こして、微粒子となったものなどをまとめてこう呼んでいるそうです。
それとこのPM2.5ですが、小さいがゆえに私たちの体の中に入り込みやすく、肺や呼吸器の病気を引き起こす原因となってしまうのだとか。
実は日本では、2000年代のはじめに、ディーゼル車の排気ガスに含まれているPM2.5の健康被害が問題になったことがあったそうです。
そんな事もあってか、その後厳しい排気ガス規制が実施され、今では国内のディーゼルガスが原因と思われる健康被害はほとんど報告されなくなったそうです。
では、なぜ最近になってまたPM2.5が再び問題になっているのでしょうか? その答えは実は意外なところにあったようです。
PM2.5は中国からやってくる? 大気汚染の呆れた現状!?
そのカギを握るのが、地球上を西から東に流れて吹くと言わている「偏西風」です。そして日本の西にある国といえば、そう、お隣の中国なのです。
最近この中国では、急激な経済成長によって、国内を走る自動車が大量に増加しました。更に、それに加えてのガソリンの質の低さ。なんと中国のガソリン品質の基準は、世界的にみてもかなり緩いのだそうです。
ちなみに、これは何故かと言いますと答えは単純で、”石油会社が設ける為”という理由だそうですね。環境を度外視して、儲け優先に走るというのは、日本ではまず考えられませんね。^^;
その結果として、劣悪な品質のガソリンで走る自動車から、大量にNOXなどの排気ガス、ディーゼル粒子といったPM2.5の原因物質が、大量に撒き散らされているのだそうです。
そしてこれが中国国内だけに留まっていれば問題無いのですが、2013年ごろから、急激に深刻になった中国の大気汚染が、とうとう偏西風に乗って、日本にまで流れてくるようになってしまったのです。
要するに、中国のPM2.5が、日本にも悪影響を及ぼしているという事ですね。※こちら日本気象協会のサイトの方で、現在のPM2.5の分布図を見ることが出来ます。3月15日の0:00時現在、中国は棒グラフのオレンジ色、つまりPM2.5が『極めて多い』という事になりますね。それと日本では、福岡などがモロに影響を受けているようです。上述した偏西風の影響でしょう。
PM2.5のこどもへの影響は? 対策などはどうすればいい?
という訳で、こういった事態を重く見た日本の政府が中国に担当者を派遣させ、『なんとかしてくれ』と、対策を取るように申し立てたとのことです。
まぁ当然と言えば当然ですよね。しかし、中国の担当者は改善を申し出るどころか、大気汚染の原因は日本企業だといって、言いがかりまでつけてきたのだそうです。
う~ん、確かに中国には、日本企業の生産ライン(工場)が沢山あるので、思わず”一理あるな”と考えてしまいそうですが、でも日本企業って、環境や安全に対する意識は非常に高いと思いますから、それって単なる責任転嫁のような気がしてなりません。
まぁどちらにしてもこの分では、中国国内での対策がなされる可能性は当分無さそうと言っても過言では無いので、当面は自分たちの身は自分で守るしかないみたいですね。
その為、日本国内では各自治体を中心に、PM2.5の観測体制を強化している他、PM2.5が除去できるマスクや空気清浄機の開発なども進んでいるとのことです。
それと、特に小さなお子さんがいるご家庭や、気管支の弱い方などは、先ほどお伝えしたような自治体などから発表される情報を随時チェックして、大量に飛散していると思われる日には、なるべく外に出るのを控えるなどの対策などを取るようにすると良いようです。
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