半夏生にタコを食べ始めたのはいつから? さば?
こんにちはトレンドboyです。さて今回は、半夏生(はんげしょう)というものについて、タコやさばを食べる習慣がいつから始まったのか?、何故食べ始めたのか?を詳しく書いて行きたいと思います。
そしてその他にも、たこやサバを、おいしく食べる方法(レシピ)などを、ご紹介したいと思います。 ではスタート♪
このページの目次
半夏生とは何か? 日にちはいつ?
この記事を読んでいる方は、半夏生(はんげしょう)という季節の存在をご存知ですか?
この半夏生とは、半夏(別名:カラスビシャク)という毒草が生える頃をいいます。ちなみに、有名所で言うと、節分や彼岸なども、半夏生と同じ雑節の一つです。
話を戻しまして、この半夏生ですが、昔は二十四節気の一つである、夏至から数えて11日目あたりの頃を指していたようですが、現在は7月2日頃とされています。
それと、これは豆知識ですが、農家の人達は昔から、この日の後には田植えをしないという風習がありました。そしてそれだけではなく、この半夏生の頃には、たくさんの災厄があると言われて来ました。
これは何故かと申しますと、昔から半夏生の季節には、天から毒気が降ってくるだとか、毒草が生えてくるという言い伝えがあったからだそうです。
そういったこともあり、この半夏生の頃には、毒気を防ぐために井戸に蓋をしたり、収獲した野菜を食べないようにしていたようですね。
半夏生にタコやさばを食べるのはなぜ? いつから?
さて、この半夏生の頃には、タコやさばを食べる習慣があります。※rankingチェック!
ちなみに、この半夏生の日にタコやさばを食べるのは、それぞれに別の理由があるようです。まずは、タコの理由ですが、半夏生の時期とは、田んぼでいうと、田植えを終えた時期に当たります。
そこで、稲がタコの足のように根を伸ばして、タコの吸盤のようにしっかりと根付きますようにという願いを込めて、タコを食べるんだそうです。
【ソース】食事大辞典/半夏生とタコの関係?
次に、サバのほうの理由ですが、半夏生にこのサバを食べる習慣は、江戸時代にまでさかのぼります。
この江戸時代、大野藩と呼ばれていた地域では、さばの水揚げが多く、年貢として納められるほどだったらしいです。
そんなこともあり、当時の大野藩主は、農民たちのためにある令書を出したそうです。それは、栄養補給のためにサバを食べること。つまり、田植えで疲れた農民たちの体力を補う為だったんですね。
すると、令書を見たとある魚屋さんが、半夏生の季節に焼さばを売り始めたんだそうです。これが定着して、その後サバを食べる習慣が生まれたんだとか。
【ソース】平成大野屋事業/越前おおの歴史道 半夏生さば(はげっしょさば)
ちなみに、半夏生に何を食べるのかは、地域によってばらつきがあり、奈良県では餅を食べたり、香川県ではうどんを食べたりするそうです。
半夏生に食べるタコやさばのおいしいレシピ
さてここでは、疲労回復に効く、半夏生にぴったりのレシピをご紹介します。
タコとわかめの酢の物
2.次に、タコをひと口大に削ぎ切りにします。
3.ワカメは水で戻して、ざるに上げた後に水気を取ります。
4.ボウルに合わせ酢を入れ、スプーンで混ぜ合わせます。
5.ボウルにタコ、わかめ、きゅうりを入れてすりごまを加えて全体を混ぜ合わせます。
【ソース&画像出展】 COOKPAD/半夏生にタコとわかめの酢の物
塩サバのうまうまパリパリ焼き
2.次に、切ったさばをビニール袋に入れて、お酢としょうゆを加えた後に漬け置きします。
3.焼く直前にビニール袋に片栗粉を入れ、全体にまぶします。
4.フライパンにオリーブオイルかサラダ油を入れ、サバを皮のほうから中火で焼きます。
5.片面が焼けたら、ひっくり返してもう片面を焼きます。
【ソース&画像出展】 COOKPAD/塩サバのうまうまパリパリ焼き
半夏生についての記事-終わりに-
という訳で、今回はこれで以上となりますが、是非ご家庭で、この半夏生の日に、上記のレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか?
それと、今年は残念ながら、もう半夏生の日は過ぎてしまいましたが、来年はタコやさばを食べて、半夏生を迎えてみることをオススメします。^^
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