二十四節気の読み方は? 2016年の大寒はいつ?

 

 こんにちはトレンドガールです。さて、日本は世界中の国の中でも、四季を楽しめる国の一つと言われていますよね。ですが皆さんは、更に季節を細かく分けた「二十四節気」というのをご存知でしょうか?

 

 実は恥ずかしながら筆者は詳しく知らなかったのですが、そろそろ二十四節気の一つ「大寒」という時期に入るそうです。そう言われて見ると、カレンダーでそんな文字を見かけたことがあるような…。

 

 と言うことで今回は、この二十四節気の読み方や意味などについてを始めとして、その他にも、2016年の大寒はいつか?といった部分について、詳しく調べてみることにしました。

 

 社会人になると、手紙を書く際に時候の挨拶を使いますので、知っておくと便利だと思いますので、これを機会に是非覚えていって下さいね!^^

 

このページの目次

二十四節気の読み方と意味とは?


2016年度カレンダー/二十四節気◆稜いっぺい・四季の移ろい

 

 さて、まずは二十四節気の読み方についてですが、ズバリ「にじゅうしせっき」と言います。名前を見ただけで何となく想像はつきますが、一年を24等分したものを指して二十四節気と呼ぶんですね。(ちなみに、二十四節気をさらに5日ずつに3等分した時候を、「七十二候(しちじゅうにこう)」と言います。)

 

 このように、春夏秋冬の四季をさらに細かく分けることで、昔の人々は農業を行う目安とすることが出来、更に天候などを考えながら、効率よく農作業を行うことが出来たそうです。

 

2016年のカレンダーで見る二十四節気! 大寒はいつ?

 

 それでは、ここからは実際に、2016年の二十四節気はどのようになるか?を、カレンダーに当てはめながら見て行きましょう!お手元にカレンダーがあると便利です。それか、こちらリンク先から画像を表示して見て下さい。

 

 という訳で、まずは「立春(りっしゅん)」についてですが、2016年2月4日は立春となり、この日から春となります。(ちなみに、二十四節気では「立春」から節が始まります。) その後、2月19日から「雨水(うすい)」となり、雪や氷が溶けて水に変わる季節となります。

 

 そして、3月5日からは「啓蟄(けいちつ)」となり、越冬を終えた虫たち(蟄虫・ちっちゅう)が土の中から出て来る季節に入ります。また、3月20日は「春分(しゅんぶん)」で、昼と夜の時間が等しくなります。

 

 その後、4月4日からは「清明(せいめい)」と言った、中国ではご先祖様のお墓参りをする、お盆に似た年中行事の時期となります。そして4月20日からは「穀雨(こくう)」と呼び、穀物をうるおす恵みの雨が降る時期になります。(ちなみにこの穀雨ですが、春の最後の節となります。)

 

 続いて、5月5日からは夏が始まる「立夏(りっか)」となり、5月20日からは「小満(しょうまん)」となります。この時期は日差しがポカポカして良い陽気で、万物が成長し天地に満ち始める季節と言われています。

 

 そして、6月5日からは「芒種(ぼうしゅ)と呼び、稲や麦などの種蒔きに良い時期とされています。また、6月21日は「夏至(げし)」で、一年のうち最も昼が長い日となります。

 

 さらに、7月7日からは「小暑(しょうしょ)」となり、暑さが本格的になってきます。その後、7月22日からを「大暑(たいしょ)」と呼び、一年で最も暑い時期がやってきます。

 

 続いて8月7日からは秋が始まる「立秋(りっしゅう)」になります。その後、暑さが収まる頃という意味合いの、「処暑(しょしょ)」が8月23日から始まります。

 

 また、9月7日からは「白露(はくろ)」となり、夜の間が冷え込み、草の葉に白い露が見られるようになります。そして9月22日に、昼と夜の時間が等しくなる「秋分(しゅうぶん)」がやってきます。

 

 更にその後は、10月8日から「寒露(かんろ)」が始まります。寒露とはこの時期に野草に宿る冷たい露のことを指して言います。そして、本格的に霜が降りる「露降(そうこう)」が、10月23日から始まります。

 

 更に、四季の最後の季節である冬が始まるのは、11月7日の「立冬(りっとう)」からです。ちなみに、11月22日からは「小雪(しょうせつ)」となり、北海道では冬の訪れを告げる雪がパラパラと降り始める時期に入ります。(女優の小雪さんはこの時期に生まれたのでしょうか? 分かりませんがw)

 

 話を戻しまして、12月7日からは「大雪(たいせつ)」となり、雪が本格的に降り積もります。更に、寒さが増した12月21日からは「冬至(とうじ)」となり、冬の中でも最も寒い季節となります。

 

 その後、新しい年になり、2017年1月5日からは寒さが本格的になる「小寒(しょうかん)」となります。そして、二十四節気の最後の節となる「大寒(だいかん)」が、1月20日から始まるという訳です。

 

 ちなみに、2016年の今年は1月21日から大寒が始まりましたので、毎年1日ずつずれていくという感じなのでしょうか?(ちょっとその辺までは調べて無いので分かりませんが…。興味のある方は調べて見て下さい。)

 

 また、もっと詳しく知りたいという方は、二十四節気の1節をさらに「初候」、「次候」、「末候」に分けた、『七十二候』などを見てみると楽しいかもしれません。

 

二十四節気の読み方や2016大寒についての記事‐終わりに‐

 

 さて今回は、二十四節気について色々と詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか? 実はこの二十四節気というのは、中国から伝わってきた季節の表現と言うことで、「節分」などが無いそうです。

 

 これについて、気になったので調べてみたところ、どうやら中国の分け方では日本人の文化に合わなかった事もあったようで、そこで「雑節」として加えたのが節分だったようですね。ちなみに、この雑節については他にも、「土用」や「彼岸」、「八十八夜」や「入梅」、「半夏生」や「二百十日」などがあるそうです。なるほどですね~。

 

 話を戻しまして、今回このように二十四節気について色々と見てきましたが、こうやって見てみると、昔の人は1年を細かく分ける事によって、季節の変化に寄り添いながら、より自然と共存して行きていたんですね。

 

 う~ん、素晴らしい。現代ではテレビやネットの天気予報などで、簡単に情報が手に入る時代になっているので、私たちも先人に習い、もう少し自然の変化を実感しながら、生活してみるのも良いのかもしれませんね。

 

 という訳で最後に、大寒についてよく分かるアニメ動画をご紹介して、今回のこの記事を締めたいと思います。ちなみに、世界で最も寒かった記録は、-71.2℃だそうです…(・・;) え…?(ボンボンTV公式チャンネルより)

穀雨と菜種梅雨って何? 春野菜の時期との関係は?

半夏生にタコを食べ始めたのはいつから? さば?

 

この記事をシェアする

LINEで送る
The following two tabs change content below.
 「流トレ!」では、数人のライターがトレンドボーイ(トレンドガール)を名乗り、今話題のニュースや雑学情報を始めとして、その他にもドラマや映画、アニメや音楽といったエンタメ情報の中から、それぞれの趣向の元にネタを選定し、そこから記事を書いて寄稿しています。そして更に、その文章を読者がより読みやすい形にするべく、編集スタッフが文章や構成などを統一化してから、記事をアップロードしています。
Exit mobile version