森永製菓のマクロビのお菓子が人気? てかマクロビって何!?
こんにちは、トレンドガールです。さて、いつものようにネットに目を凝らしていたところ、気になるキーワードを発見しました。それは何かと申しますと、「マクロビ」というキーワード。しかも森永製菓よりこのマクロビのお菓子が販売されているとのこと。
というか、そもそもマクロビって一体何なのでしょうか? 聞いたことあるけど、いまいちどんなものか知らないという人もいるかと思いますので、今回はこのマクロビについてを初めとして、その他にも、前述した森永製菓のマクロビのお菓子情報などについても詳しく調べてみることにしました。
このページの目次
マクロビって何? 発祥は日本なの!?
※画像はイメージです。
さて、この記事を読まれている皆さんは、あまりマクロビについてご存知ないかと思いますが、筆者も名前は聞いたことありますが、どういったものか説明までは出来ません。
で、ズバリ本題ですが、そもそもこのマクロビとは、「マクロビオティック」の略だそうなんです。このマクロビオティックの語源はギリシャ語で「大きい」「長い」を意味する「マクロ」、そして「生命」を意味する「ビオ(バイオ)」、さらに「術」や「学」を意味する「ティック」、これらを合わせて「マクロビオティック」と呼ばれるようになったんだそうです。
そもそもは”西洋医学の父”と言われているヒポクラテスが、「偉大な生命」「長寿」という意味をもつ、「マクロビオス」という言葉を使ったのが最初と言われています。
そんなマクロビオティックですが、穀物や野菜、海草などを中心とし、日本の伝統食をベースにした食事を摂ることにより、自然と調和を摂りながら健康的な生活を実現するという考え方だそうです。
雑誌などでも取り上げられ、美容と健康を保つために、海外でもハリウッドスターやスーパーモデルたちが、こぞってマクロビオティックと呼ばれる食生活を実践しているそうです。
名前からしても海外が発祥の考え方のようですが、先ほどお話ししましたように、日本の伝統食をベースにしていることから、実は日本人が提唱し根付かせた食生活なんだそうです。(日本人なのに知らなかった…。)
で、このマクロビオティックを確立させたのは誰ぞやって話ですが、桜沢如一さん(1893年~1966年)という方だと言われています。でも桜沢如一氏って初めて聞きましたが一体誰なのでしょうか? こんな時にはwiki情報ですね!
※桜沢如一/書籍[100年の夢]
桜沢如一 さくらざわ ゆきかず 哲学者桜沢 如一は、思想家・食文化研究家。 マクロビオティックの提唱者として有名で、海外ではジョージ・オーサワの名で知られている。 ウィキペディア
生年月日: 1893年10月18日
生まれ: 京都府 京都市
死没: 1966年4月23日, 東京都
著書: 無双原理・易: 「マクロビオティック」の原点
彼は明治26年に京都で生まれ、明治、大正、昭和の激動期を駆け抜けた方。wiki情報によると、貧困と病気の家庭に生まれ育ち、父親の家出、母と3人の弟妹を結核で失ったそうです。
その後、自身も結核で17歳の時に倒れた際に、食物だけで健康になる方法、石塚左玄氏の「食養」に出会ったんだとか。そして更にそのあと、苦労しながらも高校を卒業し、貿易商店に入社します。
実業界で活躍しながらも、食養運動を続け、1924年には「食栄会」の復興に専念し、その後の人生を「食養」の普及に捧げたそうです。
その活動は日本だけに留まらず、桜沢氏はマクロビオティックの思想や哲学は世界の平和につながると考え、世界に向けても普及活動を行なっていったみたいですね。
ちなみに彼はこれまで、膨大な著作や講演、教育や研究活動などを行ない、1947年には「世界政府運動」として、数多くの青年を教育し海外に送り出し、活発的な普及活動を行なったそうです。う~ん、こんなに凄い方がいたなんて全く知らなかった。
更に桜沢氏は60歳(1953年)になってからは、自らインドやアフリカに赴き、ヨーロッパ各地で講演活動を展開しています。その活動が認められパリ市功労賞も授与しています。
その後も精力的に活動しながらも、1966年に享年74歳でこの世を去りました。ちなみに著書は300冊あまりにものぼり、英仏語の著書や外国語への翻訳もされたり、先進国の自然食運動に大きな影響を与えた人物とも言われています。
こうやって現代でもマクロビオティックの思想が世界で受け継がれ、世界の食文化に対して影響をもたらし本当に偉大な方なのですね。
ちなみに、桜沢氏の文献や膨大な資料を見れる資料サイトもあるようなので、気になる人は覗いてみると、このマクロビについてより理解が深まるかもしれません。
マクロビの基本はごはんをしっかり食べること!
さて、前項でマクロビについての理解力が一気に深まったかと思いますが、では具体的にマクロビの食事っていうのは、一体どのようなものなのでしょうか?
で、早速調べて見たんですが、どうやら玄米をはじめとした穀物を主食に、野菜や海草の入った味噌汁、それに漬物を添えて頂くというだけでも、立派なマクロビの食事になるんだそうです。
そう、昔の日本人がしてきたシンプルな食事こそがマクロビの基本とも言えるのです。時代と共に食文化も変わり、こうした主食、副食といった考え方が薄れていったんですね。これを基本とし、魚や肉などをたまに合わせて食べる。これだけでも十分なのだそうです。
かつて日本人が食べていた食事のように、主食となるお米をしっかり食べ、伝統を大事にした和食中心の食生活に戻せば、健康的な毎日を送ることもできます。同時に美容やダイエットにも効果的ですので、まさに一石二鳥ですね。
森永製菓から発売されているマクロビのお菓子とは?
さて、ここまでマクロビについて色々とお話ししてきましたが、いくら健康的な食生活になるともいえど、たまにはお菓子なんかも食べたくなりますよね。そんな時におススメなのが、森永製菓から発売されいてる、マクロビのお菓子!(気になる画像はこちら。)
画像の通り、ビスケット、ブラウニー、チップスの3種類あります。ちなみに、バターやマーガリン、白砂糖や精製塩を使わずに、マクロビオティックの考えにもとづき、植物由来の原料のみで焼き上げたお菓子だそうなんです。
こういう自然素材を使った、体にいいお菓子って味がいまいちだったりしますが、これは味も大満足の美味しさだそうです。それに、原材料や配合に徹底的にこだわり、噛めば噛むほど素材の甘さや旨味がお口の中にじんわり広がって行くんだとか。
自然の栄養をなるべく残し、尚且つ素材がぎっしり入って、食ごたえもたっぷりって感じですかね。これはぜひとも食してみたいです。体にもよくて、なおかつ美味しいのでこれなら続けられそうです。
ちなみに、コンビニや駅なんかで販売されており、お値段も162円~194円と安いので、ちょっと小腹がすいたとき用にバッグの中に入れたり、デスクの中に忍ばせておくのもいいですね。かなりお手軽です。お菓子大好きな筆者も早速買いに行きます!
手軽に健康的に-マクロビの記事終わりに-
さて今回は、マクロビとはなんぞやという部分を始めとして、その他にも森永のマクロビのお菓子についてもご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
というか、マクロビオティックの思想を日本人が普及させていただなんて、意外な事実も判明して驚きです。それに、ご飯に味噌汁、漬物を添えるだけでマクロビの基本は完成なので、シンプルで体にもいいので、これは少しずつ取り入れてみたいですね。
それと、マクロビのお菓子も手軽に買うことができますし、食生活が乱れがちな人は、是非マクロビオティックを生活に取り入れて、健康生活を始められてみてはいかがでしょうか?