ルパン8世とは? マイアニメ付録に!? トリビアの泉でも紹介?


 

 こんにちは、トレンドガールです。さて、私はアニメにはあまり詳しくないのですが、ルパン三世はよく知っています。峰不二子の色気にメロメロのルパンが特に印象的ですよね。

 

 そんなルパンを、子供の頃からかなり好きでTVで観ていた記憶がありますが、なんとこの作品の関連作として、「ルパン8世」なるものあったってご存じでしたか?

 

 この作品は、放送自体見合わされた幻の作品なので知らない方も多いかと思いますが、アニメ情報誌「マイアニメ」の付録として掲載されたり、トリビアの泉などでも紹介されていたようですね。

 

 私はまったく知らなかったので、これを聞いてかなりビックリでした。それに、”大好きなルパンにもしや続きがあるのかな?”と、一気に調べたくなりましたね。

 

 という訳で今回は、このルパン8世について、一体どのような作品なのかを始めとして、その他にも、それぞれのキャラクター設定などについて詳しく調べて見ることにしました。

 

 そうしたら、かなり意外な事実が明らかになってきたので、筆者が調べた結果を今から皆さんにもご紹介させて頂きますね。^^ ではスタート!

 

このページの目次

ルパン8世とは? フランスでお蔵入りになった作品!?


 

 さて、誰もが知っている「ルパン三世」ですが、この作品の主人公であるルパンは、今だかつてないくらい最強の大泥棒で、盗めないモノは無いといっても過言では無い位の人物像ですよね。(ちなみに彼は、「怪盗アルセーヌ・ルパン」の孫という設定です。)

 

 このルパン三世は、1971年に第1期の放送が開始されて、1977年の第2期で大ブレイクしたTVアニメとして知られています。そして、2016年現在でもTVで放送されている、とても息の長い人気作品でもあります。なので、親子2世代でルパンファンというご家庭も多いようですよ。(私もルパンがTVでやっていると子ども達と一緒に見ます。)

 

 そんなルパン三世の後継作と言われているルパン8世ですが、なんとルパンの子孫の子孫のそのまた子孫という設定になっていて、22世紀の宇宙を舞台にしたシチュエーションになっているそうです。


少年コミック ルパン8世(1)/おりはるこん

 

 ちなみに、このルパン8世ですが、元々は1982年フランスとの合作アニメということで製作開始されたそうですよ。実際に、原作者のモンキー・パンチ先生がフランスへと渡って、設定などの企画会議を行っていたそうですね。

 

 ですが、その後フランス側が、イメージとかけ離れたルパン像の設定を推し進めて来たため、”これではルパンとは言えないではないか!”となり、この作品は全8話中4話までが制作された時点で、お蔵入りになったそうです。

 

 これは世界のルパンファンにとっても残念な結果ですね。そして、日本でも著作権などの関係で、放送もされることなくお蔵入りになりました。(だから知らない人が多いんですね。)

 

 しかし、その後の2012年に、このルパン8世が再び日の目を見ます。ルパン三世アニメ化40周年記念の『ルパン三世 Master File』というDVDに、このルパン8世のパイロット版と本篇の5話が収録されて、作品を見る事が出来るようになったのです。


ルパン三世 Master File The 40th anniversary of animation

 

ルパン8世の登場人物は? トリビアの泉でも紹介!?

 

 さてここでは、ルパン8世のそれぞれのキャラクターなどについて見て行きましょう。まず主人公のルパン8世ですが、彼は小さい頃泥棒だったのが、ホームズ8世に捕まって、そこから更正して私立探偵になっています。(ホームズ8世については後述します。)

 

 これを見た皆さんは、一瞬”ルパン三世の子孫なのに、大泥棒じゃ無くて更生して私立探偵?”という感じがしたと思います。ですがこれはあくまでも表向きの顔です。裏では一応大泥棒という設定のようです。 しかも、宇宙探偵ということでかなり壮大です。

 

 そして更に、ルパン三世時代の脇を固めていたキャラクター達の子孫も登場しますが、まず次元の子孫は、くわえタバコでは無くいつも飴をなめていますw しかも、舞台が宇宙という事もあり、宇宙空間に出る際は、宇宙服仕様のスーツをまとい、片手には強力なレーザー銃を持っています!

 

 ちなみに、ルパン8世に登場する人物は、一応子孫という設定にはなっていますが、全て三世の時と同じ名前です。例えば次元大介だったら次元大介で、峰不二子だったら峰不二子という具合ですね。

 

 話を戻しまして、”8世の次元はいつも飴をなめていて宇宙服を着ているのか…。”と思われた方も多いと思います。やはり従来のイメージからは大分かけ離れていますよね。

 

 さらに五右衛門ですが、彼は本来、袴を着て何でも切ってしまう斬鉄剣を武器として持っていました。(唯一切ることが出来ないのは、コンニャクです) しかし、ルパン8世での五右衛門は、なんと甲冑姿でレーザーブレイドを持っているのです!w 思いっきり変わってしまっていますね。

 

 ちなみに、このルパン8世には、先ほどご紹介した「ホームズ8世」という新しいキャラがいます。これは、ヨーロッパでの「シャーロックホームズ」人気が関係しているようですね。要するに、誰もが知っているポピュラーな存在だからこそ、このルパン8世に起用したという事のようです。

 

 なので、日本のルパン三世では、銭形警部VSルパン三世というイメージが定着していますが、ルパン8世では、それよりもこのホームズ8世を馴染みのあるキャラクターとして定着させようとしていたみたいですね。

 

 ちなみにですが、キチンと銭形警部の子孫なども出ています。8世での銭形警部は、宇宙警察第88分署に勤務していて、何かあればロボット警察を引き連れて出動するそうです。

 

 それと、ルパン三世のヒロインである峰不二子の子孫も、この8世でしっかりと登場します。顔とかスタイルとかは、やはりご先祖様からしっかり受け継いでいる感じがします。(気になるそれぞれのキャラクター像は、後ほどご紹介する動画を御覧ください。)

 

 ちなみに、役柄としては、表向きはファッションアドバイザーで、裏では女盗賊という設定のようですね。だから裏で泥棒として暗躍している、ルパン8世とも関係があるという事になります。

 

 更に、主人公のルパンの住んでいる場所が”人工衛星”という設定で、切り崩された大地の上にお城が立っていて、そのお城の四隅の大地に気球を連結して空を飛べるようにしています。そして、何かあれば銀河の果てまでひとっ飛びだそうですよ! ちょっと想像しがたいですがw

 

 話を戻しまして、このように波乱万丈で、2012年のDVD発売までお蔵入りになっていたルパン8世ですが、過去にTV番組「トリビアの泉」で紹介されて話題になりました。(つまり、この番組で紹介されるくらいに謎だったのですね。)

 

 一応ここまで書いた内容と結構かぶっていますが、気になる方はこちらのリンク先から動画をご覧になってみてください。それぞれのキャラ画も出ていますし、結構「へ~」っとなりますよ。

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 ちなみに、この作品について、ネット上でもけっこう関心のある方が多いようですね。Twitter上でもつぶやいている人がチラホラいました。以下参考ツイートを引用


ルパン8世の気になるあらすじは? パイロットフィルム!?

 

 さて、このようにルパン8世は、元々のルパン三世のイメージとはちょっと違っていますが、子孫が活躍するという設定なので、これはこれで面白そうですね。ますます見てみたくなってきました。

 

 となると、あらすじなども一体どうなっているのか知りたいですよね。という訳で、その辺についてさっそく調べてみましたよ!

 

 で、早速その結果ですが、色々と調べまくったのですが、残念ながら具体的なあらすじ情報は分からずじまいでした…。(冒頭でお伝えした通り、ルパン8世は未公開のまま4話で打ち切りとなってしまった為、余計に分からずじまいですね。)

 

 なので、詳細を知りたい方は、先ほどご紹介したDVDをご購入頂いて、実際に見て頂くしか無いようですね。……と、ちょっと待って下さい! 今書きながら重大な発見をしてしまいました。なんとなんと! Youtubeにパイロットフィルムの動画がアップロードされていましたよ!

 

 これはファンにはたまりませんね! キャラ画も原画とかなり似ていますし、内容も結構面白いですよ。(気になる動画はこちらのリンク先からどうぞ。)

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 どうでしたか? パイロット版という事で音声は入っていませんでしたが、結構面白い作品ですよね。それと、こちらは余談になりますが、実はこの他にも関連作品があるんです。ズバリその名も「ルパン小僧」という作品です。


少年コミック ルパン小僧(大都社版)(1) / モンキー・パンチ

 

 この「ルパン小僧」という作品は、ルパン三世の後に「週刊少年アクション」という雑誌にて、1975年~1976年の僅か1年の間に連載されていた作品です。

 

 主人公の設定は、なんとルパン三世と峰富士子の子供という設定のようですよ。このルパン小僧が、父親であるルパン三世を超えて大泥棒になるというストーリーのようです。

 

 ちなみに、第1話と第18話には、父親であるルパン三世も登場します。(次元と五右衛門も第18話に登場しているようですね。) しかし、最終的にルパン4世になったかどうかは描かれていないみたいです。う~ん、肝心のところが謎ですね。

 

 それと、このルパン小僧ですが、長期連載が期待されていましたが、残念ながら少年アクションの休刊と同時に、全18話で終了したようです。単行本は2巻ほど発売されたようですが、どちらにしてもかなり惜しい作品ですね。

 

ルパン8世がマイアニメ付録に? 過去から来た男!?

 

 さて、ここで再び話をルパン8世に戻しますが、どうやらこの作品は、先ほどご紹介したトリビアの動画でも語られている通り、1982年6月号の「マイアニメ」というアニメ情報誌の別冊付録に、資料として掲載されていたようですよ。(「THE LUPIN-旧ルパン3世からルパン8世まで」というタイトルで出ています。)

 

 気になる内容は、もう動画を見た方は分かると思いますが、ルパン8世の設定資料集ということで、モンキー・パンチ先生が描いた、それぞれのキャラクター画やコメントなどを始めとして、あとは設定などが詳細に描かれています。

 

 それと、パイロット版として、「過去から来た男」という作品が、全8ページに渡り掲載されているそうですよ。この辺はお蔵入りの作品ならではの貴重な資料ですよね。

 

ルパン8世の登場人物などについての記事-終わりに-

 

 さて今回は、偶然見つけた「ルパン8世」という気になる話題について、色々と調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか? 日本ではやはりルパン三世のイメージが強いですが、このルパン8世の続編などが出たら、それはそれで面白そうですよね。

 

 ちなみに、トリビアの泉の動画で語っていた某アニメ編集長によると、”今後このルパン8世という作品が日本で公開される事はまず無い”と断言されていましたが、その後DVDに収録されている事を考えると、まだ分かりませんよね。なので、今後もしも奇跡的に続編が公開されるとなれば、ぜひ見たいです。

 

 という訳で、今回の記事は以上となりますが、最後に私達のお馴染み「ルパン三世」の、2時間メドレー動画を発見しましたので、そちらをご紹介してこの記事を締めくくりたいと思います。(気になる動画はこちらからどうぞ。)

 

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