子供の中耳炎の主な症状は? 熱や頭痛に注意?


 

 こんにちは、トレンドガールです。さて最近、ネットで何気なくメディカル関連について見ていたら、気になるトピックを発見しました。それは何かと言いますと「中耳炎」です。

 

 この中耳炎と聞くと、私が子供のころ急に耳が痛くなり更に汁が出て、耳鼻科に行ったところ、「中耳炎だよ」と言われ治療した記憶があります。それも、1回だけでなく何回か左耳ばかりなったことがあり、今でもどちらかというと右耳と左耳の感触が何となく違うような感じがしますね。

 

 なので、今さらながら”中耳炎”と聞いて、どうしてなるのか?といった原因や、予防法などについて急に知りたくなってきました。という訳で今回は、子供中耳炎について、その原因や主な症状などについてを始めとして、その他にも、治療法や予防法などについて詳しく調べて見ることにしました。

 

 ちなみに、調べて行く内に今まで知り得なかった様々な事が分かってきましたので、その辺について今回は共有させて頂きますね。^^ 特に小さいお子さんを持つお母さん方は必見ですよ! ではスタート!

 

このページの目次

子供の中耳炎の原因は? どうしてなるの?


 

 さて、もし子供が「耳が痛い」と言いだしたら、それは中耳炎の疑いがあるようです。また、軽くて殆ど気がつかないような症状も含め、「小学校へ上がる前の子供の多くが、この中耳炎に罹る」という位に、子供に起きやすい病気の一つみたいなんですよね。

 

 ちなみに、中耳炎とは耳の中に炎症が起こる状態を指していう病気なのですが、ほとんどの人が耳の穴から菌が入って、そこから症状を引き起こすと考えがちです。

 

 しかし、中耳炎とは鼻と耳を結ぶ「耳管」に菌が入り込み、そこから「中耳」に到達して、鼓膜やその内部に炎症が起こることを言います。なるほど~、菌は内側から入り込むんですね。これは驚きです。

 

 そして、中耳炎の多くは膿が中耳に溜まり、そのあと鼓膜が真っ赤に腫れてしまうんですね。なので、強い痛みはここから生じるそうです。(ちなみに、この膿が出てさえしまえば痛みは消えるようです。まぁ膿というのは、耳に限らず体のどこに溜まっても痛いものですよね。耳でも相当痛いと思いますよ。)

 

 それと、中耳炎はプールやお風呂の水などが原因で罹ると思われがちですが、原因の殆どは風邪だそうです。この風邪菌ですが、80%がインフルエンザ菌と肺炎球菌と言われていて、のどや鼻から菌が入り、それが耳管へ行くんですね。なので、風邪が中耳炎になる大きなキッカケと言われているそうですよ。

 

 なるほど、子供はよく風邪を引きやすいので、中耳炎にもなりやすいというのは分かりましたが、でも大人は風邪を引いても、中耳炎になる人ってあまり聞かないです。では、どうして子供は風邪と同時に中耳炎にもなりやすいのでしょうか? これも疑問に思ったので調べてみました。

 

 で、早速その調べた結果ですが、どうやらこれは、子供の「耳のしくみ」に関係しているそうです。これはどういう事かと言いますと、小さい子供の耳は、耳管が大人よりも短くて位置も喉に対してほぼ水平に近いんですね。なので、菌が中耳へ侵入しやすくなっているそうなんです。

 

 う~ん、なるほどそういうことか。ちなみに、成長して大人に近づいてくる小学高学年位からは、耳管の長さや位置角度なども変わるので、中耳炎は起きにくくなるようですよ。だから大人は風邪を引いても中耳炎に罹りずらいという訳です。

 

子供の中耳炎の症状は? 熱や頭痛はあるの?

 

 では次に、子供の中耳炎の具体的な症状などについても見ていきましょう。調べた結果、中耳炎はその状態によって呼び方が違うようです。

 

急性中耳炎

 風邪菌により炎症が起きる事を「急性中耳炎」と呼びます。主な症状としては、熱が出たり耳が詰まっている感じがしたりします。ちなみに、乳幼児などは言葉が話せないので、泣きやまなかったりするようですね。

 

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)

 中耳に液体の様な物が溜まっている状態のことを「滲出性中耳炎」と呼びます。症状としては、耳が聞こえにくかったり、耳鳴りや圧迫感など感じるようです。特に子供は急性中耳炎から炎症が治まりきれず、この滲出性中耳炎になることが多いようですよ。

 

慢性中耳炎

 急性中耳炎の状態がいつまでも続いている状態を「慢性中耳炎」と呼びます。主な症状としては、難聴や炎症による耳ダレなどが起こってきます。

 

 以上、状態や症状別にこのようになっています。それと、この中耳炎は風邪菌によって引き起こされるので、中耳の炎症から耳の痛みがあることがほとんどです。

 

 ちなみに、滲出性中耳炎の場合は、急性中耳炎の後で耳管の機能が低下し、滲液が出て排出されにくくなるので、耳の聞こえは悪くなりますが、痛みはさほど感じないそうです。ですが、急性中耳炎に関しては、痛みが強く、更に発熱や頭痛などが起きることが多いようですね。

 

 どちらにしても、ちょっとでも”何かおかしいな?と違和感を感じたら、なるべく早めに耳鼻科へ行って診てもらうのが一番ですね。

 

 ちなみに、ネット上を見ていた所、お母さん達のこの病気に関する心配する声なども見ることが出来ましたので、一部ご紹介します。以下Twitterより参考ツイートを引用

https://twitter.com/ariel_059/status/764027994193006592

子供の中耳炎の治療法や予防法は? プールは?


 

 さて、中耳炎になってしまった場合の治療法についてですが、まずは病院で「耳鏡」という器具で耳の内部を見ます。ちなみに、初期の中耳炎と診断された場合は、鎮痛解熱剤を使って様子を見るそうですね。

 

 そして、もしも耳ダレが出ているような状態であれば、耳ダレを取り除きます。更に、熱があったり腫れがひどいような場合は、抗生物質の服用になるようです。

 

 また、急性中耳炎は完治するまでけっこう時間がかかるようなので、後は経過観察をして行くことになるようですね。医師から完治と言われるまでは、状態が落ち着いて来てもキチンと通院する必要があるようです。(調子が良いからといって途中で通院を止めると、完治していなかったり再発したりする恐れがあるので、気を付けて下いさいね。)

 

 しかし、こんなにも子供の中耳炎が多いとなると、何か罹りにくくする方法や予防法などあったらいいと思いますよね。お母さん達で何か予防できる方法などはあるのでしょうか?

 

 そこで、早速その辺についても調べてみたところ、どうやらまずは、”風邪を引かせないようにする”というのが一番のようですね。これは何故かと言いますと、風邪菌が原因で中耳炎になることが多いからです。

 

 なので、まずは風邪を引きにくくする事が大切です。特に赤ちゃんなど小さいお子さんは免疫力が弱いので、大人が率先して菌を家庭内に持ち込まないように、手洗いやうがいなどをして予防しましょう。(もちろん、子供にも手洗いうがいをさせるようにしましょうね。)

 

 しかし、風邪というのは、気をつけていてもやはりどこかで引いてしまうものです。なので、特に鼻風邪だなと思ったら、早めにケアをするようにしましょう。風邪の症状が軽いと、中耳炎にもなりにくくなるそうですよ。

 

 そして、鼻水は出てもすするのをやめさせて、できるだけ鼻をかんで鼻水を外に出すようにしましょう。これは何故かというと、鼻水には中耳炎を引き起こす菌が多いからです。また、鼻をかむ時には片方の鼻をそっとかむようにしてください。

 

 それと、もしも鼻をかむことが出来ない乳幼児などの場合ですが、そういった場合は鼻水を取る吸引器などが市販されてるので、こういった物を使うと良いようですよ。(赤ちゃんの鼻水を取る器具というのは以下のような物です。)


チュチュベビー 鼻水キュートル(1コ入)

 

 シースター社製の「ベビースマイル」という電動式の鼻水吸引器も便利そうですよ。


電動鼻水吸引器 ベビースマイル(医療用/吸引機/鼻汁)

 

 他にも、もちろん病院でも鼻水を取ってくれるので、もしも難しい場合は病院で吸引して貰うようにしましょう。

 

 話を戻しまして、中耳炎の治療後に、症状が軽くなったらプールに入ってもいいのか?という部分についても気になりますよね。こちらですが、結論としては医師のOKが出るまでは禁止だそうです。要するに、自己判断は禁物ということですね。

 

 これは何故かと言いますと、中耳炎は鼻の粘膜が炎症して起こりやすい病気ですので、プールなどに入ると、塩素や薬品などで鼻の粘膜の炎症が強くなるからです。そうなると、中耳炎が悪化してしまう恐れがあるんですね。

 

 そして他にも、プールで身体が冷えて風邪が悪化し、中耳炎も同時に悪化してしまう恐れなどがあるからですね。なので、お子さんがスイミングの習い事などをしている場合など、早くプールに入りたいという気持ちは分かりますが、やはりきちんと医師の指示に従った方が良いそうです。

 

 それと、親御さんは子供にプールはまだ入れないことを説明し、キチンと完治してから入れさせるようにしましょう。ちなみに、ネット上でも子供の中耳炎でプールや海などをガマンしてる親御さんのつぶやきがあります。

 

 このように、子供の中耳炎は以外に身近な病気なのですね。以下Twitterより参考ツイートを引用

https://twitter.com/0307Sama/status/230546619521703937

子供の中耳炎の症状などについての記事-終わりに-

 

 さて今回は、子供の中耳炎について、その症状や原因、予防法などについて調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか? 小さな子供というのは、プールで泳ぐことが大好きなので、中々我慢させる事は難しいですが、やはりちゃんと治るまでは我慢ですね。

 

 また、子供の中耳炎の殆どは風邪が原因というのにはちょっとビックリでしたが、確かに鼻風邪などは耳にも来やすい感じはします。それに、子供がかかりやすいのは、耳の構造に原因があるということにも驚きでした。

 

 いずれにしても、この中耳炎に子供が罹ってしまったら、自己判断せずにすぐに病院へ連れて行くようにしましょう。という訳で、今回の記事は以上となりますが、最後に「ロックンロール中耳炎」という子供向けの面白い動画を発見しましたので、そちらをご紹介してこの記事を締めたいと思います。

 

 夏休みの間この中耳炎にならない為に、子供達に向けたメディカルミュージシャンからの歌だそうですよ。とってもリズミカルで面白いキャラが登場していますので、お子さんと一緒に観るのもいいですね。(Youtube/NIM-Entertainmentより)

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