京都の初詣! カップルにご利益のあるおススメの神社は?

 

 こんにちはトレンドボーイです。さてお正月と言えば、やはり「初詣」ですよね。昨年の無事を神様に報告したり、おみくじを引いて今年の運勢を占ったりと、神社にお参りに行く方が多いと思います。

 

 また、一年の最初の大切な初詣を恋人と一緒に行くという方もいらっしゃると思います。せっかく恋人と一緒に行くなら、カップルにご利益のある神社でお参りしたいですよね。

 

 そんな時に思い浮かぶのはこのフレーズ…「そうだ、京都へ行こう。」(あ、すみません言いたかっただけです(^^;)) ここ京都には、数々のカップルを幸せへと導いた縁結びの神様がいます。しっかり二人の縁を見守ってもらいましょう。

 

 そしてもちろん、カップルだけでなく、友達同士や家族とだってOKです。ということで今回は、京都にあるおススメの縁結びの神社や、初詣に人気の神社について詳しく調べて見ることにしました。

 

このページの目次

京都で初詣! カップルにおススメな八坂神社!


画像はイメージです。


 

 さて、まずは縁結びの神社として断トツの人気を誇っているのが「八坂神社」です。通称“祇園さん”とも呼ばれるこの神社は、祇園祭を行われていることでも有名ですよね。

 

 そんな、八坂神社には縁結びの神様が祀られているスポットがいくつかあります。そのうちの一つが「大国主命(おおくにぬしのみこと)」が祀られているスポットです。

 

 古事記で大国主は「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」というストーリーで語られています。このお話では、大国主となるオオナムチという少年の神様が、他の兄弟神たちにイジメられ、苦しんでいる白兎(しろうさぎ)を助けます。

 

 優しいオオナムチはその後、助けた兎の助言によって美しい女神様と結婚することになります。さらに、そこから様々な試練を乗り越えることで、オオナムチは“大いなる国の主”という意味の大国主になっていきます。

 

 ということで、その「大国主命」が祀られている八坂神社が縁結びスポットとなっています。境内には大国主命と白兎の石像もあるので、彼女や彼と一緒に探してみてください。

 

 ちなみに、200円を納めることで「恋みくじ」を引くことが出来るので、一年の恋愛運を占ってみるのも良いですよね。さらに、八坂神社に祀られているのは大国主命だけではありません。

 

 八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」と、その妻「櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)」と、その子「八柱御子神(やはしらのみこがみ)」も祀られています。

 

 こちらも、恋愛成就の神様とされているので一緒に巡ることでその効果が倍増!…するかもしれません。その他にも、「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」には宗像三大女神が祀られており、この神水を2,3滴肌につけると、肌も心も美しくなると言われています。

 

 カップルだけでなく、女性同志でも訪れたいスポットですよね。ちなみに、八坂神社の初詣はこのような感じだそうです。以下Twitterより

 


https://twitter.com/eeeeeeeeeeeeehj/status/552113628095078401


https://twitter.com/matsuriouji/status/550474265812672512
https://twitter.com/efakun/status/158423929906663425


 この通りいくつもの縁結びスポットがあるようなので、恋人同士や友達同士で八坂神社の中の縁結びスポットを巡るだけでも、ご利益がありそうですね(^^♪

【ソース】八坂神社公式Webサイト

元朝参りってなんだ? 方言!? 初詣との違いは?

 

京都で初詣! 縁結びで人気のある上賀茂神社!

 

 さて、縁結びの神社は八坂神社だけではありません。なんとあの「紫式部(むらさきしきぶ)」が何度も訪れていたと言われているのが「上賀茂神社」です。紫式部と言えば、あの熱い恋愛小説「源氏物語」を書いた人です。これは縁結びのご利益が期待できそうです。

 

 ちなみに上賀茂神社は、正式名称を「加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」と言い、世界遺産にも登録されているため、日本だけでなく世界各国から参拝者が訪れる神社なのです。以下Twitterより

 


https://twitter.com/Jamcyril/status/640858640803467264

 ところで、どうして紫式部がこの神社に通っていたのが分かったのでしょうか? “本当は来てないんじゃない!?”という疑問が頭をふと過ぎります…。ですが実は、紫式部さんこんな和歌を詠んでいるんですね。

 

 「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに 立ちやぬれまし」

 

 この意味はいろいろな解釈があるようですが、“ホトトギスが鳴くのを待っている間は 片岡の木の下に立って 朝露にでも濡れていようかしら”という感じだそうです。(古文苦手^^;)

 

 ちなみに、この和歌を詠む前に以下のような句も紫式部は読んでいます。

 「賀茂にまうでたるに、ほととぎす鳴かなむといふあけぼのに、片岡の木ずゑをかしう見うけり」

 

 こちらは、“上賀茂神社にお参りに行ったとき、あの人が「ホトトギス鳴いてほしいな~」と言ったその曙に、片岡の梢が趣深く見えたの”という感じだそうです。(昔の人は大体、ホトトギスを鳴かせたいようですね。)

 

 話を戻しまして、この紫式部の和歌に出てくる「片岡」というのが、上賀茂神社の中にある、「片岡社」のことです。正式名称を「片山御子神社」と言い、上賀茂神社の御祭神は「賀茂別雷大神」ですが、片岡社にはその母君である「玉依姫(たまよりひめ)」が祀られています。

 

 この「玉依姫」は、お姉様の赤ちゃんを代わりに守り育てたことで乳母神様となりましたが、源頼朝の妻である北条政子が懐妊した際にも安産祈願したことでも有名だそうです。また、玉依姫は男女の縁だけでなく、人と人との縁も結ぶ神様として、祀られています。

 

 ということで、この片岡社では縁結びや安産などの神様として今日に至っています。また、ここではハート形の絵馬に願いを込めて飾ることも出来ます。

 

 絵馬も可愛らしいとより気持ちも高まりますよね。(ちなみに、ハート形の絵馬と言いましたが実はこの形、この上賀茂神社に生息する「葵」の葉をかたどったらハートの形になったそうです。)

 

 また、上賀茂神社では片岡社以外にも世にも美しい二つの「砂山」や、癒しの神様が祀られている社など、見どころがたくさんあります。手を洗って清めるだけでなく、美味しい水を味わうことが出来る「神山湧水」にも挑戦してみたいですね。

【ソース】上賀茂神社公式Webサイト

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カップルにオススメの京都の神社の記事-おわりに

 

 さて今回は、京都にある縁結びの神社を2つご紹介しましたが、最後にもう一つご紹介したい神社があります。せっかくの初詣デートを、混雑に巻き込まれずにはんなりと過ごしたい方には「野宮神社」がおススメです。(はんなりの使い方は合っているのでしょうか!?)

 

 こちらには、「お亀石」と呼ばれる神石があります。この石をなでながら願い事をすると一年以内に願いが叶うと言われています。という訳で、カップルの方は同じ願いをしていることを祈ったり、片思いの方も一年以内に願いが叶うことを祈って、このお亀石をなでにいてみてはいかがでしょうか?(野宮神社のHPはこちらのリンクからどうぞ。)

 

 という事で今回は、カップルの皆さんにおススメしたい京都の初詣スポットについてでした。より良い年になるように、二人で一緒に訪れてみてください。

 

 それでは最後に、初詣の後におなかが空いたら訪れたい京都のグルメ動画をご紹介して、今回のこの記事を締めたいと思います。どれもとっても美味しそうです!!……お腹すいちゃったな。

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