年越し(年明け)うどんのwiki情報は? 意味や由来は?
こんにちは、トレンドボーイです。さて、今年も残りあと僅かですが、画面の前のみなさんが、大みそかにゆく年くる年の除夜の鐘を聞きながら食べるのは、年越しそば、それとも年越しうどんですか?
こんなことを言ってしまうと、”何言ってんだよこの人、年越しと言えばそばだろう”と思われる方も中にはいらっしゃると思いますが、実は関西などや四国などを中心に、年越しうどんを食べて過ごす地域もあるようなんですね。
この辺はその地域のしきたりや風習などが関係しているのでしょうか? それから、年越しは「そば」だけど、「うどん」は年明けに食べるなんてトレンドなどもあるようですよ!(ちなみに、年明けに食べるうどんは「年明けうどん」と言うそうです。) う~ん、なるほど。
という訳で今回は、「年越し(年明け)うどんのwiki情報は? 意味や由来は?」と題しまして、年越し(年明け)うどんを食べる意味や、いつから食べられるようになったかという由来などについて、詳しく調べて見ることにしました! (年越しそばについても調べてみました。)
それと、簡単に作れる年越しうどんの作り方などについても2~3調べて見ましたので、ぜひ最後まで御覧くださいね! ではさっそく見ていきましょう! スタート♪
このページの目次
年越しそばやうどんのwiki情報は? 意味や由来は?
さて、まずは年越しそばやうどんの意味や由来などについて気になって調べて見たところ、どうやらまず年越しうどんについては、太くて長いことから、昔より長生きを祈る縁起物として食べられてきたそうですね。
一方、そばの方は、切れやすいということで、”悪い縁や1年の苦労・災難などを断ち切る”といった意味などがあるそうです。でもその長さから、長寿を祈るにふさわしい食べ物であることは、うどんと同様でしょう。
具体的には、総じて長いものを年越しに食べる理由としては、そばやうどんはその長く伸びるイメージから、「寿命を延ばし家運を伸ばす」という願いが込められているとのことです。
【ソース】 麺類雑学辞典「年越し蕎麦」
ところで、”じゃあ長いものだったらなんでも良いのか?”、” ラーメンやパスタなどでもいいの?”と思ってしまいますが、その辺は日本の歴史が関係しているようです。
これはどういう事かといいますと、まず年越しそばについては、縁起物として鎌倉時代に食べられ始めたという説がありました。(ちなみに、江戸時代中期ころには習慣として定着していたそうです。)
それと、年越しうどんについても、明治時代初期には広く普及していたようですね。このように、鎌倉時代や明治初期から脈々と続いているという事ですから、それだけ年越しそばやうどんには長い歴史があるという事になります。
なるほど、歴史的な部分が関係しているから、だから昭和に入ってから一般的に食べられるようになったラーメンやパスタは、一般的に年越しに食べるという習慣が根付いて無いのかもしれませんね。
話を戻しまして、とはいえ、今回ご紹介している年越しうどんについても、明治から食べられているとはいえ、やはり全国的に見ればまだまだ年越しに食べる習慣は定着していませんから、長生きをして、尚且つ1年の災厄を断ち切るという両方の意味で、やはりそばの方が、どちらかというと年越しの主流なのでしょう。
実際に、日本人の57.6%は、大晦日に年越しそばを食べているそうです。
【ソース】 年末年始の過ごし方』に関するアンケート2011
※余談ですが、面白いデータを発見しました。讃岐うどんの本場である香川県の学生(四国学院大学)が、同校の生徒1,008人に「年越しにうどんを食べたか? 蕎麦を食べたか?」というアンケート調査したところ、なんと「蕎麦を食べた」と回答した人の方が多かったようですよ。
具体的には「そばを食べた」と回答した人が43%で、「うどんを食べた」22%だったそうです。
【ソース】 蕎麦春秋.com 「年越しうどん派が蕎麦派より少なかったのは、地元でも『予想以上に少ない』という感想が多かった」
う~ん、なるほど、こうやって”うどん県”でもこのような結果が出ていますから、やはり年越しと言えばそばなのでしょうね。(筆者的には断然うどん派なのですが…^^;)
うどんの逆襲! 最近のトレンドで年明けうどん?
さて、こちらは冒頭でお伝えしたとおり、最近では「大みそかに年越しそばを食べて、年明けは「うどん」を食べる」、なんて人が増えているようなんです。ちなみに、これを「年明けうどん」と言いますが、皆さんご存知ですか?
年明けうどん(としあけうどん)とは、さぬきうどん振興協議会が新たな麺食行事の普及を目的[として提唱している「年明けに縁起を担いで食べるうどん」、およびそれに関する商業的イベントである。
年明けうどんは、讃岐うどんをはじめとした日本国内における名産うどんの活性化やうどんの消費拡大に貢献すること、食品業界関係で正月における新たな利益・経済効果を生み出すことを目的として讃岐うどん業界を中心に2009年正月から展開されているもので、年越し蕎麦(年末)や雑煮(正月)のような、日本の正月に伝わる食文化とはもともと異なるものである。
う~ん、なるほど。2009年からですから、わりと最近ですね。ちなみに、この年明けうどんを食べる期間は、元旦から15日までだそうですので、年明け1発目から「うどん」をたくさん食べて、げんを担ぐのもありですね。^^
動画付きで解説! 簡単な年越しうどんの作り方3選!
さて、「年越しはやっぱりうどん!」という方は、ご自分で年越しうどんを作ってみてはいかがでしょうか? という訳で、ここでは料理に自信がない人でも、簡単に手早く作れる年越しうどんの作り方を、参考動画付きで3つ程ご紹介したいと思います。
1.年越し(てんぷら)うどんの作り方
1つ目は年越してんぷらうどんの作り方です。今回は、面倒な野菜を切ったりてんぷらを揚げたりといった作業をせずに、簡単に食べれる方法をご紹介します。というわけで、まずは材料をご紹介させて頂きますね。
- ◆材料
・あらかじめ水煮された野菜(にんじん、たけのこ、ごぼう、こんにゃく)
・てんぷら1枚
・めんつゆ
作業手順については、まずは口で説明するよりも映像を見てもらった方が早いので、以下の動画をご覧ください。(You tube/tameraizamuraiより)
※以下は上記の動画を要約したものです。手順の再確認の際にご覧くださいね。
- 1.沸騰したお湯にうどん(乾麺)を入れ、2~3分ほど煮る。(多少硬さの残る程度に煮る。)
- 2.うどんが煮えたら、お湯を捨てなべにつゆを適量入れる。(めんつゆなどを使用すると良いでしょう。)
- 3.カットして水煮してある野菜(人参、たけのこ、ごぼう、こんにゃくなど)を鍋に入れ、一緒に煮込む。
- 4.そこから2~3分ほど煮て、うどんが丁度よい柔らかさになったら、器に天ぷらとともに盛ります。
いや~、かなり簡単でしたね。ちなみに、野菜についてはスーパーで筑前煮の具材として売られているのを使うと、動画と同じように鍋に入れて煮込むだけになりますよ。^^ 手間はうどんを煮るという作業だけでOKですから、これなら台所に立ったことの無い男の人でも作れそうですね!
2.10分で作れる鍋焼きうどんの作り方
さて、お次は身も心も温まる鍋焼きうどんの作り方を紹介します。こちらも手間いらずですが、つゆは自分で作る本格派です。
- ◆材料
・水(6カップ、1200cc)
・醤油(大さじ6)
・酒とみりん(各大さじ3)
・かつおだしの素と砂糖(各大さじ1.5)
・昆布だしの素(小さじ1)
・ねぎ(1本)
・椎茸(4個)
・かまぼこ(1本)
・揚げ玉(お好みで)
・卵(2個)
以下は10分で作れる簡単な鍋焼きうどんの解説動画です。一体どのようなコツがあるんでしょうか? 早速みてみましょう。(Youtube/みきママchannelより)
※以下は上記の動画を要約したものです。手順の再確認の際ご覧くださいね。
- 1.つゆを作るため、土鍋に水、醤油、酒、かつおだしの素、昆布だしの素、砂糖、みりんを入れ10分ほど煮る。
- 2.その間に水洗いしたねぎや、しいたけ、かまぼこを切る。(時間のある時は、しいたけを飾り切りしても良いでしょう。)
- 4.つゆが煮立ってきたら、冷凍うどんを入れ1~2分ほど煮る。
- 6.うどんが煮えたら、具材を鍋に入れ盛り付ける。(この時に揚げ玉なども入れる。)
- 7.卵2個を鍋に入れたら出来上がり!
こちらも以外に簡単でしたね。(料理が苦手な筆者でも出来そうと思いました。) それと、自分の好みの具材などを追加しても、あつあつのうどんを楽しめそうですね。
3.海鮮うどんの作り方
3つ目は海鮮うどんの作り方です。こちらは予め煮たうどんの上に刺し身を載せるという、豪華なうどんです。
- ◆材料
・刺身盛り合わせ
・醤油
こちらについても、まずは以下の参考動画をご覧ください。(Youtube/よしあさどんより)
※以下は上記の動画を要約したものです。手順の再確認の際ご覧くださいね。
- 1.冷凍うどん2袋を沸騰したお湯の中に入れ、2~3分程度煮る。
- 2.うどんがゆであがったら水にさらして、その後にその水を切ってどんぶりに入れる。
- 3.お好みの刺身を盛り付けて行く。
- 4.醤油をかけて完成。
こちらもうどんを煮てお刺身を盛り付けるだけという、かなり簡単な作業でしたね。うどんにお刺身を乗せるだけなのに、かなり豪華に見えてしまいます♪
それと、盛り付けによって、いろいろなバリエーションが作れますので、ホタテなど好きな具材を乗せるというのも一つの手ですね。
年越しうどんの由来や作り方についての記事-終わりに-
さて今回は、「年越し(年明け)うどんのwiki情報は? 意味や由来は?」と題しまして、年越しうどんや蕎麦の意味・由来などについてを始めとして、その他にも、年明けうどんの事や、簡単に作れる年越しうどんの作り方などをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、うどんは太く長くという長寿を祈って食べるものですので、お店でも自宅でもどちらでも良いですので、今年の大晦日はぜひ食べて見てください! という訳で、今回の記事は以上となります。ではまた会いましょう!
※“年越しうどんを自分で作るのはちょっと面倒かな…、でも、おいしいうどんを食べたいし…”という方は、「チンするだけで食べれる美味しいカップうどん」なんてのはいかがでしょうか? 以下参考動画になりますので、ぜひ見てみてください。(Youtube/ヒカキンTV公式チャンネルより)