味覚障害の原因にがん? 苦いしょっぱいと感じる場合は?


 

 こんにちは、トレンドボーイです。さて、皆さんの回りなどで、「別に普段と料理の味付けの仕方を変えていないのに、何故か今まで通りの味を感じる事が出来なくなった」という方はいらっしゃいますでしょうか?

 

 ちなみに、これには様々な原因が考えられるようですが、主に病気療養中の方に多い症状のようですね。(その他にも、「口の中に苦みを感じる」、「味付けは今まで通りなのに濃く感じる」、「食べ物の食感の他に砂を噛んでいるような感じがする」、「ミネラルウォーターを飲んでも苦い」といったような症状を訴える方などもいらっしゃるようです。)

 

 話を戻しまして、基本的にこれらの症状は、治療後に以前の感覚に戻ると言われていますが、まぁでも、そうは言っても病との闘い中に食の楽しみまで奪われると、当人としてはとても辛いものですよね。

 

 それに、味覚障害によって食欲不振になり、尚且つ栄養失調の可能性も高くなるという報告もあるようなので、やはり注意したいところです。

 

 そこで今回は、筆者的に特に気になる、味覚障害の原因がんが影響しているという件についてや、「苦い」「しょっぱい」と感じる、味覚変化の原因や対処法などについて、詳しく調べて見ることにしました。

 

 また、この他にも、味覚障害に対する一般的な予防法などについても気になったので、今回はその辺についても詳しく調べてみることにしましたよ! ではスタート!

 

このページの目次

味覚障害の原因にがんが影響する理由は? 対処法は?




 

 さて、それではまず、味覚障害の原因にがんが影響していると言われている件について、個人的に色々と調べてみましたので、その結果を今から詳しくご紹介していきます。

 

 で、早速その調べた結果ですが、まずガン患者で味覚障害が変わってしまう人の多くが、抗がん剤治療によるものと言われているようです。

 

 この抗がん剤治療をする事によって「味細胞」がダメージを受け、尚且つ味を伝える神経にも障害が起きることで、味覚が変化するそうです。(割合としては、抗がん剤治療を受けている方の、およそ6割とも言われています。)

 

 あとは、抗がん剤治療によって唾液の分泌が減少して、尚且つ口の中が乾燥した事が原因で、味が分かりにくくなったり、その他にも、抗がん剤治療によって、味蕾(みらい=舌にある味を感じる器官)の再生に必要な亜鉛の吸収が阻害され、その結果味が分からなくなったという事もあるようです。

 

 ちなみに、抗がん剤治療後3~4週間を経過すると、冒頭でお伝えしたように、味覚が戻ってくると言われているようですが、これについてはまだ解明されていないので、なぜ症状が改善するのかに関しては、現時点では不明なんだそうです。

 「ソース」抗がん剤と放射線の副作用 味覚障害はなぜ起こる?どう対処する? | がんサポート

 

 話を戻しまして、上述した抗がん剤治療の他にも、放射線治療でも味覚障害が起きると言われています。その原因としては、照射野(X線を当てる範囲)に唾液腺が含まれることで、唾液が出にくくなる事に由来しているようですね。

 

 あと、味覚障害の一般的な対処法についてですが、こちら具体的には味付けを変えるという方法があります。

 

 ちなみに、この味覚障害になると多くの方が味を薄く感じたり、分からなくなったりするようですが、その場合、単純に塩分を増やすと健康に良くないので、天然ダシや薬味などを使って、風味を増すようにします。

 

 あと、逆に濃く感じる方などは、こちら塩分を控えめにしたり、薄く感じる方と同様に、天然ダシを使用するようにします。(特定の化学調味料などに嫌悪感を覚えたら、使用を控えて下さい。)

 

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苦い・しょっぱいと感じる味覚障害の原因や予防法は?




 

 さて、ここまで、がんと味覚障害の関係や、一般的な対処法などについて書いて来ましたが、ここでは「苦い」「しょっぱい」と感じる原因や対処法(予防法)などについて、調べた結果をお伝えさせて頂きたいと思います。

 

 という訳で、早速その調べた結果ですが、まず味が「苦い」と感じたり「しょっぱい」と感じる背景には、どうやら味覚を狂わせてしまう亜鉛不足が関係しているようです。先程のガンの部分でも出てきましたね。

 

 具体的には、人間の舌には「味蕾(みらい)」という味を感じる器官があるのですが、この味蕾が亜鉛不足により十分に機能しなくなると、味覚が鈍化したり麻痺したりといった症状が出てくるようです。

 

 それに、本来であれば2週間前後で生まれ変わるはずの、味細胞の入れ替わりが普段よりも遅くなってしまい、その結果十分に味覚が機能しなくなるんだそうです。

 

 また、亜鉛不足の原因の多くに、偏食や食品添加物の過剰摂取なども関係しているようで、だからこそ普段から食事のバランスを考えつつ、尚且つ亜鉛を多く含んでいる食材を意識的に取り入れる必要があるそうですね。具体的には、牡蠣やブロッコリー、豚レバーなどが良いようです。

 

 という訳で、亜鉛は常に消費されていくものですので、出来るだけ毎日欠かさず摂るようにして行きましょう。(ちなみに、亜鉛の過剰摂取もまた問題のようですので、一般的な適正量と言われている、男性10mg・女性8mgを守るようにして下さい。)

 

 話を戻しまして、亜鉛を含む食材というのは、クセが強いものが多いです。そこで、食べ物からではなく、亜鉛サプリを上手く利用するのも一つの手ですね。これだと、毎日の食べ合わせを気にすることなく、適正量を摂取出来ますから非常に便利です^^

 

 ちなみに、亜鉛サプリを選ぶ際のポイントとしては、食べ物のエキスから抽出した天然物ということです。実は、ドラッグストア等で売られている亜鉛サプリは数百円から買えますが、天然物でないと身体への吸収率が全く違うそうですよ。

 

 なので、ちょっとお値段は張りますが、今現在、味覚障害で悩まれている方などは、出来るだけ人工的なサプリよりも天然物を選ぶようにしましょう。


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 それと、先ほど亜鉛を効率良く働かせるために、毎日のバランスの良い食生活も忘れてはならないと言いましたが、具体的には、ビタミンやタンパク質などを積極的に摂ると良いようですね。この辺もぜひ心がけてみて下さい。

 

 あとは、こちらも気になる普段からの予防法についてですが、こちらズバリ「口腔ケア」であります。

 

 この口腔ケアをする事によって、口内炎や感染症を防ぐことが出来、尚且つ口の中が綺麗になって、味を感じる機能が向上すると言われているようですね。(あとは、食欲不振なども改善する事が出来ると言われています。)

 

 ちなみに、口腔ケアといっても、何か特別な事をする訳ではありません。うがいや歯のブラッシング、舌苔(ぜったい)の除去などがメインとなります。

 

 特に、うがいは口の中の乾燥を防ぐことが出来ますので、乾燥が原因で味覚障害が起こっているような方には、一定の効果が期待出来るのではないでしょうか?


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味覚障害の原因や予防・対処法についての記事-終わりに-

 

 さて今回は、抗がん剤治療によって起きる事が多い、味覚障害の原因や予防・対処法などについて、詳しく調べた結果をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 とにもかくにも、まずは少しでも味覚がおかしいと感じたら、病院へ行くようにしましょう。早期発見することができれば、そのぶん治りも早くなると言われていますので、出来るだけ放置しないようにしたいものですね。

 

 後は、自宅での対処法として、普段からの口腔ケアや亜鉛の摂取なども重要です。なので、現在進行形で悩まれている方などは、その辺にも気を配ってみてください。そうすることで、食に対する意識も変わりますし、尚且つ相乗的に健康体を保てそうですね^^

 

 という訳で、本日は少々長くなりましたが、以上で記事を終了します。最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 ラストに、味覚障害の8つの原因について、詳しく説明している動画を発見したので、こちらをご紹介させて頂き、今回の記事の締めとさせて頂きます。

 

 こちらでは、クイズ形式で詳しく解説していますので、かなり分かりやすいと思いますよ^^ ぜひ最後までご覧下さい。(YouTube/口腔ケアチャンネルさんの動画より)

味覚障害とストレス? 治療は何科? プロマップ(亜鉛)とは?


 

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