お賽銭の意味ってなんだ!? 金額の相場はいくら?


 

 こんにちはトレンドBOYです。さて今回は、お賽銭とはなんぞや?」という部分や、金額相場を始めとして、その他、使い道や注意点などについて書いて行きたいと思います。

 

 そしてその他にも、“お賽銭の金額って100円5円10円が多いって聞くけど、本当はいくらがいいか?”という所も含めて、詳しく書いていきたいと思います。

 

このページの目次

そもそもお賽銭とは? この言葉の意味は?


 

 突然ですが、あなたはどのくらいの間隔で神社にお参りに行きますか? 毎日のように神社に行く方をはじめとして、初詣の時などにしか行かない方もいるかと思います。

 

 さて、神社に行くたびに、何となく支払っているお賽銭。このお賽銭の本来の意味を、理解して出している人は少ないのでは無いでしょうか?

 

 それに、適当な金額をお賽銭箱に入れている人が殆どだと思います。ではこのお賽銭には一体どういった意味があるのでしょうか?

 

 まずお賽銭というのは、神様に願いを聞き入れて貰う為のお金ではありません。(恥ずかしながら、私も昔は、願いを聞いてもらう為のものだと思っていました。)

 

 それに、利益を期待して金額を多めに入れるというのも間違いです。あくまでも、以前お祈りしたことに対する、感謝の意味を込めて置いてくるお金のことなのです。

 

 もちろん、以前願った事などが、思うように叶わなかった時は、感謝と言われても難しいかも知れません。

 

 ですが根底にあるのは、心から神に対して祈るという事です。それが作法として根付き、今日(こんにち)のお賽銭へと繋がっている訳ですね。

 

 ちなみに、以前はお金ではなく、その人にとって大切な物や、珍しい物を供えるものでした。ですので、主に金銀や大量のお米などが奉納されていたのです。

 

 お金を払う今の形になったのは、伊勢神宮や本山詣が庶民に広がり、貨幣が大量に流通するようになった室町時代のことだといわれています。

【ソース】賽銭/wikipedia

 

[神社]お賽銭の金額の相場はいくら? 100円 5円 10円?


 

 こちらは諸説色々とありますが、冒頭でお伝えした通り、金額が高ければ高い方が良いというのは間違いのようです。

 

 もちろん、”金額が多いほうがご利益が大きいのでは?”という考えもあると思いますが、先ほど申し上げたように、あくまでも以前願った事に対するお礼です。

 

 ですので、もしも良い方向に向かった場合は、感謝の気持ちを込めて、少し多めにお金を入れるという感覚で良いと思います。

 

 話を戻しまして、気になるお賽銭の金額の相場ですが、どうやらMSNマネーの調査によると、100円と5円が過半数を占めているようです。

 

 具体的には、MSNユーザー8780名を対象に実施した、初詣のお賽銭金額のアンケートで、100円が35%、5円が20%、500円が11%、10円が10%という結果になったようです。

 

 それと、その他の24%の内訳ですが、50円が8%、1000円が6%、1万円が3%、1円が3%、その他が4%となっております

【ソース】初詣のお賽銭は、5円派と100円派で過半数に!

投票期間は、2011年の12月26日~翌年(2012)年の1月9日まで。

お彼岸とは? 春彼岸や秋彼岸のお墓参りの時期は?


 

 なるほどですね~。5円が多いのは何となく理解出来ますが、100円が35%で1位というのは意外でした。(この位の金額が一般的なようです。)

 

 そして、10円よりも500円を出す人が多かったのも驚きです。やはりお正月ともなると、皆さん財布の紐がちょっと緩むのでしょうか?^^

 

 さて、ここで気になるのは、その他の4%ですよね。これはどういう事かと申しますと、語呂合わせが関係しています。

 

 上記のサイトでも、その内容にちょっと触れているのですが、自分の願いと合致した語呂合わせで、お賽銭している方がいると言うことです。という訳で、ここではもう少し掘り下げてお伝えしようと思います。

 

 語呂合わせで一番多いやり方は、5円玉を使用して語呂合わせを作るというものです。例えば、5円だったら「ご縁がありますように」という具合です。これは何となく分かりますよね。

 

 では、5円玉の枚数が増えて行くと、一体どのような意味があるのでしょうか?気になる内容ですが以下のとおりとなります。

10円(5円2枚):重ね重ねご縁がありますように
15円(5円3枚):十分ご縁がありますように
20円(5円4枚):よいご縁がありますように
21円:割り切れない数字なので、恋愛継続・夫婦円満願に良いとされています。31円でもいいそうです。
25円(5円5枚):二重にご縁がありますように
30円(5円6枚):安定と調和のとれたご縁がありますように(「6」という数字が使われる「六角形」には、安定と調和をもたらす意味があるそうです。)
35円(5円7枚):再三ご縁がありますように
40円(5円8枚):末広にご縁がありますように
45円(5円9枚):始終ご縁がありますように
50円(5円10枚):五重の縁がありますように
55円(5円11枚):いつでもご縁がありますように・午後に投げるとご縁がある
105円(5円21枚):十分にご縁がありますように
115円(5円23枚):いいご縁がありますように
125円(5円25枚):十二分に御縁がありますように
485円(5円97枚):四方八方からご縁がありますように
1万円:1万円は「円万」ということから、「円満に通ず」という意味になります。

出展 お賽銭っていくらがいいの?「金額が高ければいい」は間違い!お賽銭の金額が持つ意味まとめ

 

 上記のように、意味を持たせてお賽銭とします。ちなみに、全て5円玉で無くても良いとのこと。(要するに、金額が合えば、100円でも50円でも良いという事です。)

 

 ですが、ちょっと待って下さい! 気をつけなければならないことがあります。それは何かと言いますと、10円玉の使用です。上記のサイトを確認すると、10円玉は『遠縁=縁から遠ざかる』と言われているようで、あまり使わないほうが良いとのことです。

 

 更に興味深いのは、「65円=ろくな縁がない」「75円=なんの縁も無い」という、悪い語呂合わせもあるようですね。これは初めて知りました。(゜o゜;)

 

 ですので、神社でお賽銭をする際は、これらの内容に気をつけて頂けたらと思います。ちなみに、先ほどご紹介した5円の枚数の意味ですが、神社によって掲載されている場合があるので、初詣の際に確認してみてはいかがでしょうか?^^

 

 それと、5円玉が好まれる理由ですが、文字通り”ごえんがありそう”という他に、「穴が開いている硬貨の方が、先が見通せるから縁起が良い」という説があります。

 

 しかし、これとは逆に、穴が開いていると「ご縁が抜けて縁起が悪い」という説もあり、どちらが正しいのかは不明です。(ちなみに、私の個人的な考えで言うと、「5円玉=ご縁がある」という解釈で、受け止めるようにしています。)

 

お賽銭の気になる使い道は? 最終的にどうなる?


 

 さて、気になるお賽銭の使い道ですが、賽銭箱に入っているお賽銭は、神主さんが回収して、神社の維持費などに使われます。そして、お賽銭だけでなく、お守りやおみくじ、祈祷や地鎮祭などの収益なども、神社の経営の為に使われています。

 

 気になる内訳ですが、主に神社の修繕や管理費、奉納や広告宣伝費などに充てられています。そしてもちろん、神主さんや巫女さんの給料などにも充てられています。神社にとって大切な収入源なのです。

 

 考えてみればそうですよね。建物などは主に木材を使用していますから、時が立つに連れて、メンテナンスが必要になります。

 

 それと、先ほどお伝えした、お守りやおみくじなどといった物も、わざわざ神社側が手作業でなんて言う訳には行きませんから、業者に制作して貰う為の費用なども発生します。

 

 それに、お正月ともなればたくさんの人が神社に参拝しに来ますから、それに合わせて、巫女さんなどもたくさん雇わなければなりません。

 

 つまり、それ相応にお金が必要になってくるという訳なんですね。(ちなみに、経営状況はあまりよろしく無い所が多いようです。結構ギリギリの所が多いとのこと。^^;。)

 

参拝前の礼儀とは? お賽銭を出すときに注意する事?


 

 まず、参拝する前には、必ず手水舎(ちょうずや)などに寄って、柄杓(ひしゃく)で手を清めてから、拝殿の前に向かうようにしましょう。(拝殿とは鈴のある場所)

 

 そして、もしも千円札や1万円札などの高額紙幣をお賽銭に入れる時には、新札を白い封筒に入れ、住所と名前を書いて入れましょう。

 

 時々、むき出しのお札が賽銭箱に入っている光景を目にしますが、本来であれば間違いです。また、お賽銭は投げ入れるのでは無いので、そっと箱の中に入れましょう。

 

 それと、最後に注意点をもう一度お伝えします。冒頭でお伝えした通り、お賽銭は、感謝の気持ちを持ってお供えするものです。

 

 ですから、自分の利益や、欲望ありきといった参拝だけは、絶対に避けるようにしましょう。まずは、”心から神に対して祈る”という方向で考えられる事を、私はオススメします。

 

神社における作法や参拝方法などは、この動画が参考になります。

厄年とは? いつまでお祓いに行けばいいの? お札の置き場所は?


 

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