柚子果汁の効能とは? 作り方は? 使い方はどうすればいい?
こんにちは。トレンドガールです。さて、冬の果実である柚子(ゆず)は、今まさに旬の季節を迎えていますが、その香りに癒やされる方も多いのではないでしょうか?
「冬至に柚子を入れたお風呂に入ると、一年間風邪をひかない」、なんて言われているくらい、実は身体に良い果実のようですが、そうなると香りを楽しむだけではもったいないですよね。
けれども、”食用には柚子胡椒や、お漬物の薬味などしか浮かんでこないな…”、という方も多いのではないでしょうか? (筆者もその1人です。^^;)
そこで今回は、この柚子の事をもっと詳しく知るために、そもそも柚子にはどのような効能があるのか?という部分を始めとして、その他にも、気になる柚子ジュースの作り方や、その他の使い道などについて、詳しく調べて見ることにしましたよ! それではスタート♪
このページの目次
柚子の基本的な成分は? 種にも効能がある!?
さて、まずは柚子の基本的な果汁成分についてですが、こちらどうやら「クエン酸」や「リンゴ酸」、「酒石酸」といった有機酸類が多く含まれているようですね。
ちなみに、主な効能としては、疲労回復や肩こり、筋肉痛の予防などがあるようです。(他にも、胃液の分泌を活発にして、胸やけや胃の痛みの緩和、さらに、肝臓の働きまで助けてくれる効能があるようです!)
う~ん、なるほど。あの酸っぱさの裏には、3つの基本成分と、たくさんの有り難い効能などがあったんですね。ですが、実はこれだけではありません。
というのも、柚子の効能が一番詰まっているのは、皮なんだそうですが、その皮のビタミンCの含有率は、何とレモン果汁の2倍もあり、柑橘系の中ではトップクラスなんだそうです!
さらに、外皮や内側の綿の部分にも、リモネンやシトラール、ヘスペリジンなどの栄養成分が詰まっています。ちなみに、その具体的な効能としては、以下の通りとなります。
- ・がん予防
- ・毛細血管を刺激し血流を良くする
- ・免疫力を高める
- ・疲労回復
- ・活性酵素の消去作用
- ・保湿効果
以上このようになっています。本当に様々な効能がありますよね。なので、皮などをみすみす捨てるのはもったいないという事になります。ぜひ有効利用したいところです。
ちなみに、何と実や皮だけでなく、種にも栄養成分や効能があるそうですよ! という訳で、まずは栄養成分についてですが、こちらペクチンやリモノイドといった成分が詰まっているそうです。
ペクチンについては、種の廻りのヌルヌルとした部分のようですね。その効能としては、
- ・コレステロール値をコントロールする
- ・便秘・下痢予防
- ・美肌効果
- ・保湿効果
- ・リウマチ、関節炎、神経痛などの痛みの緩和
このようになっています。なるほど、美肌やコレステロールなど、女性には嬉しい効能がいくつかありますね。
次に、リモノイドですが、こちらはがん予防や悪玉コレステロール抑制などの効果が期待されるそうです。それに、成人病などにも効果が期待出来るそうですよ。^^
それにしても、小さい果実の中に、こんなにも沢山の栄養成分が詰まっているとは、かなりビックリです! これは本当に、柚子丸ごと利用しないともったいないことになりますね!
という訳で、次項では、さっそく柚子を手軽に摂取出来る、美味しいジュースの作り方についてご紹介したいと思います。
柚子ジュースの作り方は? 風邪の時にも良い?
さてここでは、とっても簡単で、尚且つ美味しく栄養満点のジュースの作り方をご紹介します。という訳で、まずは以下の参考をご覧下さい。(Youtube/ABC Cooking Studioより)
いかがでしたか? かなり簡単ですよね? ちなみに、以下は材料と作り方の手順を書き起こしたものですので、再確認の際にどうぞ。
◆材料
- ・柚子1個
- ・しょうが10g
- ・はちみつ大さじ1
- ・熱湯120cc
◆作り方
- 1.柚子は半分に切り、果汁を絞る。
- 2.しょうがは皮ごとおろす。
- 3.コップに柚子の絞り果汁、しょうがのおろし汁、はちみつを入れて混ぜる。
- 4.熱湯を注ぎ、さらに混ぜて出来上がり。
あっ!? そうそう!! 果汁を絞る際に、「レモン絞り器」などを使うと便利ですよ。^^
※「レモン絞り革命」【旭電機化成株式会社】
アレンジ次第!? 柚子のその他の使い方とは?
さて、前項では、柚子ジュースの作り方をご紹介させて頂きましたが、実は柚子の使い道というのは、沢山あるんですよ。という訳で、今からそれぞれどの様な使い方があるのか、詳しくご紹介して行きたいと思います。
1.柚子塩
2.柚子酒
3.柚子味噌
4.マーマレードジャム
5.ローション
ちなみに、作り方は種と焼酎を1:10の割合で混ぜて、そこから冷暗所に1週間程置いて、とろみがついたら完成です。ぜひ沢山作って、試しに使ってみてはいかがでしょうか? (柑橘系の香りが爽やかとのことです。)
柚子果汁の効能などについての記事 -終わりに-
さて今回は、寒い冬に身体を元気にする、冬の果実「柚子」について、どのような成分や効能があるか?という部分を始めとして、その他にも、果汁の効能をフルに活用できるジュースの作り方や、その他の使い道などについて、色々と調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
この通り、栄養たっぷりの柚子ですから、料理の風味付けや入浴剤代わとして使うだけでは、かなりもったいないですね。なので、ぜひ今回の記事を参考にして頂いて、色々な使い方を活用して、柚子の効能をもれなく全部頂いちゃいましょう!
あっ、それと、柚子の花言葉は「健康美」とのことですので、その言葉通りに柚子の香りでリラックスしながら、身も心も美しくなるために、最後にもう1点、身体が温まる柚子のレシピ動画を紹介させていただきます。(Youtube/ゼクシィキッチンより)
※以下、先程と同様に、材料と作り方の手順をまとめてみましたので、大まかな参考としてご覧頂ければと思います。
◆材料
- ・はちみつ200g
- ・柚子 大2個
- ・塩(出来れば粗塩)小さじ2
- ・熱湯(適量)
◆作り方
- 1.塩を柚子の皮に揉み込み水で洗う。(傷や黒くなっているところは取り除いておく。)
- 2.柚子を縦4個に切り分ける。
- 3.中央の筋を取った後に種を取り、その後に果汁を絞る。
- 4.残った皮を細切りにする。
- 5.柚子の皮と果汁の中に、はちみつを入れて混ぜる。
- 6.コップに入れて、熱湯を適量注いで出来上がり。
ちなみに、塩で柚子を洗うのは殺菌する為とのことですね。初めて知りました。また、傷や黒いところを事前に除いておくのは、痛みを防ぐ為のようです。
このように、細かな処理が後々の料理の出来上がりを左右するので、ぜひお手本にして見て下さい! という訳で、今回の記事は以上となります。最後までお読み頂きありがとうございました!