天気(気温)でいう冬日とは? 意味や読み方や定義は?
こんにちは、トレンドガールです。さて、11月に入ってめっきり寒くなりましたね。天気予報では「冷たい北風が…」という言葉なども聞くようになりました。
ちなみに、寒くなってくると、「冬日」という言葉なども良く耳にしますが、この冬日って、冬になると普段からなにげに使っていても、一体どんな時に使うのが相応しいのかイマイチ分かりませんよね。
それに、中には「読み方自体知らない」という方などもいらっしゃるのではないでしょうか? という訳で今回は、この冬日の読み方についてを始めとして、その他にも、気になる意味や定義、真冬日との違いなどについて、詳しく調べて見ることにしました!
このページの目次
冬日の読み方ってなんだ? 意味は?
さて、”冬日とはなんぞや?”という前に、この「冬日」の正式な読み方について、意外と知らない方が多いようなので、まずは最初にお伝えしたいと思います。(かくいう筆者も、最初文字だけを見た時に、「ん? とうじつ? とうび?」と分かりませんでしたw)
話を戻しまして、ズバリ答えは何かと言いますと、「ふゆび」です。これを聞いて「あ~」となった方は多いのではないでしょうか? 寒い日などに、何となく「今日は冬日(ふゆび)だね~」なんて使っていますよね。
ちなみにですが、web辞書や日本語表現のサイトなどを見ると、「ふゆひ」とか「とうひ」、「とうじつ」と呼び方でも、あながち間違いという訳ではないようなんですよ。つまり、全然使ってもOKということなんですね。
ですが、一般的には”ふゆび”という呼び方が浸透していますので、使用する時は、やはり”ふゆび”で使った方が良いでしょう。ちなみに、この冬日の意味は、「冬の日光」や「冬の日差し(太陽)」のことを指すようですね。
では、具体的な定義はどうなっているのでしょうか? 次項では早速その辺について触れたいと思います。
冬日の具体的な定義は何? 真冬日との違いは?
さて、冬日の一般的な読み方や大まかな意味合いなどが分かったところで、次は冬日の具体的な定義などを見ていきましょう。
で、早速その答えですが、冬日と言われる日は、一言でいえば「気温」が関係しているんですよ。これはどういう事かと言いますと、端的にいうと最低気温が0度未満の時が「冬日」となるんですね。なので、零下○○℃とかの日であれば冬日なんです。
ちなみに、天気予報などで冬日の他によく使われる言葉として、「真冬日(まふゆび)」という言葉がありますが、こちらは最高気温が0度未満の時を指して言うそうですね。(つまり、最低気温が0℃未満の時が冬日で、最低気温も最高気温も0℃未満の時が、真冬日になるという訳です。)
どちらにせよ、冬日も真冬日も寒いという事に変わりありませんが、やはり激寒の日などは、真冬日の方がしっくり来るような気がしますね。それと、どちらも基本は0度「以下」ではなく0度「未満」なんですね。ちょっとした表現の差ですが、以下か未満でだいぶ変わって来るようです。
話を戻しまして、この冬日ですが、1年のうち最も多い地域は北海道で、何と100日を超える冬日があるんだそうですね。それと、全国的に最も多いエリアの平均値(1981年から2000年の統計)としては、1位が稚内の132日で、2位が札幌の125日、そして3位が仙台の70日だそうです。
ちなみに、筆者が住んでいる東京は、たった6日ほどだそうですね。こうして見ると、やはりと言えばやはりですが、東京って平均して暖かいようです。(もしかして排ガス量の違いなどの関係もあるのかもしれませんが…。^^;)
また、寒くなるとこの「冬日」に関する話題が結構ネット上でも増えてきますね。筆者がよく利用するTwitterでも、結構皆さん同じように気になっているみたいです。
※以下ツイッターより参考画像入りツイートを引用
今日冬日!!寒すぎ!!
— ありぱん子/最新▶︎プラとニック・ラヴ (@pokopokopanko) October 30, 2016
今週から冬日っぽいんだけど、暖房がどこにあるかわからない。出しておかないと。寒い。
— 白瀬南極 (@n_sirase) October 29, 2016
西日本の方々にとっては、夏日から一気に冬日ですね。
— リココ (@rc2555) October 29, 2016
今世紀最強寒気 冬日23年ぶりの多さ @tenkijp https://t.co/3oyLhFJycu
— から@冬コミ3日目東ヤ-38a (@oocolor) 2016年10月31日
※以下tenki.jp公式ツイッターより
【今朝は冷え込み 冬日地点今季最多】 https://t.co/frW5aEZK3m 今朝(7日)は冷え込みが強まりました。函館や仙台、大阪、那覇など所々で今シーズン一番気温が下がりまし..
— tenki.jp (@tenkijp) November 7, 2016
余談ですが、この冬日は別名「霜日(しもび)」とも呼ばれているそうで、霜日とは読んでいて何となく想像出来る通り、霜が降りて池に氷が張る状態のこと指して言うそうですよ。どちらにしても寒いという事ですね。
冬の正反対の季節「夏」の気象用語のいろいろ
さて、最後にこちらはおまけですが、冬日・真冬日以外の、いわゆる気象用語的な表現が気になりましたので、そちらについても、少しご紹介させて頂きますね。
具体的には、冬の正反対の夏の気象用語は、それぞれどのような言葉があるのか、それぞれどのような状態を指してているのか気になったので、その辺についてまとめてみました。ではさっそく以下をご覧ください。
- ・夏日… 最高気温が25度以上の時。
- ・真夏日… 最高気温が30度以上の時。
- ・猛暑日… 最高気温が35度以上の時。
- ・熱帯夜…夜の最低気温が25度以上の時。
なるほどですね~。今まで何となくこれらの言葉を見たり聞いたりしていましたが、ここまで明確な定義があったんですね! これは筆者にとって新たな発見になりました。
また、こういった知識を頭の片隅に覚えておくだけでも、気象情報が正しく認識できて、これからニュースなど見ていても意味が分かって面白そうですね。^^
天気(気温)でいう冬日についての記事-終わりに
さて今回は、冬日の意味や読み方などについてを始めとして、その他にも、定義的な部分や真冬日との違いなどについても見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、普段何気に見聞きするような気象用語も、その意味や定義を知ることで、よりその言葉に対しての理解度を深められそうですね。
筆者の感想としては、”お天気情報って結構細かく表現分けされてるんだな~”と感心したと同時に、”日本はやはり天気や気温などかなりの変化があるんだな”と思った次第です。四季のある国ならではですね。
という訳で、今回は以上となりますが、最後に北海道の真冬日で「氷の花」が出来たという気になる動画を発見しましたので、こちらをご紹介してこの記事の締めとさせて頂きます。(YouTube/DoshinWeb公式チャンネルより)