2017年の浅草・酉の市はいつ? 屋台の営業時間は?
こんにちはトレンドボーイです。さて今回は、2014年の浅草・酉の市(とりのいち)の、開催日や屋台の営業時間を始めとして、各種交通情報(駐車場、バス、電車)などについて調べて見ました。
そしてその他にも、酉の市の歴史や由来の説明や、人気商品の熊手の説明などもして行きたいと思います。それではスタート!
このページの目次
浅草「酉の市」とは? 由来や歴史は? 干支と関係している?
さて、毎年大きな賑わいを見せる浅草・酉の市(とりのいち)。突然ですが、あなたはこの酉の市に行ったことはありますか? というか、「酉の市って何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか?
毎年非常にたくさんの人が訪れ、大きな賑わいを見せる”酉の市”。そもそもこの酉の市とはどういったものなのでしょう?
という訳で、早速その辺について詳しく調べて見たところ、どうやら酉の市とは、11月の”酉の日”に関係しているようです。
では酉の日とは一体何なのか?ですが、この言葉の意味として、実は干支に関係しています。この干支は全部で十二支ありますが、子・丑・寅、、、ときて、10番目に”酉”が来ますよね。つまり、この十二支を日付として割り当てて行く方法で考えると、酉に当たる日が”酉の日”となる訳です。
ですから、12日に一回はこの酉の日は訪れる事になります。ちなみに11月は30日までですので、その年によって酉の日が2回訪れる時と、3回訪れる時があります。それと、酉の日の呼び方としては、「一の酉」「二の酉」というふうな順序の呼び方になるようですね。
つまり酉の市とは、その11月の西の日に、鷲(おおとり)と呼ばれる神社で、商売繁盛や開運祈願を行う祭りの事なのですね。(祭礼とも呼ばれる)
ちなみに、日本全国にこの”鷲”と呼ばれる神社は、十数カ所ほどあります。その中に含まれるのが、今回ご紹介する浅草・鷲神社なのです。なかでも、この鷲神社の酉の市は、由緒正しいことで有名であり、その起源は江戸時代にさかのぼるといわれています。
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それと、この鷲神社のご神体ですが、日本神話に登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)です。なぜ鷲神社で商売繁盛や開運の祭りが行われるかと言うと、この日本武尊が、庶民の間では商売繁盛や開運の神として信仰されていたからです。
【ソース】酉の市/wikipedia
なるほどですね~。日本武尊って武士の神のような存在だと思ってましたが、庶民の間ではこういった信仰があったとは初めて知りました。そんなこともあり、日本武尊がご神体である全国の鷲神社で、この酉の市が行われているという訳ですね。
ちなみに、この酉の市は、その日本武尊のご加護に感謝して、来る年の開運祈願の他にも、除災招福や殖産(作物を増やす)をお祈りするお祭でもあるとのことです。
それと、浅草の酉の市は、鷲神社の他に”酉の寺”として有名な長國寺でも開催されています。というか隣合わせでこの酉の市が開かれています。※ちなみに、文学作品に残された酉の市も多く、樋口一葉作の「たけくらべ」を始め、非常に多くの作品が残されています。
かっこめ熊手守りって何? どうして熊手が縁起物なの?
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
【酉の市発祥の地・花畑ノ大鷲神社】
足立区花畑鎮座の「大鷲神社」
御朱印を頂戴致しました。初酉の御朱印ですね。ありがとうございます。
あわせて「かっこめ熊手守り 」も戴きました。
竹の熊手に、実る稲穂を付けたお守り。
福をかっ込むという江戸っ子らしい洒落がきいてますね。 pic.twitter.com/SGnIgnvqJG— 伊達JKN@神社紀行ネット (@Jinja_Kikou_Net) November 12, 2016
さて、かっこめ熊手守りとはなんぞや?という話しですが、こちら酉の市(鷲神社/長國寺)で手に入れる事が出来る、開運・商売繁昌のお守りです。
ちなみに、このかっこめ熊手守りは、酉の市が開催される日の、夜中の0時に打ち鳴らされる太鼓とともに、一斉に配られます。
それと、この熊手の御守を一番に受け取った人の事を「一番札」と呼ぶそうで、なんと神社の金小判が授けられるようです!
【ソース】浅草・鷲神社神社
そんな事もあり、この一番札は、特に商売人を中心として、大変な人気を誇っているようですね。
さて、酉の市でと言えば、やはり熊手ですが、どうして縁起物として人気なのでしょうか?
その答えは簡単です。まず鷲(わし)を思い浮かべて下さい。鷲といえば、翼を大きく広げて、鋭い爪で獲物を狩るイメージがありますよね。
そうです。その獲物を捉える姿に熊手が似ているということで、”福徳をかき集める”、”鷲づかむ”という意味が込められているからです。
では、”なぜ鷲爪では無く熊手という名前なのか?”という疑問が出て来ますが、その辺は調べてみましたけれど分かりませんでした。まぁいずれにせよ、”縁起物”だということですね。
それと、熊手の買い方もポイントの一つのようです。この熊手は、たくさんの露店に並んでいる熊手商との間で、「買った」「まけた」を繰り返しながら買う物のようです。そして両者での商談が成立すると、威勢よく手締を打たれて購入となるとのこと。
【ソース】熊手守りと縁起熊手/wikipedia
う~ん、この辺はどうなんでしょうね? 実際に熊手を買ったことが無いので、この辺は、今年の酉の市で調査してみたいと思います。それと、熊手にも色々な種類があるようで、毎年の流行を取り入れた熊手なども販売されているとの事です。
2017年の浅草「酉の市」の日時はいつ? 屋台の営業時間は?
さて、2017年の浅草・酉の市ですが、こちら11月6日の月曜日・11月18日の土曜日・11月30日の木曜日にそれぞれ予定されています。
それと、酉の市の開催時間ですが、各日とも午前0時から午後24時までの24時間です。という事は、24時間屋台は営業していると見て良いでしょう。
浅草・酉の市に駐車場はあるの? バスや電車の交通手段は?
さて、酉の市の開催日の駐車場情報ですが、以下のページから見ることが出来ます。このサイトを見てみると、近隣パーキングは多いものの、止めれる台数が少ないことから、酉の市に行く場合は、なるべく早い時間に行ったほうが良さそうですね。
それと、バスや電車など、その他の交通情報は、こちらから確認する事が出来ます。
やはり交通手段としては、電車が圧倒的に有利なのではないでしょうか?それか車の場合は、一つ前の駅の近くに止めて、そのまま電車で行くのが良さそうですね。
という訳で、是非あなたも今年は、一番札を狙って出かけてみませんか?※以下の動画は、昨年(2016年)の浅草・酉の市の様子です。参考がてらご覧ください。(Youtube/TOKYO MX公式チャンネルより)