2018年の立秋はいつ? 立秋の候はいつからいつまで?
こんにちは。トレンドボーイです。さて今回は、時候の挨拶のはがきを書いたりする際に、”一体いつからなの?”と案外迷ってしまう「立秋」について、詳しく書いていきたいと思います。
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「立秋」って何? 2018年の立秋の候はいつまで?
さて立秋とは何ぞやという話になりますが、こちらを説明するにあたって二十四節気(にじゅうしせっき)は欠かせません。
昔の日本人は一年を24の節目に分けた「二十四節季」というこよみに基づいて、日々の生活を送っていました。これは、豆まきで知られる節分を基準に、一年を約15日ごとに分けた季節のことなのです。
それと二十四節季ですが、地球から見た太陽の角度を基準として定められております。この角度が135度に位置する時が「立秋」となります。
そして立秋は、暦の上では『秋の始まり』を表しており、立秋から立冬の前日までが暦上の秋となります。しかしながら、実際の立秋は実は夏のど真ん中であり、2018年の立秋は8月7日、2019年の立秋は8月8日なのです。
というのも、あくまでもこの日から少しずつ涼しくなっていくという目安の日だからです。(ちなみに2018年の立秋の候は8月7日~22日までです。)
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気になる時候の挨拶はどうしたらいいの?
さて、8月という季節にハガキで時候の挨拶を書く場合には、ちょっと注意が必要です。なぜなら、いわゆる「暑中見舞い」と「残暑見舞い」は「立秋」の日を境に分かれるからです。
つまり立秋の日の前までは「暑中見舞い」を、そして立秋の日以後は「残暑見舞い」にしなくてはならないという事です。
また、手紙の時候の挨拶でも、立秋以降は「立秋の候」や「残暑の候」、「初秋の候」「まだまだ暑い日が続きますが」などを用いるのが一般的です。
そのため、暑中見舞のはがきを頂いて、お返事を書くのに少し時間がかかってしまった場合などは、立秋が過ぎてしまうとお返事が暑中見舞いではなく残暑見舞いとなることもあります。
特にビジネス文章などで社外の方に文章を送る際には、季語の使い方に注意が必要です。
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残暑見舞いっていつまでなの? 次の節目は?
ところで、実は残暑見舞いも送ってよいとされる時期が限られているという事はご存知でしょうか?
それはいつまでなのかと申しますと、立秋を過ぎてから処暑の候(2018年は8月23日~9月6日)までの間とされています。
文字どおり、秋とはいってもまだまだ暑さが残っている時期に、相手の体調を気遣うためのお見舞い状が「残暑見舞い」となるのです。
暑中見舞いや残暑見舞いは、年賀状ほどポピュラーではありませんが、その分送ったときに相手の印象に深く残るチャンスが大きいです。
先程も申し上げた通り、その年の立秋の日がいつからかには注意が必要ですが、今年は是非遠くの親戚や長く会っていない友人などへ、日頃の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
※古都京都の美しい立秋の風景がつづられている動画は以下からどうぞ。(youtube/より)