法事(法要)を欠席する際に香典やお供えはどうすればいいの?
こんにちは、トレンドボーイです。さて皆さんは、法事の連絡が来て、当日どうしても外せない用事があった場合、どのように対処すべきか分かりますか? 基本的には、法事に出席するのを第一に考えますが、やむを得ず都合が付かない場合もあるので、どうすれば良いのか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
いずれにしても、もしも欠席するとなっても、やはり相手に失礼の無い様な形で伝えないといけませんし、その際に香典やお供えはどのように渡せば良いのかについても、悩む所ではあります。また、欠席を知らせる返信などについても、どのようにしたら良いのか疑問に思っている方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、法事(法要)を欠席する際に、香典やお供えをどうするべきか?という部分を始めとして、その他にも、欠席を知らせる返信ハガキの書き方などについて、詳しく調べた結果を今からご紹介させて頂きたいと思います!
この記事を読んで頂くと、法事を欠席する際のマナーのあれこれが深い部分で分かるようになると思いますので、是非最後までご覧下さいね。それではスタート!
このページの目次
法事(法要)を欠席する際の香典やお供えはどの様にしたらいいの?
さて、それではまず、法事を欠席する際の香典やお供えなどをどうしたら良いか?について、詳しく調べた結果を今からお伝えさせて頂きたいと思います。これを読んで頂くと、どうしても欠席しなければならない場合に、しっかりと対応出来ると思いますので、是非読み飛ばさずにご覧下さいね。
という訳で、早速その調べた結果について見て行きたいと思いますが、こちらまず欠席する場合でも、「香典やお供えは必要」という事になります。なので、“欠席を伝える文書だけではいけない”という事を、まず頭に入れておきましょう。
ちなみに、この辺は宗教などによって色々と違いがありまして、例えばキリスト教の場合、基本的に香典を渡すという概念がありません。ですが、そこは日本の様式に倣い、「御供(又は御花料)を送る」という方も、中にはいらっしゃるようですよ。
話を戻しまして、次に香典をどのように渡せば良いか?についてですが、こちら基本的には現金書留にて法事の前日までに郵送するのが一般的のようです。郵便局では、現金書留用の専用封筒が売られていますし、もし入らない場合は大きめの封筒もありますので、局員の方に確認してみて下さい。
後は、法事に出席する方に頼んで、一緒に持って行って貰うという方も、中にはいらっしゃるようですね。これでも問題は無いようです。
また、香典の表書きですが、四十九日法要までは「御霊前」で、それ以降の場合は「御仏前」となります。他には、全てのケースに当てはまる「御供」や、「御香典」として書かれる方もいらっしゃるようですよ。
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そして、香典の金額でも悩まれると思いますが、こちらは出席する方より少なめでも構わないとされているようです。これは何故かと言いますと、法事の後に行われる食事会やお返し等を頂かないからですね。
では、実際にどの位を包むべきか?については、正直地域差があって、一概には言えない部分もありますが、目安としては、自分の立場から見て家族・親戚の場合は「1万円」で、友人や知人・仕事関係等の場合などは、「5千円」というのが相場のようですね。心配な方は、実際に出席される方にいくら包むのかを聞いて、それより少し少なめという感じでOKです。
また、お供えについてですが、こちらも法事の前日までに届くようにしましょう。中身は、お花やお線香・お菓子の詰め合わせ等になりますが、基本的には洋菓子よりも和菓子で、常温保存が出来て尚且つ消費期限に余裕がある物が昔からの定番のようです。
その理由として、洋菓子には「卵」が使われている事が多いですが、この卵がどうやら殺生(せっしょう)をイメージさせるという事で、あまりお供えには相応しくないとされているからですね。
ただ、最近では法事に集まる年齢層が比較的若い場合は、カステラやバームクーヘンのようなお菓子の方が喜ばれるので、その点をあまり気にしない方も増えて来ているようです。
それから、法事には参列出来なかったが、後日お参りに行けるのであれば、事前に香典を郵送し、お参りの当日にお供えを持参するという形でも良いようです。その場合、相手方が留守にしている事も考えられるので、お互いの都合を合わせて行くようにして下さい。(当たり前ですが^^;)
ちなみに、この時は喪服ではなく普段着でも構わないのですが、派手な服装はマナー的にNGなので、その辺にも気をつけて下さいね。
法事(法要)の欠席を知らせる返信ハガキの書き方はどうすればいい?
さて次に、法事の欠席を相手に知らせるための、返信ハガキの書き方について、詳しく調べた結果を今からご紹介させて頂きますね。
という訳で、早速その詳細と行きたいところですが、こちらまず、書き方の前に大事な事として、欠席する際は相手方に早急に知らせるのがマナーとなります。これは何故かと言いますと、法事の当日に食事会を開く際に、人数分の料理を用意しなければならないからですね。
それに、帰りの際のお返しなども人数分必要となるので、だからこそ早急に知らせる必要があるのです。なので、とりあえずこの点だけは頭に入れておいて下さい。
次に、本題である返信ハガキの書き方についてですが、こちらいくつかのポイントがありますので、まずは以下の内容を確認してみて下さい。
- 1.「御出席」の文字を真っ直ぐ縦に二重線で消します。
- 2.「御欠席」の「御」の部分を、右上から左下へ斜めに二重線で消します。
- 3.「欠席」の部分を丸で囲みます。
- 4.「御住所」の「御」の部分を、右上から左下へ斜めに二重線で消します。
- 5.「御芳名」の「御芳」の部分を、真っ直ぐ縦に二重線で消します。
以上、こちらが返信ハガキを書く際のポイントとなりますが、ご覧の通り消す文字の数によって二重線の引き方は違いますので、その辺に注意して下さい。(基本的に、1文字消す場合は右上から左下へ斜めに二重線を引き、2文字以上の際には、真っ直ぐ縦に二重線を引く形になります。)
それと、ハガキの備考欄に欠席理由を書く際の注意点としては、こちら決して「直接的な理由は書かない」ようにしましょう。これはどういう事かと言いますと、例えば、”学校の行事で”とか”出張により行けない”などの直接的な理由は、マナー的によろしくないからですね。
なので、ハガキの備考欄に理由を書く際は、”やむを得ない理由により”や、”どうしても都合がつかず”などのような言葉で、簡潔に書くようにしましょう。(ちなみに、以下がその例文となります。)
- ・大変申し訳ないのですが、やむを得ない理由により法要を欠席させて頂きます。
- ・この度は、法要に参列させて頂く予定でしたが、どうしても都合がつかず欠席させて頂きます。
以上、法事の欠席を知らせる際の返信ハガキの書き方でしたが、ちなみにこの返信ハガキを、香典と一緒に現金書留の封筒の中に入れるという方も、中にはいらっしゃるようですね。これでもOKなようです。
いずれにしても、先述したように相手方の準備等もありますので、なるべく早急に送るようにしましょう。
法事を欠席する際の香典やお供え・返信ハガキについて-終わりに-
さて今回は、法事を欠席する時に香典やお供えはどうするべきかを始めとして、その他にも、欠席を知らせる返信ハガキの書き方について、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
まずは、法事の知らせを受けた時には、なるべく予定を組み直してでも参列するべきというのは大前提ですが、どうしても出席出来ない場合には、今回ご紹介した内容を参考に、適切な対応をとって下さい。
また、法事の後にお参りに行くというのも、相手に対して誠意が伝わる行為ですので、是非その点なども考慮してみて下さいね^^
いずれにしても、相手方は色々と準備が必要で、尚且つ出席する人数をなるべく早く把握したいと思っている為、まずは迅速に対応するという事を、心がけてみて下さい。
という訳で、今回は少々長くなってしまいましたが、以上これにて記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、法事における香典やお供えの相場について、詳しく解説している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、金額だけでなく表書きの書き方などについても詳しく解説してくれていますので、気になる方は是非参考がてら観てみて下さいね^^ ではまた会いましょう! (YouTube/上村和彦さんの動画より)