水道水のカルキ抜き! 煮沸と日光で時間以外の違いは?


 

 こんにちは、トレンドボーイです。さて最近は、水素水が流行するなど水に対しての関心が高まっていますね。人によっては、お気に入りのメーカーの水しか飲まないなんて人もいるそうです。

 

 ちなみに、私自身も安全な水は飲みたいのですが、毎日購入して飲むとなると、経済的に少し厳しいですね…。何か良い方法はないのでしょうか?

 

 という訳で今回は、安全に水道水を飲むための基本である、水道水のカルキ抜きの方法について調べてみました。具体的には、煮沸日光などを用いたカルキ抜きにかかる時間や費用などについて紹介していますので、ぜひご覧下さい。

 

このページの目次

水道水のカルキ抜き! 煮沸する場合の沸騰時間は?




 

 さて、まず皆さんは、”水道水”と聞くとどんなイメージですか? 最近ではウォーターサーバーや浄水器が一般的になっているので、”水道の水を直接飲むのは衛生的にちょっと・・・”と思われる方も結構多いかと思います。

 

 しかしながら、実際には日本の水道水は非常に安全で、直接飲んでも問題がないんだそうですね。それでも、衛生面で安全な水を提供するために、カルキを使用して雑菌の繁殖を防ぐなどの工夫がされていますので、その辺はやはり気になるところです。

 

 もちろん、このカルキについては、人間の体に悪影響を及ぼさないレベルの量しか使用されていないのですが、その匂いで水の味に違いが出てきますので、水道水を利用する際にカルキ抜き出来るだけしておきたいですよね。

 

 ということで、水道水のカルキ抜きの方法をそれぞれ見て行きましょう。まずは、煮沸によるカルキ抜きについてです。既にこの方法を行っているご家庭もあると思いますが、正しいカルキ抜きのための沸騰時間や、水道水を煮沸する際の注意点などについては知らない方も多いと思います。

 

 では、どれくらいの沸騰時間で水道水のカルキ抜きができるのでしょうか? その辺について調べてみると、どうやら沸騰してから5分程度でカルキ抜き自体は出来るそうですね。しかし、この水道水を煮沸させる上で、カルキ抜き以外で注意する点を発見しました。

 

 それは、トリハロメタンという物質です。トリハロメタンは、発がん性があり、水道水を沸騰させる事で一時的に濃度が高くなるそうです。ですから、短時間の煮沸はこのトリハロメタンの濃度が高まり、逆に危険な水になってしまいまうそうなんです。(ちなみに、トリハロメタンは15分以上の沸騰によって消失するそうです。)

 

 なるほど~、今まで沸騰したらすぐに火を止めていましたが、カルキやトリハロメタンのことも考えると、それではよくなかったということになりますね。ですが、”水道水を15分も沸騰させると、ガス代や電気代などのお金が気になってしまう…。”という方も中にはいらっしゃるかと思います。

 

 ということで、日光でもカルキ抜きができるそうなので、そちらについても調べてみました。

 

日光で水道水のカルキ抜きをする方法とは?

 

 では、煮沸以外の水道水のカルキ抜きの方法として、日光に当てるという方法について見ていきましょう。カルキというのは、紫外線にも弱いそうで、日光を当てることで抜けるそうなんです。ですから、ペットボトルに水道水を入れておいて、日の当たるところに置いておくのも有効な方法ですね。

 

 ですが、やはり気になるのは、どれくらいの時間日光に当てておく必要があるかということです。ちなみに、時間としては、よく日が当たる場所で半日程度が目安となります。う~ん、そこから冷やしたりするのも考えると結構時間がかかりますね。

 

 また、日光によるカルキ抜きの注意点もいくつかあります。まずペットボトルで日光に当てる場合には、紫外線を通さないペットボトルは使用しないようにしましょう。

 

 一般的なペットボトルは紫外線を通すものがほとんどなのですが、紫外線を通すと品質が変わってしまうお酒などのペットボトルにUVカットが使用されています。ですから、通常の清涼飲料水のボトルで、それも透明のものを使用すれば問題ないと思われます。

 

 それと、日光に当てる時に”ペットボトルのキャップは着けていても良いか?”ということですが、こちらはキャップの代わりにサランラップをして、尚且つつまようじで何箇所か穴を開けておく方法が良いようですね。

 

 ちなみに、水道水を日光に当てることで塩素が気化して空気中に抜けていきます。キャップをしていると、塩素が空気中にうまく逃げていかない場合もあります。ですから上記の方法で日光に当てておきましょう。

 

水道水のカルキ抜きについての記事-おわりに-

 

 さて今回は、煮沸と日光で行う水道水のカルキ抜きの方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? という訳で最後に、時間や費用などについて比較したものを、以下に簡単にまとめてみました。

 

 まず、時間でいえば、煮沸の場合は15分程度なのに対して、日光の場合は半日程度かかります。費用については、煮沸は電気代やガス代がかかりますが、日光の場合は置いておくだけですのでコストは全くかかりません。

 

 なので、実際のカルキ抜きを行う際には、上記のメリットデメリットをよく比較して、どちらの方法が良いのかを検討してみて下さい。

 

 また、これらの方法以外にもカルキを抜く方法はあります。それは何かといいますと、浄水器ですね。私は、水道水を飲むためにこの浄水器を利用しています。

 

 浄水器は、初期費用や設置に手間がかかる印象があると思いますが、最近は蛇口に着けるだけの手軽なものもあります。カルキ以外の重金属などの有害な物質も取り除いてくれますので、コストは多少かかっても良いならばおすすめですよ。


三菱レイヨン・クリンスイ 蛇口直結型浄水器

 

 では最後に、水道水のカルキが人体に及ぼす影響を説明している動画を発見しましたので、こちらを紹介してこの記事の締めとさせていただきます。

 

 毎日使用する水道水ですが、知らないことだらけですよね。生活に欠かせないものだからこそ、安全な水についてもっと知りたいという方はぜひともご覧下さい。(Youtube /子供の水カンパニーチャンネルより)

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