Woman(ウーマン)「満島ひかり」あらすじと感想【ネタばれあり】

 

水曜22時からスタートした

ドラマ「Woman」。


出展 日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/woman2013/

 

 

シングルマザーを題材としたドラマだ。

 

満島ひかり演じる主人公「小春」は、

普通に恋愛をし、普通に結婚をして妻となり、

そして母となった女性である。

 

だが、不慮の事故で突然夫を亡くし、

たったひとりで2人の子どもを育てる

シングルマザーになってしまった。

 

だが、そんな状況になったことを、

かわいそうとか大変とか思うことも、

思われることにも抵抗を感じる彼女。

 

「母親ひとりでも何が悪い。

ひとりで育てていけないなんて誰が決めたんだ」

と言う心の葛藤が生まれる。

 

現在、中盤に差し掛かるまで、

小春はこのように描かれていた。

 
だが、彼女が幼い時に

両親の離婚によって別れた母親と、

その新しい家族との触れ合いの中で、

少しずつその心境が変化していく。

 

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出展 http://tvdorama-library.blog.so-net.ne.jp/2013-07-02

 

 

小春自身の心境、

そして生みの親である母親の葛藤、

そんな2人を見かねて、

溝を埋めようと仲を取り持つ春子母の夫。

 

しかし、そこをさらに

複雑にしているのが、

春子母の娘である、腹違いの妹の存在。

 
なんと彼女は、春子の

旦那の死のきっかけをつくり、

さらにそれを目の当たりにしていた。

 

ずっと心の奥に

閉じ込めていたその感情を、

突然母親にぶつけた。

 

いじめを受けながらも、

それを隠し通し続けた心の芯は、

だんだんとどす黒く腐って行く。

 

結果的にそれが闇を作って、

皮肉にも小春の旦那を死に

陥れてしまう結果となってしまった。

 

そんな残酷ともいえる現実がある中で、

春子と子どもたちのたわむれるシーンが

なによりもしあわせ色に染まっていて、

子どもたちの純粋さにも涙をさそう。

 

さらに突き付けられる現実は、

春子自身が白血病に侵され

始めているということである。

 

「そこまで追い詰めないで!」

と、聴者側からすれば

目を覆いたくなるほどです。

 

彼女たちの未来は何が

待っているのだろうか?

 

幸せになってほしいと

ドラマの中の人にこんなにも

思ったことがあっただろうか。

 

それほど、登場人物たちが

リアルに描かれ、惹きつけられるドラマ。

 

そんな「Woman」

最終回まで目が離せない。

 

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