京都で除夜の鐘が鳴らせる穴場は? 六角堂?

 

 こんにちはトレンドボーイです。毎年テレビで京都の知恩院の除夜の鐘を見ていただけでしたが、今年は自分でも鐘を鳴らしてみたくなってきました。なぜかというと、テレビで見て、鐘の音を聞いているだけよりも実際にお寺に赴いて鐘をついた方が、ご利益がありそうと思ったからです。

 

 でも、京都にはお寺や寺院は多く、いったいどこでなら鐘を鳴らすことが出来るのかどうかや、もし希望者が108人を超えたらそこで終了されるのか、他にも予約や整理券は必要なのかなど気になることが多かったので、この際一気に調べて見ることにしました。その結果を今からご紹介したいと思います。

 

このページの目次

京都の除夜の鐘-知恩院って鐘を撞く事が出来るの?


 

 さて、まずは皆さんが京都で除夜の鐘というと、やはり「ゆく年くる年」でおなじみの知恩院ですよね。知恩院では、総勢17人の僧侶が掛け声とともに鐘をつく姿が悲報にダイナミックであり、神々しささえ感じてしまいます。

 

 そのため、テレビ越しでさえ、毎年これを見るたびに確かに知恩院の鐘の音を聞くと、煩悩を祓ってもらえるような気がしました。ただ、悲しいことにこの知恩院では、一般参拝者が除夜の鐘をつくことができずに、見学することしかできませんのでご注意ください。

 

 しかし、鐘を撞く事が出来ないといっても、あの大梵鐘を間近で見て僧侶たちの鐘をつく様を見るだけでも、知恩院に行く価値は十分にあると思います。

 

 ちなみに、少し話は変わりますが、ここ知恩院には奈良の東大寺、京都の方広寺とともに、「日本三大梵鐘」の一つである大鐘があることで有名なのですが、この鐘の大きさは高さ3.3mもあり、重さはなんと70tだそうです。実に巨大な鐘ですね。

 

 そして、かの天才「アインシュタイン」が、音に関する実験を行った鐘が、この知恩院の大梵鐘の下で行ったという歴史もあり、世界的にも有名な大梵鐘なのです。なので、もし一度も見に行ったことのない人は、この年末でなくとも是非訪れてほしい寺院の一つです。

 

京都で除夜の鐘を撞ける人気スポットは?

 

 それでは、私たちが京都で除夜の鐘をつくことができるのはどこでしょうか? そこで、2014年に除夜の鐘をつけることができる寺院について調査し、その中でもお勧めの寺院について一覧を作成しました。

 

 ちなみに、“今更去年の情報を紹介する必要なんてないんじゃないか?”と、お思いの方も多いと思いますが、これにはれっきとした理由があるのです。

 

 なぜならば、基本的に寺院はそれぞれの寺院の方針を急に変えたりはしないので、昨年一般参拝者に除夜の鐘を撞かせていたのであれば、今年も同様に参拝者が鐘を撞く事が出来る可能性が高いからです。

 

 その為、過去に除夜の鐘をつけた寺院の整理券等の情報については、事前にチェックしておいて損はないという事になりますね。という訳で今から、人気スポットをご紹介したいと思います。※以下、除夜の鐘を衝けるお寺の一覧

 

臨済宗大本山南禅寺(左京区)

整理券:12月1日~50枚と12月31日に58枚
時間:22:30~
備考:志納金が必要、2人1組で

 

 京都観光では、人気のお寺であり、桜や紅葉の名所です。そのため、除夜の鐘についても人気で整理券を手に入れる必要があります。

 

音羽山清水寺(東山区)

整理券:12月25日~(枚数未定)
備考:拝観料が必要、二人一組で

 

 清水の舞台として日本の修学旅行の定番スポットであり、外国人からの評価も高い寺院です。なお、除夜の鐘については予約制であり、枚数も未定ですので、事前に電話にて確認することをオススメします。

 

旧嵯峨野御所・大本山大覚寺(右京区)

整理券:なし
料金:無料
備考:人数制限300人

 

 除夜の鐘を撞くことが出来る人数枠は多いのですが、それだけに人気もあり大混雑が予想されます。更に整理券等が無いので、当日は早めに寺院に訪れて長蛇の列に並ぶ他ありません。気力と体力が必要となります。

 

浄土宗西山深草派総本山誓願寺(中京区)

整理券:23:00から先着108組
時間:23:40~
備考:無料

 

 元は奈良にあった寺院でしたが、平安遷都により京都に移った寺院です。また、「落語の租」と言われております。

 

京都で除夜の鐘をつける穴場のお寺は? 六角堂?

 

 さて前項では、昨年までの情報により、今年も除夜の鐘を撞く事が出来る人気のスポットについてご紹介しましたが、人気スポットなだけあって整理券を入手するのにも中々苦労するでしょう。

 

 そこで、京都の中でも必ず除夜の鐘を撞く事が出来るであろう穴場のスポットを、今からご紹介したいと思います。それはどこかと言いますと、中京区にある「紫雲山頂法寺」です。別名”六角堂”と言われており、本堂が六角形の奇妙な形をした寺院です。

 

 実は、この六角堂は聖徳太子が開いたとされる、とても有名な寺院であり、毎年多くの観光客がこの六角堂に訪れます。それならば、この六角堂も除夜の鐘をつくのが大変じゃないのとお思いでしょうが、先ほども申したようにこの六角堂では人数制限がありません。

 

 また、超早撞きの除夜の鐘ですので、実際108回は15分やそこらで終了してしまい、それ以降も除夜の鐘を撞きたいという人がいれば、その人達がいなくなるまで、その鐘は鳴りやむことはありません。

 

 そのため、人気スポットで毎年長蛇の列ができますが、他の寺院と違って自分の番が回ってくるまでが意外に早く、そんなにストレスもたまらないのが、ここをオススメする最大の理由です。

 

京都で除夜の鐘が鳴らせる穴場の記事-まとめ

 

 さて今回は、京都で除夜の鐘を撞く事が出来る人気スポットや穴場などをご紹介して来ましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 今回ご紹介した除夜の鐘をつくことが出来る寺院は、一部の人気スポットや穴場的なスポットをご紹介しましたが、まだまだたくさんの寺院で鐘を撞く事が可能です。その為、私の知らないオススメのスポットがあるかもしれませんので、その際は是非とも教えて下さい。

 

 さて、今回特に私がおススメした六角堂では、108回と言わず、好きなだけ鐘を撞きたい人向けの寺院ですが、こういうスタイルはもっと増えてほしいものですね。

 

 そうなると寺院のお坊さん達は大変になってしまうかもしれませんが、そこは少々のお布施を必要にすれば何とかなるような気もしますがどうでしょう?とはいえ、皆さんも今年は除夜の鐘をつきに行ってみませんか?

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