クリスマスローズの育て方! 鉢植えや地植えのやり方やコツは?

 

 こんにちはトレンドボーイです。さて、皆さんはクリスマスの時期に美しい花を咲かせる「クリスマスローズ」をご存知ですか? 正式名称は”ヘレボルス”と言い、日本では”初雪起し”とも呼ばれています。

 

 ちなみに、クリスマスローズは冬から春にかけて花を咲かせる珍しい品種ですが、実際にクリスマスに花を咲かせるのは「ニゲル」という品種だけだそうです。

 

 それ以外は春に咲くことが多いようです。そんな、ロマンティックなクリスマスローズをクリスマスの時期に綺麗な花を咲かせるために育てている方もいらっしゃると思います。

 

 ですが、きちんとした育て方を知らなければせっかく育てても綺麗な花を咲かせることが出来ないこともあります。ということで今回は、このクリスマスローズの育て方で、主に鉢植えや地植えなどの植え替えの方法について、詳しく調べて見ることにしました。

 

このページの目次

クリスマスローズの育て方~なぜ植え替えが必要なの?


 

 さて、クリスマスローズを元気に育てるためには、花からのサインを読み取って植え替えをしなければなりません。まずは、どのタイミングで植え替えが必要なのかを知っておきましょう。

 

 ちなみに、なぜ植え替えが必要なのかというと、「根詰まり」や「根腐れ」を防ぐためです。根詰まりとは、鉢の中で根が成長しすぎて行き場をなくしてしまい、それ以上の成長を妨げてしまうことを言います。

 

 人間でいうと、成長期に靴が小さくなって足が窮屈な状態という感じでしょうか。これでは、のびのびと育てず体調を崩したり、成長を妨げてしまいますよね。

 

 また、根腐れとは主に水の与えすぎや土の水はけが悪くなると起こってしまう症状で、そのまま放置しておくと徐々に枯れていってしまいます。土の水はけが悪い状況で、どんどん水を与えてしまうと、根が水分を吸収しきれなくなっちゃうのです。

 

 ということで、このような症状にならないためにも、植え替えをすることが重要です。では、どのようなタイミングで植え替えをすると良いのでしょうか? その辺についても詳しく調べてみました。

 

 まずは、「市販のポット株を購入した時」です。市販されているクリスマスローズはすでに根が十分に育っている可能性が高いので、買ってきたポットよりも一回り大きめの鉢へ植え替えることで、元気に育てることが出来ます。

 

 次に、「株分けをした時」に植え替えも一緒にやりましょう。株が大きくなりすぎてしまうと綺麗な花を咲かせられないことがあります。ですので、ある程度の大きさになったら株分けをしましょう。その際に植え替えも行うこと、さらに健やかに成長させることが出来ます。

 

 ちなみに、株分けや種から育てた際の1回目の植え替えの目安は、大体1~2年目だそうです。こちらはあくまでも目安なので、定期的に根の状態や水はけは大丈夫かなどを確認し、成長しづらそうな状況であれば植え替えが必要です。

 

 また、”草や花の大きさが鉢よりも大きすぎる”、”鉢底から根が出ている”、”鉢底から水が流れるまでの時間がいつもよりも長い”という時は、植え替えのサインです。

 

 それと、こちらは地域にもよりますが、クリスマスローズが最も成長するのは2~5月です。それ以降の温かい時期には呼吸をするだけで休眠状態ですので、成長期が始まる前には一度植え替えをして、しっかり成長できるように準備をしてあげましょう。

 

クリスマスローズを実際に植え替えてみよう!

 

 それでは、具体的な植え替えの方法を見ていきましょう。用意するものは、株よりも大きな植え地と新しい土です。古い土では、すでに栄養分が少なくなっているので新しい土を用意しましょう。

 

 ちなみに、用土を作る際は、「赤玉土(中粒)」:「腐葉土」:「軽石・鹿沼土・川砂・軽石」などを、「5:3:1」の割合で配合しましょう。”自分で作るのは自信がない”…という方や、”面倒だ”という方は、クリスマスローズ専用の用土なども販売されています。


クリスマスローズの土5L

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 また、鉢に植え替えをする場合は根詰まりなどを防ぐためにも、元々の鉢よりも1~2回り大きいサイズのものを用意しましょう。

 

 さて、場所と土が用意出来たら、あとは苗をしっかり手入れして準備は万端です。苗についた古い土を手やフォークなどを使って優しくほぐします。このとき、黒くなっている根がある場合は、腐ってしまっているので切り落としておきましょう。

 

クリスマスローズの植え替え~鉢植えのやり方

 

 まずは、鉢植えへの植え替えのやり方からです。鉢の大きさが7号以上の場合は底に軽石を入れます。そして、5~6号程の鉢に、「用土(2割程度)→緩効性肥料→用土」の順で土を入れます。要するに、用土で緩効性肥料をサンドする感じですね。(砂だけに…(‘Д’))

 

 さらに、水やりをして土を湿らせます。この水やりの目安は、「手で持った時に軽く固まる」程度です。多くやりすぎないように、少しずつしていきましょう。そして、土が調度良い感じになったら、いよいよ苗を植えます。肥料と苗が直接触れないようにすることが大切です。

 

 これで、鉢植えは完了です。上手に育てるためのコツは「当日は水やりをしない」ことだそうです。なので、あらかじめ土を湿らせておきましょう。

 

クリスマスローズの植え替え~地植えのやり方

 

 続いて、地植えのやり方を見ていきましょう。地植えをする場合は、場所選びが最も重要になります。まず半日影になり、直射日光が当たらない場所を選びましょう。

 

 そこに、直径40㎝、深さ30㎝の穴を掘ります。ここへ「赤玉土」、「腐葉土」を6対4の割合で4~5Lほどの量を入れて、混ぜます。(結構たっぷり使うんですね。)

 

 ちなみに、クリスマスローズは”土を中性に保つ”ことが上手に育てるコツです。なので、腐葉土や苦土石灰を混ぜると土を中性に近づけることが出来るようです。(日本の土は酸性が強いみたいですので。)

 

 話を戻しまして、土を混ぜたら苗を植えます。水平よりも高くなるようにして、土で隙間を埋めるようにして植えましょう。(こういうゲーム…スマホのアプリでありそうですよね?)

 

 ということで、この地植えのやり方は以上です。もし日差しが強すぎる場合は、遮光ネットやよしずを使って調節しましょう。

【ソース】クリスマスローズの植え替え方法や時期は?鉢植えと地植えのコツは?

秋まきでプランターを使い簡単で育てやすい花は?

 

クリスマスローズの育て方の記事の最後に

 

 さて今回は、クリスマスローズの植え替えのやり方や、鉢植え地植えの2パターンについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか? 今回の記事の内容が、皆さんのクリスマスローズを健康に育てる際に、少しでも役立ちましたら幸いです。

 

 花が咲いているものを買ってくるのも良いですが、自分で育てたクリスマスローズなら、さらに美しく見えちゃいそうですよね。なので、愛情をたっぷり注いで、綺麗な花を咲かせて下さい!^^

 

 それでは最後に、『NHK趣味の園芸』でも活躍している、protoliefによるクリスマスローズの開花株の植え替え方法を分かりやすく説明している動画をご紹介して、今回のこの記事を締めたいと思います。(プロトリーフYoutube公式チャンネルより)

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