栗きんとんの簡単な作り方! [栗原はるみ・3分クッキング・NHK]
こんにちはトレンドガールです。さて、お正月の三が日が過ぎましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今年のお正月料理(おせち料理)は美味しかったですか?^^
ちなみに、おせち料理で思い出しましたが、最近は手作りする人よりも購入される人の方が圧倒的に多いようですね。年末のニュース動画でも、おせち商戦について放送していました。(まぁ確かに全て手作りするとなると相当手間がかかりますから、当たり前と言えば当たり前ですが…^^;)
ですが、中には”1品だけなら作ってみたい!”、”作ってみようかな?”という方もいらっしゃるのではないでしょうか? とりわけ、比較的作るのが簡単で、尚且つおせち料理の定番である、「栗きんとん」の作り方については、興味のある方は多いと思います。
そこで今回は、子どもからお年寄りまで愛される「栗きんとん」の簡単な作り方について、色々と詳しく調べて見ることにしましたよ! (その他にも、余った栗きんとんで作る、アレンジレシピなどについても、気になったので調べてみました!)
ちなみに、今回説明する上で、作り方の参考動画などもありますので、”栗きんとんなんて作ったことないしパス”という方も、一見の価値ありかと思うので、ぜひ最後まで御覧くださいね! という訳で、では早速その詳細を見て行きましょう! スタート♪
このページの目次
そもそも栗きんとんって何故おせちに入っているの?
さて、栗きんとんの作り方についてご紹介して行く前に、そもそも栗きんとんという料理について、よくご存知でない方もいらっしゃるかと思います。”見た目は黄色で甘いやつね”という感じですが、一体なぜ、お正月のおせち料理に入っているのでしょうか?
その辺について気になったので調べて見たところ、まず黒豆や伊達巻などと同じく、おせち料理の定番である栗きんとんは、漢字で書くと”栗金団”とかくようです。(「くりきんだん」ではありませんよ! 「くりきんとん」ですからねw)
ですが、“金団”という漢字のとおり、「金の団子」という意味もあるそうですよ! (もしくは「金の布団」という意味もあるんだそうです。) う~ん、なるほど。そう考えると、かなりの縁起物に感じますし、食したくなります。
ちなみに、栗きんとんは、上述した金の団子や金の布団から転じて、「金塊」や「金の小判」などにも例えられ、商売繁盛や金運・財運をもたらすと言われています。なので、このように美味しいだけでなく、とても縁起の良い食べ物なんですね。新年早々金運アップなんてワクワクしてきます。
【参考】 栗金団 – Wikipedia
栗きんとんの色々な作り方4選!
さて、前項で栗きんとんが非常に演技の良い食べ物という事が分かったところで、ここでは、その栗きんとんの基本的な作り方や、その他の様々なレシピなどを見ていきましょう!
1.栗きんとんの基本的な作り方
という訳で、まずは基本的な栗きんとんの作り方についてですが、口で言うよりも映像で見る方が早いということで、さっそく以下の動画をご覧ください。(Youtube/トーキョートレンドキッチンより)
※以下は、上記動画の作り方を要約したものです。手順を確認する時にご覧くださいね。
≪材料≫
- ・さつまいも…大3本
- ・栗の甘露煮…1袋
- ・くちなしの実…1個
- ・メープルシロップ…大さじ1杯
- ・塩…少々
≪手順≫
- 1.さつまいもの皮を厚く剥いた後に、3cm幅に切って行く。
- 2.その切ったさつまいもを水に浸けておく。
- 3.ハサミでくちなしの実をカットした後に、ネットに入れる。
- 4.熱い鍋の中に、ネットに入れたくちなしの実と、カットしたさつまいもを入れ、10分ほど柔らかくなるまで煮る。
- 5.柔らかくなったさつまいもをミキサーに入れドロドロにする。
- 6.ドロドロになったさつまいもを鍋に移し替えて、栗の甘露煮の汁や塩、メープルシロップを入れて、よく混ぜ合わせる。
- 7.その後に栗の甘露煮を入れて、再度よく混ぜ合わせたら完成。
どうでしょうか? 以外に簡単ですよね!^^ それと、「くちなしの実を初めて見た」という方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期スーパーなどで簡単に手に入りますので、ぜひ探してみてください。
それと、”ちょっとめんどくさいわ~”と思われた方。くちなしの実がなくても平気ですよ~。これはきれいな黄金色に仕上げるためのものですから、仕上がりの色にこだわりがなければ、入れなくても構いません。
ちなみに、さつまいもの皮を厚く剥くのは、皮の周辺に繊維が集中しているからで、そこを取り除いてあげることで、なめらかな仕上がりになるからだそうです。それと、メープルシロップや塩は、作りながら味をみて、お好みで加えてみてくださいね。
2.ポリ袋で作る簡単栗きんとん [by NHK]
という訳で、続いての簡単レシピは、NHK「きょうの料理」の、荻野恭子先生のレシピです! こちらは、ポリ袋で作れる非常に簡単な栗きんとんの作り方ですよ!
≪材料≫
- ・さつまいも…1本
- ・栗の甘露煮…1瓶
- ・塩…小さじ1/2杯
- ・みりん…小さじ1/2杯
≪手順≫
- 1.さつまいもは8mmくらいの厚さに切り、皮を厚めに剥いて水に浸ける。
- 2.ポリ袋にさつまいもと栗の甘露煮を入れる。甘露煮のシロップは1/4カップほど取っておき、残りを加える。
- 3.みりんと塩を加えてよく混ぜた後に、袋の空気を抜いて口を結ぶ。もう1枚のポリ袋に、その混ぜ合わせた袋を入れて二重にして結ぶ。そして、その後に水を加えた入れた蒸し器に入れて、30分ほど弱火で蒸す。
- 4.さつまいもを麺棒を使って袋の上からつぶして熱を逃します。(シロップは”硬いな”と思った場合に使用してください。)
以上となります。どうでしょう? 材料も簡単に手に入るし、尚且つ手順もかなり簡単ですね。^^ 面倒な裏ごしもなしで、なにより「ポリ袋」なのが楽で良いです。
ちなみに、残ったさつまいもの皮などは、油で揚げた後に砂糖をまぶして、「芋かりんとう」にすることなども出来るようです! (う~ん、お正月にテレビを見ながら家族皆で芋かりんとうをぽりぽりと食べるのもいいですね~。)
このように、余ったもので簡単に一品作れるのって、お料理上手の上級者という感じがします。是非お試しください!
3.電子レンジで手軽に栗きんとん
こちらの作り方も簡単そうですよ。忙しい方必見のレシピです。ではさっそく見て行きましょう!
≪材料≫
- ・さつまいも…1本
- ・塩…少々
- ・栗の甘露煮…50g
- ・砂糖…50g
- ・水…適量
≪手順≫
- 1.さつまいもの皮を剥いて2センチ角に切る。
- 2.塩を少々入れた水に、皮を剥いたさつまいもを入れてアクを抜く。
- 3.耐熱容器に水とアクを抜いたさつまいもを入れ、電子レンジで約6分ほど加熱。
- 4.さつまいもの水切りをしてつぶし、砂糖と塩を入れて混ぜる。
- 5.さらに電子レンジで約1分ほど加熱。
- 6.栗の甘露煮を加えた後に、混ぜ合わせて完成。
なるほど! 電子レンジで栗きんとんづくり、「そうか、その手があったか!」という感じですね。これだと時間が全然なくても何とかなりそうです。^^
【参考】 おせち&お正月に☆電子レンジで簡単手作り栗きんとん レシピ・作り方 by Minori*30Blue|楽天レシピ
4.3分クッキングのフルーツきんとん!
さて、”ちょっと変わった栗きんとんの作り方は無いかな?”と探してみたら、キューピー3分クッキングの「アレンジフルーツきんとんの作り方」というページを発見しましよ! ちなみに、こちらは「りんご」を使って作るレシピです!
≪材料≫
- ・さつまいも…400g
- ・砂糖…適量
- ・みりん…適量
- ・水…2/3カップ
- ・塩…少々
- ・りんご…適量
- ・砂糖…大さじ3杯
- ・レモン汁…適量
- ・くちなしの実…1~2個
≪手順≫
- 1.さつまいもの皮を厚めに剥いた後に、3cm幅で切る。
- 2.切ったさつまいもを水にさらした後に、鍋に水、さつまいも、砕いたくちなしの実を入れて煮る。
- 3.さつまいもに火が通ったら、水気を切って裏ごしする。
- 4.砂糖、みりん、水、塩を混ぜ合わせながら煮つめる。甘露煮のシロップを適量加えて、へらで練る。
- 5.りんごは皮を剥いて1cmぐらいの厚さに切り、レモン汁と砂糖を加えて混ぜ、電子レンジで4~5分加熱し、そのまま冷ます。
- 6.冷めたら全部混ぜて完成。
以上となりますが、りんごの酸味がさわやかな「フルーツきんとん」は、子供などに喜ばれそうですね。それと、ここではりんごを使って作っていますが、他の果物を入れても良いそうです。
栗きんとんが余ってしまった時の活用レシピ!
さて、ここまでは、栗きんとんの基本レシピを始めとした、様々なレシピをご紹介させて頂きましたが、もしも栗きんとんが余ってしまった時などにも、色々な活用法があるようですね。という訳で、今からその中から筆者が気になったものを、いくつかご紹介させて頂きたいと思います!
1.伊達巻・黒豆・栗きんとんで簡単モンブラン
という訳で、まず1つ目は、余った栗きんとんと伊達巻や黒豆と一緒に作る、モンブランの作り方です。さっそく材料や手順を見ていきましょう♪
≪材料≫
- ・伊達巻…数切れ
- ・栗きんとん…適量(栗と飴部分を分けておく)
- ・黒豆…適量
- ・ホイップクリーム…大さじ1杯
- ・無塩バター…7g(レンジで約約30秒チンして溶かしておく。)
- ・ラム酒など…少量(お好みで)
- ・生クリーム…小さじ1杯
- ・粉糖…適量
≪手順≫
- 1.伊達巻をスポンジケーキがわりにして、その上にホイップクリームを絞る。
- 2.栗きんとんの飴にバターと生クリーム、お好みでラム酒を入れて混ぜ、伊達巻の上にモンブラン用の口金を使って絞って盛り付ける。
- 3.その上に栗と黒豆を添えて砂糖をかければ完成。
以上となります。なるほど、これであれば、余った伊達巻や黒まめなども有効に使えて、尚且つ豪華に仕上げられますね。(ちなみに、ラム酒は無くても大丈夫だそうです。)
それと、盛り付けの方も、モンブラン用の絞り袋を使っても良いのですが、無ければそのままスプーンでのせて、上からフォークで模様をつければ「簡単モンブラン風」になります。なので、こちらもぜひ挑戦してみてくださいね! ^^
2.栗きんとんで作るティラミス
続いては、余った栗きんとんで作るティラミスの作り方のレシピです。さっそく材料から見ていきましょう!
≪材料≫
- ・栗きんとん…適量
- ・マスカルポーネ…50g
- ・生クリーム…100cc
- ・グラニュー糖…20g
- ・スポンジ生地…250g
- ・インスタントコーヒー…大さじ1杯(50ccのお湯で溶かす。)
- ・ココアパウダー…適量
≪手順≫
- 1.栗きんとんをボールに入れ、マスカルポーネと混ぜ合わせる。
- 2.別のボールに生クリームとグラニュー糖を入れ、ホイップクリームを作る。
- 3.それら1と2をを全部混ぜる。
- 4.スポンジ生地を2つにカットし、コーヒーを浸み込ませる。
- 5.混ぜ合わせたクリームをスポンジ生地の上に乗せる。
- 6.これを二層に重ねる。
- 7.最後にココアパウダーをふりかけて、栗をかざれば完成。
イタリアのデザートチーズの王様「マスカルポーネ」も、最近はスーパーなどで入手しやすくなってきています。ティラミスと聞くと少し難しそうな気がしますが、実際に作ると意外に簡単に出来ますので、是非トライしてみてくださいね。^^
3.栗きんとんで作るマロンパイ
続いては、余った栗きんとんで作るマロンパイの作り方のレシピです。さっそくこちらについても、材料と手順などを詳しく見ていきましょう♪
≪材料≫
- ・栗きんとん…適量
- ・冷凍パイシート…1枚
- ・クリームチーズなどお好みで…適量(無くても構いません)
- ・仕上げ用卵黄…1個
- ・胡桃などお好みで…適量(無くても構いません)
≪手順≫
- 1.下準備として、パイシートとクリームチーズを常温に戻しておく。
- 2.パイシートを2mmくらいの厚さに伸ばす。クッキーなどで型を抜いておく。
- 3.パイシート中央に、クリームチーズと栗きんとんをのせ、ふちに仕上げ用の卵黄を塗る。
- 4.砕いた胡桃を上に乗せる。
- 5.200度に余熱しておいたオーブンの中に入れ、約20分ほど焼く。
このように、一見難しそうに感じるパイも、これなら簡単に作れそうですね。それに、おせち料理にも飽きた頃に、サクサクのパイが出てくると、盛り上がりそうです。
それと、他にも、簡単アレンジアイディアがいくつかあるので、サラッとご紹介させて頂きますね!
栗きんとんどら焼き
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
https://twitter.com/pearlbeautydayo/status/815867694880727040
こちら、まずホットケーキミックスを使って、小さめのパンケーキ2枚を焼きます。その後に、そのパンケーキ2枚を栗きんとんを挟んで出来上がりです。非常に簡単ですね。
ちなみに、コツとしてはパンケーキを薄めに作ることです。お好みでホイップクリームやあんこを入れて、ハーフアンドハーフで食べてみても良いかもしれませんね。^^
簡単和菓子風アレンジ
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
お茶をいただきます。
栗きんとんの茶巾絞りを作ったけどちょっとベチャっとしてる。次は蒸して作ろう!
来年の話だけど…(^^;; pic.twitter.com/HU8ySFtjJ2— いっこちゃん (@MaRukuruleo) October 15, 2016
こちら、栗きんとんを少量ラップに包んで、茶巾絞りの和菓子のような形にするだけです。上品なコロンとした形にまとめた栗きんとんに、日本茶を添えて出すだけで、ちょっとしたお茶受けになりそうですね。
ぎょうざの皮の包み焼き
※以下Twitterより参考画像入りツイートを引用
栗きんとんを餃子の皮に包んで揚げてみてください!!奇跡です!!絶妙です!!激ウマです!! pic.twitter.com/rT6HX7ZP9R
— ままくー (@mochiguman789) March 9, 2014
こちらは、余った栗きんとんに、ぎょうざの皮を包んでフライパンで焼くだけです。ちょっと油を多めにして揚げ物風に仕上げるのも良いですね。和風の食事が続いた後には新鮮かもしれません。
ちなみに、ぎょうざの皮は、春雨の皮でも代用できますよ。1枚が大きすぎる場合は、半分に切って包んで揚げれば出来上がりです。コツとしては、半分の大きさに切った春雨の皮に、細長く栗きんとんを置いて包んで揚げることです。
スティック状の焼き上がりになりますので、手でつまんで食べられ、お酒のおつまみなどにも最適です。(中にくるみやアーモンドスライスを砕いたものや、細かく切った干しブドウなどを入れても、また少し違った食感が楽しめます。)
それと、小さなお子さんの居るご家庭なら、パイ包み焼きなどを、一緒に作ってみるのも楽しそうですね。
栗きんとんの作り方についての記事-終わりに-
さて今回は、「栗きんとんの簡単な作り方!」と題しまして、基本的なレシピや応用レシピについてを始めとして、その他にも、余った栗きんとんでのアイディア料理の数々をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
久しぶりに会った親戚のお子さんたちが、親御さんたちと一緒に仲良く作っている姿を、傍でおじいさんおばあさんが眺めているというのも、ほほえましい光景ですね。場が盛り上がって絆が深まり、ついでにお年玉もはずんでもらっちゃう、なんてことになれば、子供達も大喜びでしょう。
ちなみに、今回ご紹介するはずだった栗原はるみさんの栗きんとんのレシピですが、こちら残念ながら該当するレシピ情報が無かったので、最後に書籍をご紹介させていただきますね。
こちらの書籍の中で、栗を入れないでさつまいもだけで作る、アイディアきんとんレシピが掲載されているようです。(栗の甘露煮やその汁を入れないので、甘すぎないのだとか。)
話を戻しまして、「手作りおせち料理」なんて聞くと、”自分には絶対無理、無理!”と思ってしまいそうですが、このように、今回ご紹介した「栗きんとん」の作り方を見ると、何だかできそうな気がしてきませんか?
という訳で、まずは栗きんとん作りから始めてみて、その後に、興味が出てきたらどんどん次の料理にステップアップして行ってみてください! きっとあなたの株も急上昇すること間違いなしですよ! ではここまでお読み頂きありがとうございました! また会いましょう!
※最後に、まとめとして、もう一つ栗きんとんの作り方の動画をご紹介します。こちらは最もオーソドックスな栗きんとんの作り方ですが、最も丁寧に解説されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪(Youtube/オリンピックの超簡単レシピ)
※以下は、上記動画の作り方を要約したものです。手順を確認する時にご覧ください。
≪材料≫
- ・さつまいも…350g
- ・栗の甘露煮…160g
- ・くちなしの実…1個
- ・水…適量
- ・砂糖…80g
- ・栗の甘露煮の汁…大さじ2杯
- ・水あめ…100g
- ・みりん…大さじ2杯
≪手順≫
- 1.さつまいもを3cm幅に切り、皮を厚めに剥く。
- 2.水にさらしてアクを抜く。(30分から1晩くらい。)
- 3.鍋に水を入れ、さつまいもと砕いたくちなしの実1個を入れ、柔らかくなるまで煮る。
- 4.水とくちなしの実を捨て、弱火にかけた鍋の中で、砂糖を加えてさつまいもを潰す。
- 5.その潰したさつまいもを裏ごし器を使って裏ごしして行く。
- 6.鍋に裏ごしをしたさつまいもと、甘露煮の汁、みりんを入れる。
- 7.水あめを入れ、弱火で練る。
- 8.栗と甘露煮を入れる。
- 9.盛り付けて完成。
以上です。こちらの作り方はひと手間多い分だけなめらかに仕上がりますが、ちょっと上級者向けかもしれませんので、好みやかけられる手間に応じて、今回ご紹介したレシピの中から、作りやすいレシピを選んで作ってみてください! ではサヨウナラ(^_^)/~