秋冬野菜の種類はどのくらいある? 種まき時期はいつ頃?
こんにちはトレンドボーイです。さて最近は、ご家庭のお庭やプランターなどで、家庭菜園を楽しまれている方も多いのではないでしょうか? この家庭菜園といえば、どちらかというと暖かい春や夏のイメージが強いですが、実は秋・冬でも出来るんですね。
しかも秋冬の家庭菜園は、気温も影響してか害虫の被害にも合いにくいですし、何よりも夏に比べて園芸の作業自体がしやすいです。また、最近では夏野菜の代表格である「トマト」や「きゅうり」や「ナス」などが、秋野菜の苗としてホームセンターに並んでいます。
という訳で今回は、「秋冬野菜の種類や種まき時期」と題しまして、秋冬野菜のあれこれについて調べてまとめてみましたので、今からその詳細をご紹介したいと思います。 初心者でも始めやすい、秋冬野菜の家庭菜園で、美味しい野菜作りをしましょう!
このページの目次
果実類の秋冬野菜の種類は? 種まきと収穫時期は?
※画像はイメージです。
トマト(9月に植えつけ、10月に収穫)
さて、トマトというと夏のイメージですが、実は秋に収穫出来ます。しかしながら「夏野菜」という風に言われるだけあって、日光を好む野菜です。ですので、なるべく日当たりの良い場所で栽培しましょう。
それとトマトは連作障害が出やすい野菜ですので、毎年育てたい場合には、十分な計画が必要となります。ですが、収穫後はご存知の通り様々な用途で使うことが出来ますから、是非一度はチャレンジしておきたい野菜ですね。^^
ナス(9月に植えつけ、10月に収穫)
次にナスについてですが、ナスはトマトと同様に比較的高温を好む野菜ですので、こちらも出来るだけ日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。逆に気温が10℃以下になると成長が悪くなるので、出来れば秋の中旬までには収穫しましょう。
それと、アブラムシなどが新芽や葉に群生し、汁を吸うこともありますし、ウィルス病などを媒介することもあるので、見つけたら出来るだけ早く駆除するようにしましょう。それと、葉に湿った黒褐色の斑点が出ることがありますから、ビニールなどで雨よけなどをして出来るだけ防ぎましょう。
キュウリ(9月に植えつけ、10月に収穫)
3つ目にキュウリについてですが、このキュウリは他の野菜に比べ、温度や湿度に敏感で、尚且つ水分不足などで失敗しやすい野菜です。ですので、冷涼でありながら生育適温である18~28℃を保ち、尚且つ、なるべく10℃以下にはならないようにしましょう。(霧などにも弱いので注意が必要です。)
また、このキュウリは発芽から収穫までおよそ60日と、果菜類の中でも一連の作業が短いのが特徴です。更に、開花から7日程度が収穫時期の為、出来るだけこの適期を逃さないように、どんどん実を収穫することが大切です。
そら豆(10月~11月に植えつけ、4~5月に収穫)
次にそら豆についてですが、このそら豆は比較的冷涼な気候を好みます。そんなこともあり、気温が25℃を超えると生育に良くない影響が出る可能性があります。なので、これまでご紹介した中で、一番秋冬に最適な野菜と言えそうですね。
ただし、ウイルス性の病気などには弱いですから、他の野菜と同様にアブラムシ対策はしっかりとして、なるべく事前の防虫対策などして、虫が付かないようにしましょう。ちなみに、種をまいてから役200日後くらいが収穫時期となります。
根菜類の秋冬野菜の種類は? 種まきと収穫時期は?
大根(9月に植えつけ、12月に収穫)
次に根菜類の秋冬野菜についてですが、まず最初に大根についてご紹介したいと思います。この大根は涼しい環境で育てるにはかなり適していますし、尚且つちょっとした厳しさの寒さにも耐えうる、強い性質を持っています。
しかしながら、土の中に異物があると大根が曲がってしまう可能性がありますので、その辺には注意が必要です。それと、この大根は虫達が特に大好きな葉物野菜ですので、アブラムシ、アオムシ対策はしっかりとしましょう。(対策法としてはカバーをかけて、虫の侵入させないようにします。)
ちなみに、この大根の植えつけから収穫までの時期ですが、おおよそ90日くらいですね。なので、9月の始め頃に植えつけすれば、12月の始め頃に収穫できる計算になります。
じゃがいも(9月に植えつけ、12月に収穫)
次にじゃがいもについてですが、このじゃがいもは3ヶ月程の比較的短い栽培期間で、尚且つ、種いもの約15倍もの量が収穫出来る事で、お得な野菜として知られています。
ちなみにこのじゃがいもですが、やはり涼しい気候を好み、15~20℃の気温で最も良く育ちます。それと、植えつけから収穫までですが、約120日くらいですね。あとはこちらも、アブラムシやウイルス病などの疫病に注意が必要です。
葉菜類の秋冬野菜の種類は? 種まきと収穫時期は?
キャベツ(9月に植えつけ、12月に収穫)
このキャベツは栽培適温が5~25℃と広く、プランターでも非常に作りやすい野菜です。ですが、虫達が特に好む葉物野菜としても知られていますから、やはりアブラムシやヨトウムシなどの害虫に注意が必要です。
特に蝶類の幼虫がつきやすいので、カバーをかけるなど早めの対処が必要となります。ですが、9月頭ころに植えたキャベツは、収穫時期がちょうど12月頭ころという事もあり、そのままお鍋とかに材料として使えますので、かなり役に立つと思いますよ!^^
ホウレンソウ(9月~10月に植えつけ、11月~12月に収穫)
ホウレンソウの発芽温度と生育適温は、15~20℃で、冷涼な気候を好みます。つまり、寒さにもとても強いという訳ですね。しかも、-10℃くらいまでの低温にもよく耐えるため、秋冬に栽培したい代表的な野菜と言えます。
それと、このほうれん草はプランターでも作りやすい野菜としても知られています。しかしながら、やはり害虫対策は必要です。特に蝶類の幼虫がつきやすいので、カバーをかけるなど早めの対処が必要です。
秋冬野菜の記事のおわりに
さて今回は、秋冬の家庭菜園に適した野菜について、”種類”や”種まき時期”といったキーワードと合わせていくつかご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?^^
今回の記事が、画面の前の皆さんがこれからお家で家庭菜園をする上で、何かの参考になれば幸いです。という訳で最後に、トマトの育て方についての動画を発見しましたので、そちらの方をご紹介して、今回の記事を締めたいと思います。ではご覧ください。
※プロトリーフ公式チャンネル/トマトの育て方 苗選び~土準備編