ウイルス性胃腸炎の原因となる食べ物や原因菌とは?
こんにちは、トレンドボーイです。さて突然ですが、皆さんは過去に「ウイルス性胃腸炎」に罹った経験はございますか? これは、実際に罹った経験のある方なら分かると思いますが、とにかく激しい嘔吐と下痢などが続き、仕事もままならないような状態になりますよね。
また、このウイルス性胃腸炎は、主に冬場に起こる事が多いと言われていて、学校や会社での集団感染にも気を付けなければならない病気とされていますが、とにかくまずは、食品をしっかりと下処理するなどして、予防する事が重要と言われています。
そこで今回は、個人的に気になるこのウイルス性胃腸炎について、その原因となる食べ物には一体どのような物があるのか?という部分についてや、また原因菌などについて、詳しく調査してみることにしました。
この記事を読んで頂くと、ウイルス性胃腸炎の原因についてだけでなく、予防について役立つ情報を知ることが出来るかと思いますので、ぜひ最後までご覧下さい。それではスタート!
このページの目次
ウイルス性胃腸炎の原因となる食べ物はどんな物がある?
さて、それではまず、ウイルス性胃腸炎の原因となる食べ物について気になったので、その辺について詳しく調査してみました。(今回新たに色々と分かった事がありましたので、その中から特に重要そうな部分に焦点を当てながら、要点を抑えて詳しくお伝えさせて頂きたいと思います。)
という訳で、早速このウイルス性胃腸炎の原因となる食材についてですが、こちらズバリ、ノロウイルスに汚染された「二枚貝」です。その中でも特に有名なのが、牡蠣(カキ)やホタテですね。
この辺は、実際に食べて中った(あたった)経験のある方は既にご存じかもしれませんが、特に注意しなければならない食材だと言われています。(その他にも、赤貝やハマグリ、シジミなどがあります。)
ちなみに、2012年にアメリカの食品医薬品局が、韓国からの牡蠣やムール貝に対して、ウイルス汚染の可能性があるとして、市場から回収要請を出した事がありました。この件からも、貝類(特に二枚貝)は注意すべき食材と言えるでしょうね。
という訳で、以上が、ウイルス性胃腸炎の原因となる食べ物についてですが、この他の食材については、実は食品から直接ウイルスを検出する事が困難という事もあって、中々特定には至っていないようです。
なので、とりあえず今のところは、貝類に気をつけるという感じで覚えて置くと良いでしょうね。(ちなみに、この貝類に関しては、その鮮度とウイルスの有無は関係が無いようなので、その辺にも注意して下さい。)
ただ、食べる際にしっかりと加熱処理をすれば、ほとんど問題は無いようなので、やはり食べる前はキチンと下処理するようにしましょう。(基本的には、90℃近い温度で熱を通すと良いそうですね。)
とにかく、普段の食事の際の食材の取り扱いや、他にも例えば外食などの際には、十分気を付けて頂ければと思いました。
ウイルス性胃腸炎の原因菌にはどのような物があるのか?
さて次に、こちらも気になるウイルス性胃腸炎の原因菌について、詳しく調べてみました。(ここでは、良く知られている物として、主に3つのウイルスについてお伝えして行きます。)
で、早速その結果ですが、まず始めに、近年知名度がグッと急上昇している「ノロウイルス」が、このウイルス性胃腸炎の原因菌として挙げれるようです。
こちらは、世界的に幅広い年代の方々が、感染してきたウイルスと言われていますが、実はこのウイルスについての研究は、まだ他のウイルスの研究よりも遅れていると言われていて、その発症の具体的なメカニズムや治療方法などについては、まだまだ解明されていない部分が多いとされているようですね。
ちなみに、気になる症状としては、激しい嘔吐や下痢の他にも、38℃前後の発熱なども見受けられるようです。これらは数日間で自然に治癒して行くようですが、まだまだ免疫力が少ないような乳幼児や、他にもお年寄りの方などは、かなり注意が必要とされています。
また、感染経路については、主に経口感染がメインだと言われており、例えばウイルスに汚染された食べ物が原因だったり、既に感染した人が調理した食材を食べて、罹ってしまったという例などもあるようです。
ですので、こういった人から人への二次感染を防ぐ為に、やはり食事や調理の前後には、手洗いうがいを徹底しなければいけませんね。
話を戻しまして、ウイルス性胃腸炎の原因菌として次に挙げられるが、こちら「ロタウイルス」です。こちらは、ほぼ子供が感染するようで、主に小児疾患として考えられているようです。
ちなみに、このロタウイルスの潜伏期間は、おおよそ2日程度だと言われていますが、気になる症状としては、まず始めに激しい嘔吐があって、その後に数日間の下痢などが続くようです。(特徴として、白い水様性の便などが出るようですね。)
また、このロタウイルスは、他の原因菌よりも脱水態に陥りやすいそうなので、その辺にも注意しなければなりません。あと、高熱などにも注意が必要なようです。子供は特に気をつけなければなりませんね。
それと、感染経路については、主に経口感染や空気感染などが挙げられるようです。流行の時期的については、主に冬先から春にかけて多く発症すると言われていますね。
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さて、最後の3つ目ですが、こちら「アデノウイルス」です。このアデノウイルスは、咽頭結膜熱(プール熱)の原因としても有名なようで、ロタウイルス同様に比較的子供が罹り易いそうです。
ちなみに、この他にも、肺炎や気管支炎、結膜炎などの原因とも言われていて、とにかくその病気の種類が多いという事もあり、何度も罹り易いようですね。
感染経路については主に便や飛沫感染だと言われていて、潜伏期間については約1週間程度のようです。気になる症状については、主に頭痛や下痢、喉の痛みなどがあるようで、更に高熱と微熱が数日間続くとの事です。
また、感染力がとても強く、年間を通して罹る可能性もあるようなので、その辺にも注意が必要です。もしも感染してしまった際は、他の人に迷惑を掛けない為に、学校や会社などを数日間休まないといけませんね。
ウイルス性胃腸炎の原因食材や原因菌について-終わりに-
さて今回は、ウイルス性胃腸炎の原因となる食べ物についてや、その他にも、原因菌となるウイルスなどについて詳しく調べて調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
まず、食材については、牡蠣を始めとした二枚貝が主な感染経路という事が分かりましたが、事前に加熱処理をキチンとすれば大丈夫との事だったので、出来るだけ下処理をしてから食べるようにしたいと思いました。
あと、原因菌については、主に「ノロウイルス」「ロタウイルス」「アデノウイルス」の3つがあるという事が分かりましたが、こちらについてもやはりウイルス性なので気をつけたいと思いましたね。
ちなみに、これらは基本的に潜伏期間を過ぎると自然に治癒して行くとの事ですが、いずれにせよ、やはり症状が酷いような場合などは、病院に行くのが一番だと思いました。
ちなみに、下痢止め等を使用すると、ウイルスを体外へ排出出来なくなり、回復が遅れる事もあるようなので、その辺にも注意して下さいね。
という訳で、今回は以上これにて終了しますが、ちょっとでも何か異変を感じた場合は、とりあえず早め早めの対処を心がけてみて下さい。ではまた会いましょう! 最後までご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m
※ラストに、今回ご紹介したウイルス性胃腸炎について、詳しく解説してくれている動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、実際にこのウイルス性胃腸炎に罹った経験談を元に、注意点などを分かり易く教えてくれていますので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います! (YouTube/KenKen Paより)