夏至とは何かを子ども向けに簡単に説明する方法!


 

 こんにちは、トレンドガールです。さて皆さんは、お子さんから急に「夏至って何?」と聞かれたらどうしますか? 何となく、”お日様が1年で一番長く昇っている日”という感じで伝える事になると思いますが、実際大まかな感じで分かっていたとしても、キチンと説明するとなると中々難しかったりしますよね。

 

 ちなみに、夏至と言えば毎年6月後半に訪れますが、我々教える側自体も「夏至」という言葉の中に「夏」が入っているのに、なぜ6月なの?という疑問も出て来るかと思います。

 

 漢字自体が、夏が至るで”夏到来!”的な感じなので、7月初旬から中旬辺りでも良さそうですよね。それに、気候に関してもカラっと晴れているのではなく、どちらかと言うとジメついているのも気になります。

 

 いずれにしても、以前からそのような感じの事を思っていたので、実際に子供に教える為には、その辺をキチンとクリアする必要がありそうですね。

 

 そこで今回は、子ども向け夏至とは何かを分かり易く説明する為に、その辺について詳しく調べて見ることにしました! (その他にも、夏至に関連する食べ物風習などについても、詳しく調べてみましたよ^^)

 

 この記事を読んで頂くと、今まで何となくおぼろげに理解していた、夏至についての知識が深い部分で理解出来るだけでなく、子どもから実際に「夏至って何?」と聞かれた際などにも、しっかり答える事が出来ると思いますので、是非最後までご覧下さいね♪ それではスタート!

 

このページの目次

夏至とは何かを子ども向けに簡単に説明する方法は?




 

 さて、それではまず、夏至とは何かを子供向けに簡単に説明する方法について、その調べた概要と共に詳しくお伝えさせて頂きますね。これを読むと、これからは自信を持ってお子さんに伝えられると思いますので、是非読み飛ばさずにご覧下さい^^

 

 という訳で、早速その調べた結果について見て行きたいと思いますが、まずそもそも「夏至とは何か?」については、こちら皆さんご存知の通り、日の出から日没まで時間が、1年で最も長い日という事になります。なので、太陽の位置が1年で最も高い日という事にもなりますね。

 

 もう少し掘り下げて言いますと、夏至とは二十四気の1つで、太陽が最も北に位置する(夏至点を通過する)ことで、北半球で昼が一番長い日という事になります。ちなみに、この日は北極では太陽が沈みませんし、南極では太陽自体が現れません。

 

 二十四節気とは、太陽の行動の位置から1年を二十四等分した等分点の事を指して言います。有名なもので、夏至の他に立春や立秋、春分や秋分などがありますね。

 

 話を戻しまして、いずれにしても、夏至とは太陽が夏至点を通過した日の事を指して言うので、だから「夏」という漢字が入っていても、気候もイコールという訳では無いんです。

 

 要するに、天文学的な部分で捉える事になりますから、気候に関しては直結していない部分があり、実際の気温とも相違がある訳です。(あくまでも1年で一番日が長い日という解釈ですね。)

 

 ちなみに、太陽の熱というのは、まず太陽から地面に伝わり、そこから地温が上がって空気が温められるという順番になっているようですが、6月後中旬辺りまでの時期は、丁度その熱が地面に溜まっている状態になります。

 

 そして、6月後半辺りから、その温められた熱が徐々に空気中に放出されて、そこから本格的な夏に至る訳ですが、いずれにせよそんな意味での「夏至」という解釈になるのではないでしょうか? 夏到来というよりは、これから本格的な夏が来るという解釈ですね。(夏に至るですから、あながち間違っていないと思います。)

 

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 話を戻しまして、夏至はその年によって6月20日か21日になりますが、今年は「6月21日」が夏至の日とされています。ただ、この時期は梅雨の季節と重なってしまい、あまり太陽を感じる事が出来ないため、意外とスルーされがちなのが、この夏至でもあるんですね。

 

 という訳で、以上が夏至とは何かに対する答えとなりますが、これを子どもに分かりやすく伝える為にはどうしたら良いのでしょうか?

 

 その辺を解決すべく、簡単な会話形式として以下にまとめてみましたので、ぜひ参考にして頂いて、お子さんに夏至について分かりやすく説明してあげてみて下さい^^

 

夏至とは何かを子供に簡単に説明する方法

 

 以上このようになりますが、こういった会話の中で、季節に関する日照時間の変化を伝えてみてはいかがでしょうか? 是非試してみて下さい^^

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夏至に関連する食べ物の風習はどの様な物があるの?




 

 さて次に、夏至に関する食べ物の風習について見て行きましょう。寒い時期の冬至にはカボチャを食べるといった風習がありますが、夏至の方はどうなっているのでしょうか?

 

 という訳で、早速その調べた結果ですが、実は夏至に関連する食べ物というのは、地域別にいくつかあるようですね。正確に言うと、夏至から11日後の半夏生をメインに、地域別で色々と食べられているようです。という訳で、今からその詳細をご紹介させて頂きますね^^

 

 ちなみに、半夏生とは雑節の1つで、二十四節気の他に、特別に儲けられた暦日の事を指して言います。時期的には毎年7月2日前後に訪れます。

 

 という訳で、まず関東地方ですが、こちらでは主に「小麦餅」が一般的に食べられているようですね。




 

 この小麦餅とは、小麦ともち米を同量で混ぜて焼いたお餅の事を指して言いますが、こちらを食べる理由としては、毎年この時期が小麦の収穫時期と重なる事が関係しているようです。

 

 具体的には、毎年6月から7月にかけて小麦の収穫時期と重なる為、その際、無事収穫出来た事を祝って、新しい小麦ともち米を使って餅にして食べているそうなんです。

 

 ちなみに、この小麦餅を神様にお供えして豊作祈願したり、田植えを手伝ってくれた方へのお礼として振る舞う風習なども、昔から続いているようですよ! (筆者は東京が地元ですが、全く知りませんでした…^^;)

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 次に関西地方ですか、こちらでは主にタコが食べられているようです。これは、”毎年田植えの繁忙期に栄養価の高いタコを食べて、暑さに負けずに頑張ろう”という意味合いなどがあるようですよ。




 

 また、タコはその8本足の形状から、”植えた稲がタコの8つの足のように、しっかりとその土地に根を張るように”という意味合い(豊作祈願)なども込められているみたいです。中々ユニークですね^^

 

 ちなみに、関西の中でも京都などでは「水無月(みなづき)」という和菓子なども食べられているようですが、この水無月というお菓子は、以下画像の通り上に小豆(あずき)が乗ってます。




 

 この小豆、実は悪魔払いの意味合いなどがあるようですよ(゚д゚) また、下の三角形のういろう部分は氷の形を表していて、”暑さに負けずに無事に過ごせるように”という願いなども込められているそうです^^

 

 その他にも、奈良県の一部地域などでは、先程ご紹介した小麦餅が食べられているようですね。ただ、関東との違いは焼き餅ではなくて、そのままの餅を、きなこや砂糖などにつけて食べるのが一般的なようです。


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用


 また、この他にも、愛知周辺の尾張地方では、「無花果(いちじく)」に味噌を付けてオーブンで焼いた、無花果田楽(いちじくでんがく)という物が名物となっているようですね。


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用


 ちなみに、このいちじくは”不老長寿の果実”とされていて、そういった願いなども込めて食べられているみたいです。

 

 それから、「うどん」が有名な香川県では、夏至から半夏生にかけて最もうどんが食べられているそうですが、この背景には、小麦粉の収穫の時期が、毎年この時期と重なっている事が関係しているようですね。




 

 意味合い的には、関東の小麦餅と同様に、田植えを手伝ってくれた方への感謝だったり、小麦の豊作を祝うといった感じのようです。(ちなみに、この香川県では、毎年7月2日が「さぬきうどんの日」となっているようですよ。)

半夏生にタコを食べ始めたのはいつから? さば?


 

 話を戻しまして、この他にも、福井県大野市を中心とした一部地域などでは「鯖(さば)」が有名ですが、これについては、江戸時代に地元のお殿様(大野藩主)が、農民に焼き鯖を勧めた事が始まりと言われています。




 

 意味合い的には、夏至の時期は田植えで忙しいため、農作業で疲れた身体に栄養を付けて、何とか乗り切ろうという感じのようです。(ちなみに、この鯖に関しても前述した香川のうどんと同じく、どちらかと夏至より半夏生の日に食べられているようですね。)

 

 それと、こちらは余談ですが、今回調べた結果として、北海道や東北地方などでは、毎年この時期に特に決まって食べるような食べ物は無いようです。

 

 これについて、詳しい理由は不明ですが、いずれにしても他の地方と違って、まだ夏至の時期に麦などの収穫が出来ていないという事も、理由の1つと考えられているようですね。

 

夏至の子ども向けの説明や食べ物について-終わりに-




 

 さて今回は、夏至とは何かを子ども向けに簡単に説明する方法についてを始めとして、その他にも、夏至から半夏生にかけて食べられる地域別の食べ物について、詳しく調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? 本記事を読んだ事で、だいぶ夏至に関する知識が深められたのではないでしょうか?^^

 

 いずれにしても、これで実際にお子さんに話される際にも、つまづく事無くスラスラと伝える事が出来るかと思います♪ あと、この日にいつもより早起きをして、1日の日の長さを実感してみるのもいいかもしれませんね。(晴れればいいですが^^;)

 

 また、今回、夏至の日から半夏生にかけて、全国各地で様々な食べ物が食べられている事が分かりましたが、どれも共通して言えるのは、これから始まる暑い時期を乗り切る為だったり、農作物の収穫が無事終わった事への感謝の気持ちであったりでしたね。

 

 なので、今まで夏至の日に何も考えずに食べていたという方や、何も食べなかったという方などは、6月後半から7月にかけてスーパーで夏至(半夏生)関連の特売が行われていると思いますので、ぜひ今年はその意味などを噛み締めながら、味わってみてはいかがでしょうか?

 

 きっと、今までと違った感じで、食す事が出来ると思いますよ! (もちろん、親子で他の地域の食べ物を、食べ比べてみても良さそうですね^^)

 

 という訳で、本日は以上となりますが、いずれにせよ皆さんそれぞれの楽しみ方で過ごして頂ければと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!

 

 ラストに、タコとじゃがいものガーリック炒めのレシピ動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて今回の記事の締めとさせて頂きます。非常に簡単に作れそうなので、こちらも是非試してみてはいかがでしょうか?^^ (YouTube/シマいリスより)

冬至の地域別の食べ物は? (北海道・関東・関西・九州・沖縄)


 

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