入学祝いのお返しでのし袋や水引きの種類は? 品物の包み方は?
こんにちは、トレンドボーイです。さて皆さんは、入学祝いのお返しのマナーについて、どれだけご存知ですか?
まぁその辺を知る為に、この記事を読まれた方が多いとは思いますが、どちらにしても、特に小学校の入学を控えた親御さんなどは初めての経験なので、どのようにお返しをしたら良いのか、悩むところですよね。
実際に、筆者の周りでも、「お祝いを頂いたのはいいんだけれど、返す時のマナーとかどうすれば良いのか分からないよ~」といった声が、過去に何回かありました。
その時は他人事だったので、「~でいいんじゃない?」とか適当に答えていましたが(爆)、いざ自分の番となるとかなり焦ります。何にせよ、出来るだけ相手に失礼の無いようにしたいものですね。
そこで今回は、入学祝いのお返しとして使用するのし紙(のし袋)や水引の種類などについてを始めとして、その他にも、品物の包み方という気になる部分などについて、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、入学祝いのお返しについての疑問が一気に解決出来るかと思いますので、ぜひ最後までご覧頂けたらと思います。それではスタート!
このページの目次
入学祝いのお返しで使用するのし袋や水引の種類について
さて、それではまず、入学祝いのお返しとして使用するのし紙(袋)や水引の種類などについて、詳しく調べた結果をお伝えして行きたいと思います。(これを読むと、のし紙の選び方だけでなく、注意点なども分かりますので、ぜひ読み飛ばさずにご覧くださいね^^)
という訳で、さっそく入学祝いのお返しとして使用するのし紙の選び方についてですが、こちら基本的にはお祝い事ですので、右上の縦長六角形の熨斗入りで、尚且つ水引が蝶結びで、色が紅白の物を選ぶと良いそうです。以下のような感じですね。
ちなみに、なぜ入学祝いのお返しに、水引が蝶結びの物を選ばれるようになったのかと言いますと、これには“何度引っ張ってほどけても結び直せる”という蝶結びの由来が関係しているからのようですね。要するに、”何度でも繰り返したいおめでたい事”という訳です。
逆に、以下のような「結びきり」の場合は、”結び目が固くて容易に解けない”という事から、二度と繰り返してはいけない結婚式や弔事、快気祝い等に使用されるようになったとの事です。という訳で、その辺に注意しましょう。
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それから、ネット上を見ると、水引の本数などついても悩まれる方が結構いらっしゃるようですが、こちらについては基本的に一般的な5本束で良いそうですね。
まぁ、本数が奇数であれば問題は無いそうですが、どちらにしても、「奇数=陽数」で、中国の陰陽説では縁起が良いとされているようです。
ちなみに、今現在販売されているのし紙などは、ほぼ5本束となっていますので、そのまま購入してOKとの事ですよ。
※のし紙/祝豆のし01
以上が、入学祝いのお返しののし紙(袋)の選び方についてですが、ここまでを簡潔にまとめると、お返しの際ののし紙は、基本的に「水引が紅白の蝶結びの物」という風になりますね。そのように覚えると良いでしょう。
[入学祝いのお返し] のし袋の書き方や渡す時期について
さて次に、入学祝いのお返しの際の、のし紙(袋)の書き方や渡す時期などについて、詳しく調べた結果を今からお伝えして行きたいと思います。
という訳で、まずはのし紙の書き方についてですが、こちらまず表書きには上段と下段に書くスペースがありますので、上段(蝶結びの水引の上)には、「内祝」または「入学内祝」と書くようにします。(ちなみに、どちらが良いか?については、好みで選んで良いようですよ。)
また、下段には名前を記入するのですが、こちらは「入学祝いを貰った子供の名前」を書きます。(一般的には、フルネームが良いとされていいますので、フルネームで書くようにしましょう。)
ちなみに、幼稚園や小学校のお子さんの場合は、下の名前で書く事で可愛らしさが出るとも言われていますね。まぁ何にせよ、この辺は相手との関係などを考慮して、ケースバイケースで書くと良いでしょう。
それと、文字を書く際には、やはり基本的には「筆ペン」か「毛筆」などがベストのようですね。なので、万年筆やボールペンなどはマナー的にNGとなるので、なるべく使用しないようにしましょう。
あ! そうそう、”文字を綺麗に書くのが苦手だ”と言う方などは、品物を買った百貨店などによっては、代筆をサービスでしてくれる所もあるようなので、そういったサービスを利用するのも一つの手ですね。
お願いする際に用途を聞かれると思いますが、その時に「入学祝いのお返しで使う」という事を伝えれば、しっかりと対応してもらえるはずです。
また、中学生以上のお子さんの場合は、本人が書く事で、更にお返しの思いが強まるとも言われていますので、実際に書かせてみても良いでしょう^^
話を戻しまして、次にお返しを渡す時期についてですが、こちらは明確にいつと決まってはいないようですが、大まかな目安としては、入学式が終わってから1ヶ月以内に贈るのが良いそうです。(あまり遅くなると、常識の無い人と取られてしまう可能性があるので、その辺だけは注意したいですね。)
それと、こちらも気になる、お返しの際の品物の金額についてですが、一般的には3分の1~半額ぐらいが相場だと言われています。なので、例えば会社の上司や知人などから1万円のギフト券などを貰ったとしたら、3千円~5千円くらいの品物で返す事になります。
あと、これに付随して、具体的な品物についてですが、こちらお菓子やお茶、洗剤などの消費する物がふさわしいみたいですよ。いずれにしても、悩んだ時はカタログギフトなどを利用すると良いでしょう。
入学祝いのお返しでのしの包み方はどうすれば良い?
さて次に、お返しを送る際の、のし紙の包み方などについても詳しく調べてみました。こちらについては、基本的に「外のし」と「内のし」の2種類しか無いようですが、どちらがふさわしいかを今からお伝えさせて頂きますね。
という訳で、まず品物にのしを付ける方法としては、今お伝えした通り「外のし」と「内のし」の2種類がありますが、前者の「外のし」については、読んで時の如く”包装紙の上からのしを掛ける”方法で、後者の「内のし」は”品物にのしを掛けてから包装する」方法となります。
「外のし」の場合はその見た目からも表書きが強調されていますし、逆に「内のし」の場合は控えめな送り方と言えますね。
では、どちらがお返しに相応しいかと言うと、こちら以外や以外「内のし」の方になります。これは何故かと言いますと、あくまでお返しだからです。もう少し具体的に言いますと、あくまでも相手方に喜び事があって贈る品物ではないので、だからこそ控えめに見える「内のし」が良いとのことですね。
また、入学祝いのお返しの際に、遠方の方に宅配便で送るという方もいらっしゃるかと思われますが、そんな時にこの「内のし」は、のし紙自体に傷が付きにくくなるというメリットがあり、だからこそ定着して行ったとの事ですよ。なるほど~(゚д゚)
入学祝いのお返しにふさわしい熨斗や水引の記事-終わりに-
さて今回は、入学祝いのお返しとして使用する、のし紙や水引の種類についてを始めとして、その他にも、気になる品物の包み方などについて調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事で、「のし紙は紅白の蝶結びの水引の物」を使用して、尚且つ表書きの名前は、「子供の名前を書く」という事が分かりましたね^^
ちなみに、入学祝いを郵送で頂いた際には、なるべく早めにお礼の連絡するのがマナーとなりますが、その時に気をつける事として、出来るだけメールでは無く、電話でお礼を伝えるという事です。
これは何故かと言いますと、実際に話をしながらお礼をされた方が、相手にとっても嬉しいからですね。この辺はもはや常識ですが、当たり前の事として覚えておくようにしましょう。
また、入学祝いのお返しをする際には、出来るだけ相手のお宅に子供と一緒に出向いて、そこで直接本人にお礼を言わせながら渡すのがベストのようです。
これも頂いた時と同じような理由となりますが、どちらにしても、実際に行くことが出来る状況であれば、直接子供と出向いてお礼を伝えるようにしましょう。
ちなみに、もしもそれが出来ないような場合は、郵送する際に、品物と一緒に子供が書いたお礼状などを一緒に添えて贈ると良いそうですよ。何にしても、相手が喜びそうな方法を取るという事ですね^^
という訳で、本記事は以上となりますが、いずれにしても入学というのは、子供の成長を祝う重要な行事でもありますので、お返しをする際は最低限のマナーだけは抑えておきたいものです。
あまり難しくは考えたくないものですが、渡す相手の価値観は様々ですので、”この人常識ないな~”とだけは思われないようにしたいものですね。という訳で、最後までご覧頂きありがとうございました! ではまた会いましょう!
※ラストに、入学祝いを社長や会社から貰ったらどうすれば良いか?という、気になる内容に関する動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、それぞれどのように返せば良いかだけでなく、”こんな時は渡さなくても良い”という事などが、かなり分かり易く解説されていますので、ぜひ参考としてご覧くださいね! (YouTube/肥後庵 ギフト講座より)