子供の手足口病の初期症状は? 熱なしだけどお風呂はOKなの?
こんにちは、トレンドガールです。さて皆さんは、子供の手足口病についてどの位ご存知でしょうか? もしかしたら、実際にかかった経験のある方も、中にはいらっしゃるのかもしれませんね。
ちなみに、手足口病というのは、一般的には初期症状として高熱が出ると言われていますが、中には熱自体出ない事もあるようです。その為か、子供が実際にこの手足口病にかかった際に、お風呂はOKなのか?など、どのように判断して良いか、分からない親御さんも多いみたいですね。(かくいう筆者もそうです^^;)
そこで今回は、そもそも子供の手足口病とはどのようなものか?という部分や、初期症状などについてを始めとして、その他にも、熱なし・もしくは下がった場合に、お風呂に入っても大丈夫なのか?という部分について、詳しく調べて見ることにしました。
この記事を読んで頂くと、今まで分からなかった手足口病に対する知識についても、理解を深める事が出来るかと思いますので、ぜひ最後までご覧下さいね^^ ではスタート!
このページの目次
そもそも子供の手足口病とは? 初期症状はどんな感じなの?
さて、それではまず、子供が手足口病にかかった際に、お風呂は大丈夫なのか?という部分について見ていく前に、そもそもこの手足口病とはどのような病気で、初期症状はどのような感じなのかについて、調べた結果をご紹介して行きたいと思います。
まず始めに、手足口病はどのような病気なのか?についてですが、こちらその名の通り、「手や足や口などに、水泡や発疹が現れる病気」とのことです。
ちなみに、この病気はウイルス性の感染症であるため、子供だけでなく、周りの大人にも感染する恐れがあるようですね。その為、看病の際は特に気をつける必要がありそうです。
そして次に、こちらも気になる手足口病の初期症状についてですが、まず大方は「高熱」が出ると考えられています。具体的には、37~38度以上の熱が数日続き、その後に水泡や発疹が、口や手や足などに、ポツポツと広がって行くようです。
一応、端的にまとめると以下のようになります。
手足口病の初期症状
- ・37~38度熱や高熱が出る
- ・咽頭痛や口内炎などが出る
- ・手や足に水疱や発疹が出る
以上このようになっていますが、ただ高熱が出来るという部分に関しては、1~2割程度と言われていて、大半は熱自体が出ないようですね。
そんな事もあり、子供の手足口病自体も、熱が出るのはおおよそ3割程度と言われているようです。なので、口の中に痛みを感じて、初めて手足口病という事が発覚するケースなどもあるようですよ(゚д゚)
ちなみに、熱が出ない子供の初期症状としては、いきなり水泡や発疹が出る場合が多いようです。主に、口の中や手の平、足の裏などに突如として現れると言われていますね。(まぁ熱が無いから、突然と感じるのかもしれません。)
一応、手足口病の水疱や発疹が出る箇所についても、以下に簡単にまとめてみましたので、参考程度にご覧ください。
手足口病の水疱や発疹が出る部位
- ・口の中や喉の奥
- ・手のひらや手の甲
- ・指の間
- ・足の表面や裏
- ・手足の関節や付け根
- ・おしり
以上、手足口病の水疱や発疹が出る代表的な箇所は、このようになっていますが、この他にも耳や膝、太ももなどにも現れるそうです。また、舌などにも発疹が出る場合もあるようですね。
ちなみに、舌の発疹は、他の箇所より痛みが激しいようなので、おかゆやうどん、ヨーグルトなどの食べやすい食事をあげる必要があるとのことです。
それと、この他にも、こちら人によって痒みが出る時と出ない場合があるようですね。(ちなみに、この水泡や発疹自体は、おおよそ1~2週間程度で消えるそうなので、そんなに心配は無いそうです。)
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話を戻しまして、手足口病の初期症状として、もう一つ懸念されているのが、口の中の炎症(発疹や口内炎)によって、「食欲減少」になることです。
ちなみに、この口の中の発疹が喉にまで達すると、その痛みから水分補給がしづらくなり、軽い「脱水症状」などにもなったりもするようですね。
まぁでも、子供が食欲減少になったり脱水症状を引き起こしたりすると、極端に食べるのを嫌がったり、泣き叫んだりする場合もあるかと思いますので、分かりやすいシグナルと言えばそうなのかもしれませんね。
そういった場合は、病院に行くなりしてお医者様に聞いて、焦らずに対処しましょう。
子供が手足口病で熱なしの場合にお風呂に入っても大丈夫か?
さて、ここからは、実際に手足口病にかかった子供が、熱なしの場合にお風呂に入っても大丈夫か?という部分について、調べた結果を詳しくお伝えして行きたいと思います。
まず、気になるお風呂に入っても大丈夫か?という部分に関してですが、こちら症状が急激に悪化する事は無いようなので、基本的に体調が良ければお風呂に入っても問題は無いようです。
ただ、先述した通り、手足口病という病気はウイルスの感染力が高く、他の家族に感染する可能性がありますので、お風呂に入れる際は十分に注意が必要となります。
具体的には、お風呂の際は、直接的や間接的な接触による、「接触感染」が懸念されるようで、そんな事もあり、子供の身体を洗ってあげる際に、水疱に含まれるウイルスの付着(つまり触らない事)に気をつける必要があるようですね。
それと、唾液や鼻水などに含まれるウイルスが、目・口・鼻などの粘膜から侵入して、そこから感染する恐れなどもあるようなので、同じ風呂桶やタオルなどを使用したりするのも止めた方が良いそうです。
後は、湯船に関しても、水疱が浴槽内で潰れてウイルスが広がる恐れや、鼻水や唾液で感染する恐れなどもあるようなので、同じく十分に注意が必要とのことです。
また、お風呂に限らずプールでも同じように感染する恐れがありますので、もしもプールに入る機会があるなら、事前に担任の先生や学校などによく確認をした方が良いでしょう。
話を戻しまして、手足口病の際は、お湯やボディーソープの刺激により、痒みが現れる事などもあるようなので、その辺にも注意が必要です。なので、症状が治まるまでは、ぬるめのお湯で洗い流す程度が良いそうですね。
また、柔らかいタオルで擦らずに、軽く押さえて水分を含ませるような形がベストとのことです。(もちろん、先程お伝えした通り、他の家族に感染させない為にも、タオルの使い回しだけは止めましょう。)
それから、お風呂から上がった後は、脱水症状を防ぐためにも、なるべく水分補給をさせた方が良いようです。
ただ、こちらも先述した通り、口の中に水疱や口内炎など出ている場合は、飲む事自体が辛いかと思いますので、そんな場合は、なるべく刺激の少ない経口補水液やミネラルウオーター、お茶などを飲ませてあげると良いそうですね。
以上が、お風呂に入る際のポイントや注意点ですが、いずれにしても子どもの入浴の順番を最後にするとか、湯船には入れずにシャワーで対応するとか、そういった工夫は必要でしょう。(あとは、先程お伝えした通り、タオルを別にするとかですね。)
こと大人に関しては、免疫力が子どもに比べると高いようなので、伝染る可能性なども低いようですが、でも気をつけるに越した事はありませんので、その辺は頭の片隅に入れて置くようにして下さい。
それと、こちらは余談ですが、子供が手足口病にかかった際に元気が無かったら、お風呂自体を止めておいた方が良いそうです。これは何故かと言いますと、体力が戻るまでは、様子見が必要だと考えられているからですね。
なので、子供に熱がなくて(もしくは平熱に戻って)元気になってからが、お風呂に入る目安となります。
ちなみに、この手足口病はウイルス性の感染症ですので、主な治療薬というのは無いそうです。なので、大方は自然に体内からウイルスが出て行くのを待つしかないようですね。
子供の手足口病の概要やお風呂の注意点について-終わりに-
さて今回は、子供の手足口病とはどのようなもので、初期症状はどのような感じか?という部分についてを始めとして、その他にも、もしもかかってしまった場合、お風呂に入れる際の注意点はどのようなものか?という部分について、詳しく調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
とにかく、手足口病については熱が出る時と出ない時がありますので、少しでも子供の異変を感じたら、直ぐに病院へ行くことをオススメします。基本的には、小児科での受診となりますが、熱の有無や水泡(発疹)の状態によっては皮膚科でも構いませんので、なるべく早めに行きましょう。
そして、家族や他のお友達に感染させないようにするという部分も、十分に注意が必要となります。なので、幼稚園や学校に行かせ始める際はマスクなどをさせたり、ご家庭内でも、お風呂や洗濯物などについては、他の家族と分けた方が良いしょう。
いずれにしても、しっかりと対処さえすれば、大きな病気ではないので、ちょっとした事を気をつけるだけで大丈夫です。なので、そこまで怖がる必要は無さそうですね^^ という訳で、今回はこれにて終了します。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、手足口病について詳しく解説している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画は、現役の看護師の方が、フリップを使って丁寧に解説してくれていますので、ぜひ今回の記事と併せて参考にしてみて下さいね! (YouTube/花井聖子さんの動画より)