子供用の座薬の効く時間は? 便秘への効き目は?
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こんにちは、トレンドボーイです。さて、画面の前の皆さんは、お子様が熱を出した時などに、どのような対処をされていますか? この辺は、熱の程度や身体の状態によって変わって来ると思いますが、大半の方は、まずは病院へ連れて行かれている事と思います。
その際に、小児科で座薬を処法されることもあると思いますが、我々親は、大人になってから使用する機会が殆ど無くなるので、座薬の入れ方やタイミングなど、今いちどうすれば良いのか分からない部分もありますよね。
やはり、普段使い慣れていないものを使用する訳ですから、なんとなく不安になる気持ちもあると思います。
そこで今回は、子供用に処法された座薬の入れ方やタイミングなどについてを始めとして、その他にも、座薬の効き目や持続時間などについて、詳しく調べて見ることにしましたよ!
そしてその他にも、もしも子どもが便秘になってしまった時の、座薬の効き目や使用上の注意点などについても個人的に気になったので、そちらについても詳しく調べてみました!
いずれにしても、今回の記事を読んで頂くと、少しでも座薬に対する不安が無くなると思いますので、ぜひ最後までご覧下さい^^ ではスタート♪
このページの目次
子供用の座薬の入れ方やタイミングは? 使用量は?
さて、それではまず、子供が熱を出した時に処法された座薬の入れ方やタイミングなどについて、調べた結果をご紹介していきます。正しい使い方を知るだけで、慌てずに対応することが出来ると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい^^
という訳で、まずは座薬の入れ方についてですが、こちらは大人と同じで、先の尖った方から入れることになります。ここでのポイントとしては、中々入っていかないような場合は、水やベビーオイルなどを使用するという事です。
注意点としては、出来るだけ排泄後に座薬を使用するのがベストです。そして尚且つ、お尻を綺麗に洗浄してから使用して下さい。(トイレの洗浄機能などを使うと良いですね。)
また、座薬を使用する側の指も清潔にして、なおかつ爪は短めにしておいて下さい。そして、手が冷たいと子供がびっくりして中々座薬が入っていかない原因にもなりますので、カイロやお湯などで手を暖めておくことも重要です。
話を戻しまして、次に座薬を入れるタイミングについてですが、こちらは薬を処方される際に、小児科の先生からも説明を受けると思いますが、一応38度~38度5分を超えたら、使用するタイミングと言われています。
ただし、熱が出ているからといって、すぐに使用するという訳では無いようですね。あくまでも、子供の状態によって見極める必要があるようです。
例えば、子供が発熱していても元気な場合があります。こういった時は、無理に座薬を使用しない方が良いようです。つまりは、あくまでも熱が上がり過ぎてぐったりしている時に、座薬を使用するという事になりますね。
そして、大人でも風邪をひいた時に、手足が冷たいことがあると思いますが、これは熱がピークまで達して(上がって)いないことが原因のようなので、この時点で座薬を挿しても、効果が薄いと言われています。ですので、そのような時は、ちょっと様子を見てから座薬を入れると良いようです。
また、中には熱性けいれんを起こしやすいお子様もいらっしゃると思いますが、そのような場合は、早めの対応が必要となりますので、必ず主治医の指示に従うようにして下さい。
特に、けいれんを止めるような座薬も処方されている場合は、解熱の座薬と同時に使用すると、体内での吸収効果が薄まる、もしくは無くなると言われていますので、なるべく30分から1時間程度間隔をあけて使用するようにする必要があるようです。
あとは、気になる座薬の使用量についてですが、こちらはある程度決まっているようで、一般的に体重1kgにつき、10mg前後と言われています。ですので、同い年の子供でも体重によって座薬の量が変わってくるようなので、その辺にも注意して下さい。
まぁ、一番良いのは、その辺も含めて主治医の先生に聞くことですね。(あ! もしも、座薬を半分だけ使いたいという場合は、カッター等で切って先の尖った方を使用すると良いそうですよ。)
ちなみに、座薬を入れた後に、出てきてしまうこともありますが、そのような場合は、原形を留めているような場合は、そのまま再度使用しても良いようです。
ただし、座薬が溶けて出てきた時は、体内で少しは吸収されているので、1~2時間程度様子をみて、熱が下がらなければもう一度入るという感じが望ましいようですね。
それと、座薬による身体の負担面もありますので、使用は1日2回までにするようにとのことです。特に、赤ちゃんの場合は負担が大きいため、無理に1日2回使う必要は無いようですね。
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子供用の座薬の効き目や持続時間(効果時間)は?
さて次に、発熱した子供に対する座薬の効き目や持続時間についてついてですが、こちらまず、座薬の効き目については、直腸から直接体内へ吸収されるので、解熱効果が現れるのが他の解熱剤より効果が早いようです。
それに、肝臓を通過しないため、薬が分解されにくいというメリットなどもあるようですね。(その他にも、口から入れる薬と違い味や匂いが無いため、なかなか口を開けてくれないお子様にも、使い勝手が良いようです。)
話を戻しまして、次に座薬の持続(効果)時間についてですが、こちらは調べてみた所、どうやら約4時間程度とのことですね。
一般的には、挿入してから効果が出るまで、約1~2時間程度と言われていますが、具体的には、挿入してから大体30分を経過した辺りから体温が下がり、そのあと約2~3時間後が効果のピークと言われているようです。
ちなみに、座薬を再度使用する場合は、最低でも8時間以上間隔を開けるようにする必要があるようですね。また、解熱効果が効きすぎると、低体温の副作用が出てくるので、そちらについても注意が必要となります。
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子供の便秘時の座薬の効き目や使用上の注意は?
さて次に、子供が便秘などで苦しんでいる時に、座薬を使用したら効果があるのか?といった部分や、使用上の注意点について個人的に気になったので、そちらについても調べてみました。
で、早速その調べた結果ですが、まず効果については、こちらどうやら基本的に座薬を肛門に挿入することで刺激を受けて、排泄はしやすくなると言われているようです。
まぁこの辺は大人も同じですので、便秘で悩まれている方は既にご存知かもしれませんね。ちなみに、乳幼児の便秘で処方されることが多いのは、便秘の座薬として有名な「テレミンソフト坐薬」という座薬です。
このテレミンソフト坐薬は、腸の内膜に直接刺激を与えることで、腸の筋肉の運動を引き起こし排泄を促してくれるようですね。効果が始まるのは、一般的に30分~1時間程度と言われていますが、早い子だと、挿入後5~10分程度で効果が出るようです。
ちなみに、この座薬は、赤ちゃんや乳幼児用の2mgというものもあるようなので、こちらに関しては副作用が少ないと言われています。ですが、その量に関係なく、初めて使用する際に軽い腹痛を起こすこともあるようなので、その辺には注意が必要ですね。
また、使い続けて腸への刺激に慣れて来ると、中々効かなくなることや、自然排泄にも問題が出てくることも考えられますので、その辺にも注意です。なので、普段ちょっとした事で便が出ないからといって何回も使用するのではなく、どうしても必要な時に限って使うのがベストでしょうね。
ちなみに、こちらのテレミンソフト坐薬は、前述した通りあくまでも処方薬なので、病院へ行って処方箋を書いてもらった後に買うことになります。解熱剤と一緒で、便秘の座薬も医師の判断が必要ですので、服用前にはしっかりと相談して使用するのがベストですね^^
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子供の発熱や便秘時に使用する座薬について-終わりに-
さて今回は、子どもの発熱時や便秘時に使用する座薬の効果や効き時間、更に注意点などについて調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、子どもが普段とは違う状態がちょっとでも続くのであれば、まずは早めに病院へ行くかれることをおすすめします。やはり、子供が辛い思いをしているのは、親として見ていられないですからね。
とにもかくにも、座薬の使用は、主に主治医の指示に従いながら使用する事になりますが、実際に使用する際は、親の判断に委ねられて挿入する事になるので、そんな時に今回の記事がお役になればなと思います。
という訳で、今回はこれにて終了します。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、子供に対する座薬の使い方を説明している、病院(小児科)の動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
ちなみに、この動画は、お人形を使って紙芝居風に解説してくれていますので、とても分かりやすいですよ! ぜひご覧ください^^ (YouTube/umehanakaiより)
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