レッドブルの成分は海外と日本で違う? タイと牛?
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こんにちはトレンドボーイです。さて、皆さんはレッドブルを飲んだことがありますか? 「レッドブル…翼を授ける…」のアレです^^ 疲れた時やちょっと頑張りたいときに飲みたくなるレッドブルですが、どうやら日本と海外のものでは、成分が違うらしいのです!
そしてそれだけでなく、このレッドブルには牛の体液が入っているという都市伝説まで…!? (なんとなく元気になりそうな気もしますが…なんかね?)
と言うことで今回は、その気になる真相を探るべく、海外と日本のレッドブルの成分の比較や、牛の体液が入っているという噂は本当なのかについて、詳しく調べてみることにしました!
このページの目次
レッドブルはタイで生まれた!?
※レッドブルエナジードリンク/250ml×24缶入り
さて、日本だけでなく世界中で大人気なレッドブルですが、作っているのはオーストリアの会社だということはご存知でしたか? その名も「Red Bull GmbH」です。確かに、缶のデザインなどは海外っぽいですよね。それにしてもオーストリアだったとは。
ですが、創業者はオーストリアの方ではなく、タイの「チャリアオ・ユーウィッタヤ―」さんという方だそうで、タイの「Krating Daeng」という清涼飲料水を元に、このレッドブルを作ったそうです。
ちなみに、こんな感じのようです。※以下Twitterより
[RedBull(タイオリジナル)]
タイのオリジナルRedBull、"Krating Daeng"。
成分詳細は不明、1本10バーツ(約30円)。
以前タイに行ったときに大量に持ち帰り、税関に鞄漁られた思い出の品。pic.twitter.com/v5pq3wgS97— エナジードリンク紹介bot (@e_drink_intro) November 3, 2015
さ、30円で買えちゃうの!? デザインの色使いがレッドブルと同じですね^^
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レッドブルの由来は牛だった!
さて、先ほどタイの「Krating Daeng」というドリンクについてお伝えしましたが、そこからなぜ、「Red Bull」になったのでしょうか?
ちなみに、タイの方の読み方は“クラティンデーン”と読むようです。(クレイティングダエングかと思った…( ゚Д゚))これはタイ語で「赤いガウル」という意味になるそうです。
ん?ガウルって何だろう…と思い調べてみると…※以下Twitterより
日本に1個体しかいない種。金沢動物園のプロングホーン、シロイワヤギ、ガウル。 pic.twitter.com/73raYUY9HO
— Harano T (@tharano34) November 3, 2015
金沢動物園に行くと会えるみたい…へぇ~日本に1頭しかいないんだ!
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話しを戻しまして、そう!牛なんです。つまりKrating Daengは“赤い牛”という意味になり、それを英語にして「Red Bull」になったというのが、レッドブルの由来です。(この2つの商品は全く別物だそうです。)
そして、気になる牛の体液が入っているという噂の真相についてですが…残念ながら分かりませんでした<(_ _)> ですので、こちらはあくまで都市伝説として受け止めておいた方が良さそうですね。(信じるか信じないかはあなた次第…w( `―´)ノ)
レッドブルの成分は日本と海外で違う?
さて続いて、レッドブルの成分が日本と海外で違うのか!?ということについてですが、こちらはズバリ違います! きちんと記載されているので、これは一目瞭然ですね。※以下Twitterより
人生初の海外レッドブルです!!
缶のデザインはちょっとかっこいいやつをチョイスしました
味は日本のレッドブルとほとんどかわりません
成分としては、海外のものはタウリンが含まれているというところですプルタブが猛牛じゃないのが残念…… pic.twitter.com/sC6k5d0ulD
— しゅんちゃん (@ciclista128) August 9, 2015
そうなんです。一番の大きな違いは、「タウリン」という成分が入っているかどうかということになります。実は、レッドブルは世界160か国以上で販売されていますが、販売されている国によって、成分などが異なっています。
これはなぜかというと、その国々によって法律が違うため、販売する国の法律に合わせて成分を調整しなくてはならないからです。では、なぜ日本では「タウリン」が入っていないのでしょうか?
それは、レッドブルは日本ではエナジードリンクとして販売されていますが、エナジードリンクのカテゴリーは“清涼飲料水”となるためです。
これはどういうことかと言うと、日本では清涼飲料水には「タウリン」を入れてはいけません。タウリンを入れてしまうと“医薬部外品”というカテゴリーにしなくてはならないため、日本のレッドブルにはタウリンが入っていないのです。
おそらく、医薬部外品としてよりも清涼飲料水として販売することで、より多くの場所で販売出来、たくさんの人に飲んでもらうことが出来るため、そのようにしたのではないでしょうか?
ちなみに、「タウリン」は牡蠣(かき)などの魚介類に多く含まれている成分で、身体や細胞などを正常な状態に戻そうとする“ホメオスタシス”という作用が働きます。これは、筋肉や脳、眼の網膜、心臓、肝臓といったところに多くある成分です。
例えば、運動をして疲れた筋肉の細胞を元に戻したり、勉強で疲れた脳をリフレッシュさせたり、飲みすぎて疲れた肝臓を元に戻すのを助けてくれるということです。
ですが、タウリンが入っていない代わりに、日本のレッドブルには「アルギニン」という成分が入っています。このアルギニンという名前…どこかで聞いたことがあると思ったら、体に必要な必須アミノ酸の一つでした。(中学の家庭科で習ったような…)
ちなみに、こちらの「アルギニン」の働きは、成長ホルモンを分泌させて、疲れている身体の細胞を回復させるのを助けたり、免疫力をアップさせてくれる効果があるようです。つまり、タウリンとは違いますが、アルギニンも疲労回復の効果が見込めるということですね。(ちなみに、育毛効果もあるらしいです^^)
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レッドブルの記事-終わりに-
さて、今回はレッドブルについて色々と見てきましたが、いかがでしたでしょうか? 成分の違いについてはタウリンとアルギニンの違いがあり、期待出来る効果も異なるということでした。ですので、 もしも”タウリンが入ったものを飲みたい!”ということであれば、CMでもお馴染みの「リポビタンD」などが良いかと思います。
ちなみに、タイの「Krating Daeng」を作ろうと思ったきっかけは、当時、タイで栄養ドリンク市場を独占していた「リポビタンD」のようなものを、低価格で販売しようとしたことがきっかけだったそうですね。(リポDがタイを牛耳る…牛…w)
という訳で最後に、「Red bull Rampage From Start to Finish」の動画をご紹介して、今回のこの記事を締めたいと思います。険しい山をバイクでアクロバティックに駆け抜ける、ライダーの臨場感溢れる映像がスゴイ!( ゚Д゚)(Red Bull公式チャンネルより)
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