金魚やメダカを飼う際の水道水のカルキ抜きの方法や時間は?
こんにちは、トレンドボーイです。さて、梅雨も明けて本格的に夏モードに入りますが、この夏には、花火や夏祭りなんかのイベントごとも沢山ありますね。私も夏祭りの雰囲気や屋台が好きなので、今年も楽しみです。
ちなみに、この夏祭りの屋台といえば、やはり金魚すくいかと思いますが、いかんせん私は金魚をすくうのは上手いのですが、育てるのはかなり苦手です。夏祭りで金魚を取ってきても、すぐに弱らせてしまいます。
最近になって知ったのですが、水道水をカルキ抜きもせずにそのまま水槽に入れるのは、魚にとって良くないそうですね。今まで知らずにそのまま入れて育ててしまっていました…。(^^;;
ということで、今回は、金魚やメダカを飼う上で、必ず知っておくべき水道水のカルキ抜きの方法や時間などについて、改めて詳しく調べて見ることにしたので、画面の前の皆さんも是非参考にして見て下さいね!
このページの目次
そもそもカルキって何だ? 次亜塩素酸カルシウム?
まずカルキ抜きの方法についてお話する前に、カルキ自体についてお伝えしたいと思います。このカルキというのは、「次亜塩素酸カルシウム」の事を指していますが、この次亜塩素酸ナトリウムをドイツ語で「クロールカルキ」と言うそうで、そこから略してカルキと呼ばれているのそうです。まさかドイツ語とは意外ですね。
さて、そんなカルキですが、皆さんご存知の通り水道水の消毒や殺菌のために使われています。ちなみに、もしも水道水にカルキが含まれていないとなると、蛇口をひねって水道水が出てくる頃には、雑菌だらけになってしまうみたいですよ。
もちろん、人体には影響がない量しか含まれていないので、水道水を直接飲んでも大丈夫です。しかしながら、人間には影響がなくても金魚やメダカなどの魚にとっては大きな負担になりますので、出来るだけ金魚やメダカの水槽には、カルキ抜きをした水を入れましょう。
金魚やメダカを飼う際の水道水のカルキ抜きの方法は? 時間は?
では、具体的ばカルキ抜きの方法を今からご紹介していきます。カルキ抜きの方法としては、大きく分けて以下の3つです。
- ・汲み置き
- ・煮沸
- ・ハイポ(中和剤)を入れる
まずは、汲み置きについてですが、カルキは、水道水をバケツに汲んで置いておくだけでも自然と抜けていきます。どのくらいの時間でカルキが抜けるかといえば、室外の場合は6時間以上からで、屋内の場合では2~3日くらいが目安です。
ちなみに、なぜ室外の方が早いのかと言いますと、日光に当てることでカルキが抜けるスピードが早くなるそうです。ですから、時間に余裕がない場合は、屋外で日光に当てておく方が良いです。
ですが、室外で日光に当てると水温が上がってしまうので、そうなると水温が下がるのを待つ時間も必要になりますので、そこも頭に入れておいた方が良いですね。
次は、煮沸のケースです。熱を加えることによってもカルキ抜きを行うことができます。どのくらいの時間が必要かというと、約10分です。(もちろん、そこから冷ます時間が必要です。)
ここだけ見ると、”汲み置きに比べて早い! 良いかも!” と思われた方もいらっしゃると思いますが、実は注意点があります。それは何かと言いますと、煮沸によって、カルキだけではなく水中の酸素も抜けてしまうのです。
ですから、煮沸した水を使用する場合には、水槽にエアレーションを入れるのを忘れないで下さい。(エアレーションとは、以下のようなやつです。)
※30cm水槽用エアレーションセット
このエアレーションは、水中の酸素濃度を上げてくれる装置です。カルキ抜きの方法に限らず、水槽内の環境を整えるという意味では必要なアイテムですね。
さて、という訳で最後は、ハイポによるカルキ抜きの方法です。このハイポとは、カルキを中和するための薬品で、錠剤タイプや液体タイプがあります。その使用方法はとても簡単で、水道水にハイポを入れて混ぜるだけです。待ち時間なども無いです。
ちなみに、”薬品だと金魚やメダカに何か悪い影響はないの?” と思われるかもしれませんが、容量などを間違えなければ全く問題ありません。むしろ、カルキ以外にも有害な重金属を取り除いてくれるハイポなんてものもあります。
※ジェックス/カルキぬきハイポ30g
というわけで、以上の3つの方法がありますが、購入費用について、それほど気にならないようでしたら、最後のハイポによるカルキ抜きがおすすめですね。
金魚やメダカの水槽の水のカルキ抜きについての記事-おわりに-
さて今回は、金魚やメダカを飼う際の水道水のカルキ抜きについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? このように、水道水のカルキ抜きは以外と手軽にできることが分かりましたね。
ちなみに、もしも実際にカルキ抜きをした際に、 “金魚やメダカを飼うのが初めてで、カルキ抜きができているかどうか不安だなぁ” という場合には、「塩素チェッカー」などというものもありますので、そちらを利用してみてください。
※スドー/塩素チェッカー 残留塩素(遊離塩素)濃度測定 淡水用
具体的には、カルキ抜きをした水のうちコップ1杯分を汲み上げて、この塩素チェッカーを入れてみてください。もしも色が変化した場合はカルキが残っているということになり、透明だったらカルキ抜きがしっかりとできているということになります。
というわけで、今回は以上となりますが、最後に初めてお魚を飼う人に向けた水槽の作り方についての動画を発見しましたので、こちらをご紹介してこの記事を締めさせていただきます。
金魚やメダカを飼う際には、水道水のカルキ抜きは、最低限必要なことです。それ以外にも、えさや水槽などについても考えていかないといけないですね。そして、しっかりとした環境を整えてあげた上で、メダカや金魚が元気に泳いでる姿を見て楽しみましょう。(Youtube/コメリHowtoなびチャンネルより)