デジャヴが多い人必見! 既視感を感じる原因や理由は?
こんにちは、トレンドボーイです。さて、とある現象について、今まで体験したことが無いはずなのに、まるであたかもその出来事を過去に体験していたかのような錯覚に陥る事を「デジャヴ」と言いますが、皆さんも一度は経験された事があるのではないでしょうか?
もちろん、筆者もこのデジャヴを経験したことがありますが(というか結構あります)、一説によると、「一般大学生のおおよそ72%がこのデジャヴを経験した」なんていう報告などもあるそうですよ!
う~ん、やはりどちらかと言うと、経験された事がある人の方が圧倒的に多いのでしょうね。ちなみに、デジャヴの起こりやすさは、どうやら個人差や年齢差などがあるようで、人によっては頻繁に起こり得るとのことです。(筆者と同じようなタイプですね。)
では、なぜこのデジャヴは起きるのでしょうか? それに、何とも不思議なこの感覚は、私たちの身体に何か悪影響などを及ぼしているのでしょうか?
そこで今回は、このデジャヴについて、引き起こされる原因や理由などを、徹底的に調べて見ることにしましたので、経験が多い人はもちろんのこと、そうでもない方も、日常の雑学としてぜひお読み下さい^^ それではスタート♪
このページの目次
そもそもこの「デジャヴ」って誰が提唱し出したの?
ではさっそく、まずは、そもそもこのデジャヴって誰が言い出したのか?という部分について、詳しく見ていきましょう。
で、その答えですが、このデジャヴ研究は、フランスの有名な超心理学者である「エミール・ブワラック」という人物が、1917年に発表した論文に始まります。
その論文内で、彼はフランス語で「既に」を表す「deja」と、「見る」を表す「voir」の過去分詞である、「vu」を足して、「deja vu」と呼んでいたそうです。(それが後に定着して、今日でも使われているようですね。)
それはともかく、これ以降このデジャヴに対して、心理学や脳科学的なアプローチが幾度となく行われてきたようですが、その不思議な感覚を実験で再現するのは難しく、これといった研究方法は確立されていないとのことです。
「ソース」Wikipedia/既視感
う~ん、確かに実験しようにも、その場でデジャヴを再現するのは厳しいですよね(;´∀`) というか、そもそも再現できているのなら、その原因も仕組みも分かってるじゃんって話ですし。
なので、デジャヴのメカニズムを説明できる決定的な説は、いまだに存在しないのが現状のようです。しかしながら、全くの謎という訳ではなく、複数の有力な説などは提唱されているそうですよ!
と言う訳で、この辺については、さっそく次項でご紹介させて頂きますね^^
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デジャヴが多い人必見! 既視感が起きる原因って何?
では、ここからは、現在有力とされているデジャヴの原因について、いくつかご紹介させて頂きます。
ちなみに、デジャヴは未来予知と関連付けられることがあるものの、科学的な観点からは、真偽の確かなものでは無いと言われているようです。
また、かつては精神異常が原因とされていた時期もありましたが(実際そういった疾患の場合も存在するようですが)、冒頭で述べた通り、健常者でも3分の2が経験しているので、これも否定されています。
という訳で、現在のデジャヴの原因として有力な定説は、一体どのようになっているのでしょうか? その辺について早速調べて見たところ、どうやら現在は、記憶の問題、つまり脳のエラーだとする考えが通説のようです。
実は、健常者の脳でもけっこう誤作動を起こすようで、細かく言うと、人の記憶を司る「海馬」という部位が、デジャヴの原因になると言われています。ちなみに、この脳のエラー説の内容も、いくつかに分かれているようですね。
という訳で、まず1つ目は、「デジャヴを感じた光景に酷似した過去の記憶を、脳が錯覚して呼び起こすことで起こる」というものです。
この”酷似”については、空間全体でなくとも、一部の断片が似ていてもデジャヴは起こると言われているようです。
「ソース」日本心理学会/心理学Q&A
確かに、考えてみれば、このデジャヴのきっかけというのは、何か一部の小さなポイントであることが、結構多いような気がしますよね(゚д゚)
※ずっと不思議だった夢の秘密―予知夢・デジャヴ・自覚夢
話を戻しまして、次に2つ目ですが、こちら「短期記憶と長期記憶が干渉し合うことで起こる」という事が挙げられます。
まぁこれだけではイマイチ分からないと思いますので、以下に詳しくご説明させて頂きますね^^
そもそも、人間の記憶というのは、いったん”短期記憶”と呼ばれる領域へ移されてから、”長期記憶”という領域へと整理・保管されているそうです。(なんかパソコンのメモリとハードディスクみたいですね。)
となれば、たった今体験した物事というのは、まず短期記憶として保存されているという事になりますが、でも何かしらの原因で、その体験した事が同時に長期記憶としても即保存されたとなると…。
そうです。脳は、インプットとアウトプットを常に並行して行っているので、短期と長期の記憶それぞれが互いに干渉し合うことになります。
となると、今まさに起こっている事に対する短期記憶と、長期記憶による懐かしさとが重なり合い、デジャヴを感じるという訳ですね!
ふむふむ、こうやって見てみると、確かに1つ目の説も2つ目の説も、どちらもとても説得力があります^^ (ちなみに、年齢を重ねるほどにデジャヴは起きにくくなるとのことです。)
話を戻しまして、まぁでも、どちらの説もそれを裏付ける決定的な証拠(研究データ)はありませんから、これからの研究に期待ですね。
ちなみに、今回調べてみて、個人的に有力かな?と思ったのは、やはり脳のエラー説ですかね~。これって目の錯覚のような、いわば記憶の錯覚ってやつだと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?^^
まぁ何にせよ、あまりに頻繁に起こるのでなければ、それほど気にしなくても良さそうですね♪パソコンのソフトウェアなんかが、たまにクラッシュするような感じだと思っておく位が良いのではないでしょうか?(笑)
デジャヴが起きる原因や仕組みについて-終わりに-
さて今回は、そもそもデジャヴって誰が提唱したのか?という部分や、その他にも、既視感について説明する学説と共に、その原因について探って見ましたが、いかがでしたでしょうか?
それにしても、あの感覚は本当に不思議ですよね~。仮に脳のエラーだったとしても、やはり人間の身体って神秘的です。それだけ、まだまだ解明されていないことが多いという事でしょう^^
という訳で、筆者が生きている間に、このデジャブの謎が解明される事を願いつつ、本日はそろそろこの辺で記事を終わりにさせて頂きたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました!
※デジャヴをスピリチュアル的な観点から説明している動画を発見したので、最後にこちらをご紹介して、記事の締めとさせて頂きます。
内容的には既に説明し終えた感じですが、”そういう捉え方もあるんだな”という感じで、ご覧頂けたらなと思います^^(Youtube/オーラアドバイザー 井上直哉より)