見たヒト驚愕! 自然に生きるハイブリッド(ハーフ)動物15連発!


 

 こんにちは、トレンドボーイです。さて、地球上にはヒトを含め、様々な種の動物が暮らしていますが、最近、その中でも特に筆者が気になっているのが、自然界に生きるハイブリッド(ハーフ)動物達です。画面の前の皆さんは、その存在はご存知でしょうか?

 

 ちなみに、ハイブリッド動物とは、主に近種の異なる動物の交配によって生まれた動物のことを指して言いますが、自然発生だけでなく、中には人間によって人工的に生み出された種などもいるようですね。

 

 とにもかくにも、オリジナルの種より相対的にその数は少ない事は間違いありませんので、かなり希少な存在といえるでしょう。また、基本的にお互いの特徴を併せ持つため、合成したかのような姿を持つハイブリッドアニマルも中にはいるようですよ!

 

 という訳で今回は、そんな世にも珍しいハイブリッド動物達を、今から15種ほどご紹介させて頂きます。どういう動物なのかはもちろんのこと、どうやって生み出されたかなどの解説も織り交ぜながらご紹介させて頂きますので、ぜひ最後までご覧ください。ではスタート♪

 

このページの目次

自然界に生息しているハイブリッド(ハーフ)動物15連発!




 

 さて、という訳で、早速今から自然界に生きているハイブリッド動物達を、厳選して15匹ほどご紹介させて頂きます。

 

 ”あの動物同士をかけ合わせるとこうなるのか~”と、思わず頷いちゃうと思いますよ! ではさっそく見ていきましょう!

 

1.ライガー(Liger)




出典:Ligerworld

 

 さて、まず最初にご紹介するのは「ライガー(Liger)」という動物ですが、こちらはライオン(Lion)の父とトラ(Tiger)の母から生まれた交配種です。

 

 特筆すべきは、ネコ科最大の動物とも呼ばれているその大きさです。ライオンやトラの体長が約1.5m~2m程度なのに比べ、なんとライガーは最大3.5mもの体長を有します。

 

 交配種は基本的に丈夫で大きくなると言われていますが、一回り大きいとなると、生で見たらその迫力も凄そうですね。(゚д゚)!

 

2.タイゴン(Tygon)



出典:StorageRap

 

 「タイゴン(Tygon)」は、上記のライガーとは逆で、トラの父とライオンの母から生まれた交配種です。

 

 ちなみに、ライガーとは異なり、タイゴンは何故か平均的な体長が、元の種よりも小さくなる傾向にあるようですね。う~ん、不思議です。

 

 また、個体によってライオンの斑紋(はんもん)か、トラの縞柄(しまがら)のどちらかが出るようです。

 

3.サバンナキャット(Savannah Cat)



出典:Hybrid Animals

 

 さて、3つ目にご紹介するのは「サバンナキャット(Savannah Cat)」という動物ですが、こちらは、サーバルキャットとイエネコの交配種です。

 

 ちなみに、体長は60cm~75cmと、平均40cm程度のイエネコに比べると、かなり大きくてスリムです。また長い尻尾を持ち知能が高く、犬に似て人懐っこいため、国外を中心にペットとして人気が高い種のようですね。

 

4.トイガー(Toyger)



出典:vetSTREET

 

 「トイガー(Toyger)」は、野生のトラに似せて作り出された、ベンガルキャットとイエネコの交配種です。品種名の由来は、「toy(愛玩)&タイガー=トイガー」だそうですよ。面白いですね。^^

 

 ちなみに、被毛は見ての通り明るい黄色で、首や手足にトラに似た輪状の模様を持つのが特徴です。

 

5.アシェラ(Ashera)




出典:FactRiver

 

 さて、5つ目にご紹介するのは「アシェラ(Ashera)」という動物ですが、こちらは、アフリカンサーバルキャット・アジアンレオパードキャット・イエネコをかけ合わせた交配種です。

 

 アシェラは美しい容姿を持つサーバルやベンガルから生まれたため、見ての通り、流麗なヒョウ柄とスリムなスタイルが特徴です。

 

 そのため、世界で最も高額な家猫として、アメリカでは何と240万円~1500万円という値段がついているそうですよ! ビックリですね!

 

 ちなみに、アシェラは成猫になると、体重が約14~15kgほどにもなり、中型犬ならぬ中型猫といっても過言ではない大きさになるとのことです。ワォ^^;

 

6.ウルフドッグ(Wolf Dog)




出典:Wolf-dog Education

 

 さて、次にご紹介するのは「ウルフドッグ(Wolf Dog)」という動物ですが、こちら名前の通りオオカミと犬の交配種で、日本国内では狼犬(おおかみけん・ろうけん)と呼ばれています。その精悍な顔つきと高い身体能力から、国内外で人気が高い犬種だそうです。

 

 ただ、犬と比べて知能指数と独立性が高く、何よりも、飼い主にリーダーシップを求める気質も強いため、愛玩種としての趣が強い他犬種と比べ、しつけは困難を極めるようですね。(やはりそこは、群れで過ごす野生のオオカミの部分が強く出ているのでしょう。)

 

 ちなみに、こちらは余談ですが、オーストラリアの方では、オオカミの亜種である「ディンゴ」という野犬などもいるようですよ!



出展:ディンゴ-wikipedia/2017年4月8日午後22時現在

 

7.ギープ(Geep)



出典:Today

 

 この「ギープ(Geep)」は、ヤギ(Goat)とヒツジ(Sheep)の混合種です。身体的な特徴としては、顔と足はヤギに似ており、毛並みや尻尾は羊に似ています。

 

 近年でも、2014年にアメリカ・アリゾナ州の動物園で、ヤギの父とヒツジの母を親に持つギープが誕生し、話題を呼んだようです。(上記画像)

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8.ゾース(Zorse)



出典:a-z animals

 

 さて、8つ目にご紹介するのは「ゾース(Zorse)」という動物ですが、こちらはシマウマ(zebra)と普通の馬(horse)の交配種です。

 

 一見すると、見た目的には概ねウマに近い外見を持っていますが、よく見ると分かる通り、足や胴体にシマウマ特有の縞模様を有しています。

 

 ちなみに、シマウマよりも乗馬や牽引馬には適しているものの、ウマと比べると従順ではないため、乗馬に慣れた方でないと制御が難しいと言われているそうですよ!

 

9.カマ(Cama)



出典:mother nature network

 

 さて、次にご紹介するのは「カマ(Cama)」という動物ですが、こちらはラクダ(Camelus)とラマ(Lama)の交配種です。名前の由来は「Camelus+Lama=Cama(カマ)」だそうです。

 

 見た目的には、画像の通りラクダの長い耳と長い尾を持っています。(尚且つラマのような2つに割れた肉球を持っているとのことですね。) ですが、ラクダのトレードマークであるコブは無いようです。

 

10.ビーファロー(Beefalo)



出典:ErinNudi.com

 

 さて、次にご紹介するのは「ビーファロー(Beefalo)」ですが、こちら名前から想像できる通り、ウシとバッファローの交配種です。1800年頃からアメリカで自然発生したようですね。

 

 ちなみに、ビーファローは繁殖しやすく、尚且つ飼いならすことも比較的容易とのことです。また、その肉は、牛にも劣らぬ旨さを持つそうですよ!

 

11.グローラーベア(Grolar Bear)



出典:Hubrid Animals

 

 「グローラーベア(Grolar Bear)」は、グリズリーとホッキョクグマの交配種です。ちなみに、本来であれば、グリズリーは陸で生きる動物で、ホッキョクグマは水と氷がある場所で生きる動物ですが、何故この2つの種は交わったのでしょうか?

 

 その辺が気になって詳しく調べてみたところ、どうやら、近年の地球温暖化の影響による生態系の乱れや生活圏の変化によって、本来生息域が交わることのない二種が交配したとのことですね。その結果誕生した種のようです。

 

12.アイアンエイジピッグ(Iron Age Pig)



出典:アイアンエイジピッグ-wikipedia/2017年4月8日午後22時現在

 

 さて、次にご紹介するのは「アイアンエイジピッグ(Iron Age Pig)」という動物ですが、こちらはタムワース豚とイノシシの交配種です。日本国内ではイノブタと呼ばれています。

 

 ちなみに、名前の由来は、”アイアンエイジ”というフレーズから分かる通り、”鉄器時代から存在していた種を蘇らせた”ということで、名付けられたそうですよ!

 

 それと、食用として昔から重宝されているとのことです。

 

13.ウォルフィン(Wholphin)



出典:photobucket

 

 さて、13種目は「ウォルフィン(Wholphin)」という動物ですが、こちらは、オキゴンドウクジラとハンドウイルカの交配種です。

 

 ちなみに、イルカとクジラを同じ水槽で飼育していた際、偶然誕生した種のようですよ! クジラの血が混ざっているだけあって、体長はイルカより大きくなる傾向にあるそうです。

 

14.ナルーガ(Narluga)



出典:MorgansLists

 

 この「ナルーガ(Narluga)」は、シロイルカ(Beluga)と、イッカク(Narwhal)の交配種です。「北極のハイブリッド」とも呼ばれているみたいですね。

 

 ちなみに、イッカクの象徴である長い角こそありませんが、その見た目は互いの特徴を併せ持っています。



出展:creation-thewrittentruth

 

15.エリシア・クロロティカ(Elysia chlorotica)



出典:Sci-News.com

 

 さて、最後にご紹介するのは「エリシア・クロロティカ(Elysia chlorotica)」という海中動物ですが、こちらは、葉のような外見をした葉緑体を持つ、ウミウシの一種です。

 

 厳密に言うとハイブリッドではありませんが、動物なのに光合成をして生きているという、面白い存在なのでご紹介させて頂きました。

 

 ちなみに、このエリシア・クロロティカは、成長過程で黄緑藻綱の一種であるバウケリア・リトレアから葉緑体を吸い取って、そこから光合成を行い生きているようですね。

 

 光合成の際、緑色に輝いている様が非常に美しい生き物ですが、なぜ動物であるウミウシの体内で葉緑体が働き続けられるのか、理由は未だ明らかになっていないそうです。

 

見たヒト驚愕のハイブリッド動物達についての記事-終わりに-

 

 さて今回は、自然界に生きるハイブリッド(ハーフ)動物達について、調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? どの種もお互いの特徴が結構出ていて、なかなか面白かったですよね。

 

 ちなみに、近年では、偶然近い種が交わったり人工的に生み出された生物だけではなく、グローラーベアのように生態系の変化など、様々な要因で新たな種が誕生しつつあるようです。なので、そのうち見たこともないような種が現れるかもしれませんね。

 

 ただ、この中でも人工的な異種交配によって生まれた種は、基本的に生殖能力を持たず(一代雑種といいます)、短命で生まれつき何らかの疾患を抱えていることが多いようです。そのため、倫理的な問題から法律で掛け合わせを禁止している国などもあるようですね。

 

 となると、商業目的や、見世物にするためだけに異種交配を行わせるのは、倫理に反する行いと言えます。その事実を受け止めた上で、これからもハイブリッド(ハーフ)動物達を見守っていきたいところです。

 

 という訳で、今回の記事は以上となります! 最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 ※youtubeでハイブリッド動物達を紹介している動画を発見しましたので、こちらも合わせてご紹介させて頂きます。あなたの好きな動物はどれでしょうか?^^ (youtube/コアラちゃんねるより)

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